無理やりになった白鳥

 さて12月のお休みの中で、することしとかんとという中でこんな時間から起きている私。今日は日曜日、ミニカーのお話。2枠目の今週は「F1」、フェラーリの1時代を支えたこんな車のお話です。
(そして、またオチのない文章が始まるんやね、ミーシャ。)

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 1970年代のフェラーリ、市販車、そしてF1は同じ水平対向エンジンを採用していました。(ただし、厳密にいうと180度V12エンジンにはなりますが…。)そしてその名車「312T」シリーズの4代目に登場したのが今月のお話「312T4」(1979年)です。

 1979年シーズンに向け、フォルギエリはロータス(ロータス79)に追随しグラウンド・エフェクトを採用しなければならないと気づかされました。新型は前作、T3をベースとして、空力に大幅な改良が加えられました。セミ・モノコックはバスタブ型から細い箱型に変更され、コクピット後方に燃料タンクを収納していました。両脇のサイドポッド内にはグラウンド・エフェクトを発生するベンチュリ構造が取り付けられました。(つまり車体底面は曲面(凸面)になっており、これでダウンフォースを生み出す仕掛けです。)しかし、横幅の広い水平対抗エンジンが空気の流路の邪魔になってしまい、排気管の取り回しやシリンダーヘッドの形状を改良したものの、理想的なウィングカー構造には成り得ませんでした。

 フロント部分はテーブル状のアッパーカウルの下からステーを伸ばし、フロントウィングを突き出す形状に一新されました。その特異な外観から「醜いアヒルの子」と揶揄されていました。市街地コースのロングビーチやモナコでは、リヤウイングを後車軸よりも前に取り付ける例もあり、当時は後車軸より前に取り付けられているものはリヤウイングの寸法(全幅110cm以内)ではなくボディの寸法(全幅140cm以内)とされていたため、より大きなダウンフォースを稼ぐことができました。

 312T4は1979年南アフリカGPでデビューし、緒戦でワンツーフィニッシュを飾りました。リジェ・JS11、ルノー・RS10、ウィリアムズ・FW07といったライバル車に対し、312T4は必ずしも最速のマシンではありませんでしたが、信頼性や扱いやすさに優れており、ヴィルヌーヴとシェクターが3勝ずつの計6勝を挙げた。勝利以外にも着実な成績を残し、フェラーリは5シーズンで4度目のコンストラクターズタイトルを獲得するとともに、シェクターも生涯で唯一のドライバーズタイトルを獲得しました。

 またシーズン・オフのテストには、312T4向けのセミ・オートマチック・トランスミッションシステムが開発されていたが、実戦投入されることはありませんでした。この理由はヴィルヌーヴが嫌ったためですが、ジョン・バーナードの加入後に開発が再開され、1989年の「走るカモノハシ」640にて実戦初投入されました。ただフェラーリはこの次の年にえらいことになります。

 ミニカーはダイドーのもの、この車はタミヤのプラモデルになりましたが、やたらとパーツが割られているためにかなり組みにくいと言われています。ということで、皆さんお楽しみの諸元はこちら。

車名          312T4

デビュー        1979年
全長          4460mm
全高          1010mm
全幅          2120mm
ホイール・ベース    2700mm
トレッド(前)     1700mm
    (後)     1600mm
車重           590kg(燃料、ドライバー含む)

エンジン        フェラーリ ティーポ015
形式          水冷レシプロ 水平対向12気筒 DOHC4バルブ
総排気量        2991.801cc
ボア×ストローク    80×49.6(mm)
Vバンク角       180度
最大出力        515馬力/12,300rpm
圧縮比         11.5
燃料噴射システム    ルーカス社製
点火システム      マニュエッティ・マレッリ/ダイノフレックス社製 電子制御
燃料          アジップ
オイル         アジップ

駆動方式        後輪駆動方式
変速機         前進5速 マニュアル横置き(+後退1速)
差動システム      リミテッド・スリップ・デファレンシャル

シャシー        アルミチューブ・セミ・モノコック
サスペンション(前)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プッシュ・ロッド
       (後)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プッシュ・ロッド
ブレーキ        ロッキード/ブレンボ社製 4輪ベンチレーテッド・ディスク(鋳鉄製ディスク)
ステアリング      ラック・アンド・ピニオン
タイヤ         ミシュラン
ホイール        スピードライン 13インチ
燃料タンク容量     190リットル

デザイナー       マウロ・フォルギエリ
ドライバー       ジョディ・シェクター/ジル・ヴィルニューヴ

 ということで今日のお話はここまで。寝起きで書いたにしてはかなり真面目に書きましたが、こんな所でいかがでしょうか?
(これこれ、そんな無茶せんと、ゆっくり寝とりや、ミーシャ。)
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