80年目の悲願

 さてお仕事も整理が随分と進み、後は送るものを段取りするだけになった中で、このお話を書いている私。今日は木曜日、テニスのお話。4枠目の今週は「名勝負百選」、もうすぐ始まるデビスカップからこんな試合のお話です。
(ま~た誰も知らんネタをダラダラと書くんでしょ、ミーシャ。)

 2000年12月10日、デビスカップのワールド・グループ決勝、その最終日のシングルス第1試合、結果はこうでした。

フアン・カルロス・フェレーロ  6-2  レイトン・ヒューイット
(スペイン)          7-6   (オーストラリア)
                4-6
                6-4

 世界屈指のテニス大国でありながら、ここまで一度も優勝したことがない「テニス七不思議」のスペイン、しかしこの年はくじ運にも恵まれ、1回戦から決勝までのすべてのラウンドをホームで戦う事が出来ました。オーストラリアとの決勝もアウェイであればたぶん勝てなかったかもしれません。事実、これまで4度やってますが、スペインが勝ったのは2000年のこの1回だけで、あとは全てオーストラリアが勝っています。そしてスペインはオーストラリアが最も苦手、そして自分たちには最も有利なサーフェス、クレー(土)コートをバルセロナ、パラウ・サン・ジョルディに引いてオーストラリアを「もてなす」ことになりました。

 ロースターは準決勝のメンバーをそのまま送り込みましたが、ここでスペインはちょっと奇策を打ちました。本来であればエースのアレックス・コレッチャ(世界ランク8位)がシングルス2試合、ダブルス1試合に登場するはずでしたが、、3人目のフアン・カルロス・フェレーロをシングルスの(2)に起用してきました。これはコレッチャを使わざるを得ない場合は、最終日に使えるわけで(デビスカップの場合、各日の第1試合開始の1時間前までは出る選手を変えることができます。)初日から3試合をやる腹での負担をかけたくないという考えから来ています。

 初日(金曜日)のシングルス2試合は、ヒューイットがよもやコスタにフルセットの逆転勝ち、しかし2試合目、パトリック・ラフターはフェレーロ相手に大苦戦、何と第3セット半ばからは痙攣をおこし、第4セット途中で棄権負けとなります。2日目(土曜日)のダブルス、ここを取ればまだオーストラリアの首の皮はつながるのですが、世界ランク1位のウッドフォードでも流れは止められず、自滅でスペインの2-1として最終日を迎えました。

 ヒューイットはオーストラリアの選手としては比較的、クレーコート戦に対応できる選手で、初日はそのことを証明しました。しかしこの日は「自分がここで勝たなければ、2連覇はパーになる」という妙なプレッシャーがかかったまま、コートに上がってしまいました。立ち上がりでサービスを落とし、浮足立って3度のサービス・ブレイクを喰らい、続く第2セットもタイブレークで落として2セット・ダウン、第3セットを取って一息ついたものの第4セット、フェレーロの5-4リードで迎えた第10ゲーム、ヒューイットは自分のプレーをコントロールできないまま15-40、ここで勝ちを意識したかフェレーロがエラーでデュースに、そして2度目のアドバンテージで迎えたマッチ・ポイントでフェレーロがバックハンドのストレート・ショットを決めて、スペインは80年目で悲願の初優勝を果たしたのでした。

 そしてコレッチャはフェレーロを肩車して向かった先には、「もう1人のフアン・カルロス」現スペイン国王、フアン・カルロス1世陛下、そしてソフィア王妃がロイヤル・ボックスから下りてきました。そして2人のフアン・カルロスはがっちりと握手したのでした。というお話で今日の所はここまでに…。
(これ、な~んかどっかで聞いたような終わり方の文章やないの、ミーシャ?)
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