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市販車もF1も

 さて昨日はテニスにプールに髪切りに、そしてとどめに中古車の物件を見に行って、「これ、当たりじゃない?」と思った「フィーバー」な私。なぜかというと、内装はベージュ(これは注文時に言うとかんといけません。)、外板は赤(これもメーカーオプションです。)、各種安全装備もてんこ盛り、見れば見るほど「当たり感」が強いわけですが、そんな今日は日曜日、ミニカーのお話。1枠目の今週は「市販車」、今日はこんなお話です。
(これ、「当たり」というても、事故った「当たり」がないようにね、ミーシャ。)

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 F1の名門チーム、マクラーレン、過去ホンダ、プジョー、メルセデスなど各社のエンジンを使ってきましたが、現在はルノーです。(1990年代にマクラーレンは当時の最強エンジンと言われたルノーと組むことが取りざたされましたが、ルノーの「エルフ社(現 トタル)以外のガソリンを使うことは不可」という条件に対して、当時のガソリンのサプライヤーのシェルに配慮して、この話をボツにした経緯があります。)とはいえ、一番長かったのはメルセデス、1995年から2014年まで20年間、ともにF1を戦ってきたわけですが、その両者が市販車でタッグを組んだ「SLR マクラーレン」(2003年)というモデルがあります。

 メルセデス・ベンツが「SLR」という記号を世に問うのは、実は今回が初めてではありません。初代のメルセデス・ベンツ300SLでの経験と1950年代のF1マシンであるW196の技術の融合によって生み出された「300SLR」が「1950年代に最も成功をしたレーシング・モデル」として、誕生から半世紀を経た今になってもその名を世界に残しているからですが、その一方でそうした「SLR」の文字が、メルセデスとモータースポーツとの関係を語る上で忘れる事の出来ない暗い影を投げ掛けるのを知る人も多いだろう。(このお話の中でも何度か出てきますが、1955年のル・マン24時間レースでメルセデスがやらかした大クラッシュで、多数の死傷者をもたらす大惨事のことです。このためにメルセデスはモータースポーツへの参加をその後、長い期間に渡って休止せざるを得なくなりました。)そんななかで、2003年のフランクフルトショーで登場しました。

 エンジンはAMGがこの車のためだけに開発したスーパー・チャージャー付きの5400cc V8で、100km/hまでは3.8秒、これは、フロントエンジンながら、ランボルギーニ・ムルシエラゴやポルシェ・カレラGTに匹敵する値です。 でもトランスミッションは、競合車種がマニュアルヤセミAT(DCTなど)であるのに対して、メルセデスの他の車種にも搭載されている5速ATを採用している。これは競合車種よりもイージードライブが可能であることを表し、普段からSクラス向けなどで大トルクに対応するATを開発しているメルセデスならではの特徴ともいえます。(むしろ、メルセデスはトルク重視のエンジンを作る側面があります。これは比較的車体寸法が大きいモデルが多いからともいえます。)ボディは軽量化と高い剛性を満たすカーボン・コンポジットを主体としたモノコックです。また、エアブレーキ機能を採用しており、120km/h以上からのブレーキング時にリアウイングを跳ね上げることで、空気抵抗とダウンフォースを高め、車両の安定性とブレーキ性能を向上させています。

 そしてこの車のオーナーの1人が、当時のマクラーレンのチーム代表、「F1界のドリー・ファンク・ジュニア」ロン・デニスです。元々F1のメカニックだった彼は「プロジェクト4」というF2チームを率いていましたが、1980年に成績低迷のマクラーレンに対して、マールボロの意向で両者が合併、デニスは旧マクラーレンの経営陣を追い出し、自身がトップに座ることになりました。その後2017年までデニスはチームの株を保有していましたが、現在はマクラーレンからは離れています。デニスはこの車を通勤に使っていたのですが、事務所までの間に池があり、車が通ると下から橋がせり上がるというかなり凝った仕掛けがされていました。また偏屈そうに見えますが、案外人情家の一面があり、トランスポーターの運転手を採用する際、面接でデニスは「いつから来られる?」と問うたところ、そのスタッフが「週末に結婚式を挙げるので、来週からにして欲しい」と答えました。デニスは続けざま「じゃあ新婚旅行はどうするんだ?」と聞き、スタッフが「これまで失業中だったから、お金がないので行かないつもりです」と答えると、ロンは「この仕事についたら休日に家を空けることが多くなるから」と、自身のポケットマネーで週末のハネムーンをプレゼントしたtというエピソードがあります。

 ミニカーはサンクス(京商)のもの(2005年)、そして今日も出ちゃいましたゴチピタリ賞じゃなかった諸元はこちら。

車名          SLR マクラーレン

デビュー        2003年
製造          2003~2009年
全長          4656mm
全高          1261mm
全幅          1908mm
ホイール・ベース    2700mm
トレッド(前)     1638mm
    (後)     1569mm
車重          1768kg

エンジン        メルセデス M155 SLR
形式          水冷レシプロ V型8気筒 SOHC3バルブ +スーパー・チャージャー
総排気量        5439cc
ボア×ストローク    97×92.0(mm)
Vバンク角       90度
最大出力        626馬力/6,500rpm 
最大トルク       79.5kg-m/3,250rpm  
圧縮比         9.0
燃料噴射システム    ボッシュ社製 電子制御
点火システム      ボッシュ社製 電子制御

駆動方式        後輪駆動方式(FR)
変速機         メルセデス社製 前進5速 オートマチック縦置き(+後退1速)
差動システム      ZF社製 リミテッド・スリップ・デファレンシャル

シャシー        カーボンファイバー・モノコック
サスペンション(前)  独立懸架 ダブルウィッシュボーン式
       (後)  独立懸架 ダブルウィッシュボーン式
ブレーキ        4輪ベンチレーテッド・ディスク(+ABS)
ステアリング      ラック・アンド・ピニオン
タイヤ         (前)245/40ZR18(後)295/35ZR18
燃料タンク容量     98リットル
ボディ・スタイル    2ドア・ロードスター
乗車定員       2名

 ということで今日のお話はここまで。今日はこれから実家に勤労奉仕(決して、肉体奉仕ではありません。)に行ってきます。
(ほれ、アンタが来んとパパもママも大変なんやわ、ミーシャ。)
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市販車もF1も

こんにちは~

メルセデス・ベンツ SLR!
このクルマ、近くの修理工場屋さんに止まってます。

工場の真ん前にとめてありますので
迫力があって 怖くてとても近寄れません。
(工場の中も 怖くて覗けません・・・)

スーパー・チャージャー付きの5400cc V8って、
これまた凄いスペックですね。
こんなクルマ、一度でいいから乗ってみたいものです。



さて、今夜アメリカGPですね。
とても楽しみ!
ですが、朝方なので 朝起きて結果だけ見る事になりそうです。
(明日は仕事だし・・・)





tomパパさん、コメントありがとうございました。

へぇ~。そんなところに1台ありましたか。確かに止めてあったら、「これ、もしかして…?」ということになりそうですね。

結局メルセデスがチャンピオン獲得と、「お約束」のような終わり方をしましたが、ここまで勝ちっぱなしというのも何か「面白くない」ところですね。

またコメントいただければ幸いです。
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