馬年の虎

 さて昨日はとりあえず、恰好を付けたお仕事。その後でプールに行ってトドメに持ってきた100mIM×6本(2’30”)に危うく撃沈されそうになった「自業自得な」私。今日は日曜日、ミニカーのお話。2枠目の今週は「F1」、今月はこんな車のお話です。
(こら、アンタが「先生、やめて!」とかいうて、ドン引きされたいうのは聞いたんやけどね。ミーシャ。)

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 フェラーリ史上に残る名車、312Tシリーズ、そして同じく騎手の1人、「猛虎」ジル・ヴィルニューヴ、この2つが初めて出会った車「312T3」(1978年)が今月のお話です。チャンピオン・マシン「312T2」(フジテレビのF1オープニングのCGで出てきますが、これは1976年型です。)の後継として、1978年の第3戦で初めて導入され、実質ルーキーのヴィルヌーヴと「音速の州知事」「ミーシャのパパが大好き」カルロス・ロイテマンがドライブしました。

 エンジンは515馬力を発生していましたが、搭載されていたのは1970年から使い続けている水平対向12気筒エンジンでした。シャシーは完全に新しいものが製造されました。新しい構造のモノコックと312T2とは異なる配置のサスペンションが採用され、新しく採用されたミシュラン製ラジアル・タイヤに対応しました。ボディワークも外観が大きく変更され、より平らな形状のボディ上面によりリアウィングへの気流が改善しました。

 ロイテマンはブラジルGPで優勝し、ミシュラン・タイヤに記念すべきF1初優勝を贈りました。(この後2006年まで102勝(歴代4位)を重ねます。1位はグッドイヤー(アメリカ)の368勝、2位がブリヂストンの175勝、3位がピレリの108勝です。)ロイテマンはさらに3勝を挙げ、ヴィルヌーヴはホーム・レースの最終戦、カナダGPで自身のF1初優勝を挙げました。しかし、グラウンド・エフェクトを先んじて採用したウィングカー、ロータス・79がシーズンを席巻し、フェラーリはロータスに次ぐコンストラクターズランキング2位でシーズンを終えました。シーズン後、ロイテマンはロータスに移籍し、1979年に向けてジョディー・シェクター(南アフリカ)がチームに加わりました。そして世はグラウンド・エフェクト全盛を迎え、312Tシリーズはその「幅広の」水平対向エンジンがデザイン上のネックになるようになってきました。

 そしてフェラーリ史上、最も印象に残るドライバーとして有名なヴィルニューヴですが、彼は案外、普通の人(サーキットに自分のモーターホームを持ち込んで、そこで家族と寝泊まりしていた)だったんですが、ステアリングを握るとこんなことが…。
(1)恐怖のトライアル
後に犬猿の仲になるディディエ・ピローニと2人で、高速道路を時速270~280kmで走って、どちらが長い事スロットルを踏んでいられるか?を競っていました。また普通なら5時間以上かかるフィオラノからモナコまでの間を半分以下の2時間45分で走ったとも言われています。
(2)恐怖の同乗
シェクターが初めて同乗した際、ジルは混雑していて車の列の切れ目がほとんどない高速道路を、220km/h以上のスピードでジグザグ走行をしながらすり抜けたといわれています。その際、突如進路変更をしてきた大型車と接触しそうになると、ビルヌーブは少しも動揺せずにサイド・ブレーキを引いて瞬時に車を真横に向け、ドリフトによる減速でこれを回避しました。大型車のリアバンパーすれすれに自車のサイドボディが迫りながらも、ビルヌーブは余裕の表情を浮かべていまし。目的地に着いて車を降りた顔面蒼白のシェクターは「二度とあいつの運転する車には乗らない」とコメントしました。その一方、シェクターが運転している車の助手席にジルが乗っていたときは、突然フロントガラスの前に新聞紙を広げ「ジョディ、おまえの記事が載ってるぞ!」と叫ぶ危険極まりないいたずらも行っています。ただしハーベイ・ポスルスウェイトは「世界一安全な助手席」と言ってましたが、とある日に食事に行った際、脇道から飛び出してきたスクーターとあわやという際には「F1ドライバー、まさかの人身事故」が脳裏をよぎったとも語っています。
(3)まだまだ、恐怖は続きます。
この人の趣味に「ヘリコプターの操縦」がありましたが、ここでもその「恐怖」は続きまして、何とガス欠寸前で電線の近くでブラブラと乗り回していたこと(墜ちたら、即感電死です。)、目的地までギリギリの燃料しか積んでおらずエンジンをかけたり切ったりを繰り返して飛んだこともありました。

 ミニカーはサンクスのフェラーリ F1(2)(2008年)から、そして諸元はこんなものです。

車名          312T3

デビュー        1978年
全長          4250mm
全高          1010mm
全幅          2130mm
ホイール・ベース    2560mm
トレッド(前)     1620mm
    (後)     1585mm
車重           580kg(燃料、ドライバー含む)

エンジン        フェラーリ ティーポ015
形式          水冷レシプロ 水平対向12気筒 DOHC4バルブ
総排気量        2991.801cc
ボア×ストローク    80×49.6(mm)
Vバンク角       180度
最大出力        510馬力/12,200rpm
圧縮比         11.5
燃料噴射システム    ルーカス社製
点火システム      マニュエッティ・マレッリ/ダイノフレックス社製 電子制御
燃料          アジップ
オイル         アジップ

駆動方式        後輪駆動方式
変速機         前進5速 マニュアル横置き(+後退1速)
差動システム      リミテッド・スリップ・デファレンシャル

シャシー        アルミチューブ・セミ・モノコック
サスペンション(前)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プッシュ・ロッド
       (後)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プッシュ・ロッド
ブレーキ        ロッキード/ブレンボ社製 4輪ベンチレーテッド・ディスク(鋳鉄製ディスク)
ステアリング      ラック・アンド・ピニオン
タイヤ         ミシュラン
ホイール        スピードライン 13インチ
燃料タンク容量     200リットル

デザイナー       マウロ・フォルギエリ
ドライバー       カルロス・ロイテマン/ジル・ヴィルニューヴ

 ということで今日のお話はここまで。今日は町内会の廃品回収と「鏡開き」、お善哉をもらえるということで近所のラーメン屋から寸胴鍋を借りてきて、「全部下さい!」とか言ってやろうかと思うほど大好きな私ですが、今日も一日、寒い中ですが、元気に過ごしましょということで、忙しくなりそうです。
(これ、そんな物欲丸出しで行かへんの、ミーシャ。全くもう、もうええ年なんやからさぁ、もうちょい落ち着かないかんのやないの?)
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