土の魔物

 さてちょっとお仕事でへこむ中、今日もめげずにこのお話を書いている私。昨日は帰ってからテレビを見ていると、38年前のぬいぐるみの再生というお話にちとグスン、グスンで今日は木曜日、テニスのお話。3枠目の今週は「戦術」、この時期シーズンの、クレー(土)コートから、こんなお話です。

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 以前にもお話した「クレーコート」、どんなものかと言うと、一言でいえば「土」のコートですが、その土は微妙に違います。大きく分けて3種類ありまして…。
(1)イエロー・クレー  日本によくある例。学校の校庭でよく見られる粘土質の地面に真砂土を撒いたものです。
(2)レッド・クレー    俗に「アンツーカ」とも言われる赤いレンガの砕いた粉を撒いたものです。ヨーロッパ、南米はほとんどこれです。全仏オープンのコートもこれです。(この上の画像を)
(3)グリーン・クレー  特殊部隊の通称ではなく、変成岩を砕いて敷いたグリーンクレイの"ハートゥルー"といわれるものです。全米オープンでも1975年から1977年にかけてグリーンクレーを採用していました。

 そしてその特徴は
(1)総じて、バウンドは遅い 
クレーではボールが減速するため、コートの後ろで走り回る選手はボールに追いつきやすくなります。またボールがゆっくりと跳ねるので、しっかりと構えて打つこともできるようになります。(当てて返すだけというのはあまり使いません。)特に、ラケットを下から上に振り上げるトップスピンを得意とする選手にとっては絶好のコートということになります。一方のネットプレイヤーだが、その最大の武器であるボレーは、ショットそのものに威力があるわけではないため、相手の居ない所に返すというのがプレーの基本スタンスになるんですが、ボールが減速するクレーでは相手に追いつかれやすくなるというデメリットが生じてしまいます。
(2)最も足に負担がかからない
これは意外な話。ひたすら走り回ってという中で「結構足にくる」という例は多いかもしれませんが、コート自体がハードコートなどと違い、クッション性があるため、その点では足への負担が少ないわけです。

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 そこで求められるのは、攻める側としては振り幅、相手をどこまで走らせられるかにかかってきます。元々バウンドが遅いために、少々のボールでも追いつかれる(この時に足は滑っています。足の外側で滑り、内側で止める感覚です。)ためにコートを広く使うことが求められます。またしっかりとラケットを振るためにベースラインのかなり後ろ(ゾーン5)で構えています。ただ現在では打ち合うテンポが上がったためにやや前(ゾーン4)で構えている例も多くなりました。

 ということで、今日のお話はここまで。ちょっと気の重い中ですが、この後をきっちりとやっとかんとねと思う次第です。
(あんまし、引きずったらいかんよ、ミーシャ。)
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