19回目の追悼、そして40回目の誕生日

 さて今日は憚りながら、私の誕生日、また育った兵庫にとっては『追悼の日』、あの時間ですが、今日はこのお話を書いてみたいと思います。
(せやね~、あの日はず~っと私と一緒におったもんね、ミーシャ。)

 あの日、外はまだ暗い日でした。当時は大学生でしたが、2回生(大学の学年のみ、標準語ではこう言います。)の後期試験が始まる初日だったのですが、そんなこんなでしばらく大学はお休みになっていました。そのため、その時期に予定されていた試験は「延期」となるはずが、入学試験の関係で後へずらすわけにもいかず、そのまま「認定」になりました。(大阪、関西地方の場合、大学の入学試験は1月初めから下旬に出願、2月の1週目に本番の試験をやります。そのため、単位の認定をやる時間が取れなかったという理由からです。)電車が止まり、両親を車で送り、何をしてということでしたが、この日が私の21歳の誕生日、そして起こった場所が私もよく知っていた場所であったために、結構ショックでした。

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 それからもう20年近くがたちます。そんな中、ミーシャの元に1本のラケットが来ました。私も使っているラケットのメーカー、ウィルソンから来たものですが、この会社も今年、2014年に「創立100周年」になります。数多くの名品を生み出してきた世界No.1ブランドです。オープン化(いわゆる、プロ選手の解禁ですね。1968年)以降、男子のATPツアー・コンピューター・ランキング1位になったのは26人います。その26人の使用したラケット(選手生活の中でラケットを変えたりする事もあるので、絶頂期に使ったという事で考えてください。)をブランド別に並べると1位は私も使用しているWilson(ウイルソン)、古い順にコナーズ、エドバーグ、クーリエ、サンプラス、フェデラーの5人ですが、この5人は同じラケットを使っていました。さらには女子でもクリス・エバートも使ってました。

 ウィルソンの逸品中の逸品、「プロスタッフ・ミッド」というラケットをこの5人は使っていました。1983年に登場して以来、2008年まで名前をチョコっと変えたりしつつも「ロングセラー」になっていました。25年というのは下手すりゃ1年以内で消えるラケット業界にあって、まず考えられない金字塔。厚さ17mm、フェース・サイズ85平方インチ、後ろからひたすら強打するもよし、ネットへ詰めて決めに行くもよしとオールラウンドに使えたものの、芯を外すと厳しいというちょっと敷居の高いものでしたが、「勝つ」ためにこの連中はこれを選びました。今年からミーシャが採用する「プロスタッフ 90」の原型となったモデルです。ただ私宛に来たものは「復刻版」です。

 ただ、トップモデルは徐々に時代を先取りしたモデルになるにつれ、このラケットはやや窓際に追いやられて行きました。製造が初期はカリブ海のセント・ビンセント島(ここで作られたモデルは状態が良ければ20万近くする事もある。)から台湾、中国に移ったのですが、一部のプロはその島で製造されたものしか使わないとか、工場まで行って自分で選んでいたとか色々と裏話もあります。あまたあるラケットを手にしてもやはりここに戻ってくる「なにか」がこのラケットにはあります。またそのDNAは現在の同社のラケットにも受け継がれています。

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 今年の4月26日、レジェンド・マッチでは創業100周年ということで、このラケットを使用します。またバッグも変わります。でも変わらないものが1つだけ。それはバッグについている「ミーシャ」、お姉ちゃんの試合を見に来たのですが、疲れてお姉ちゃんにおんぶしてもらっています。たま~にスヤスヤと寝ていたりすることも…。

 とか何とか言いながら「介護保険の納付者」になってしまった私ですが、今年はいい年になるといいなと思っています。
(ほれ、今年はピシッと締めないかんよ、ミーシャ。私もアンタのおんぶがしんどうなってきたんやしさぁ。)
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