銀のや
さて昨日は台風一過、丸一日、テレビを見ながら、お勉強していた私。そのテレビも台風がらみばかりで、周りはえらい事になっている今日は日曜日、ミニカーのお話。2枠目の今週は「F1」、今日はこんなお話です。
(これ、静かにはかどったんやないの、ミーシャ?)

現在のF1を牛耳る「銀の矢」、メルセデスですが、その中でも「W06 ハイブリッド」(2015年)というモデルがあります。前年モデル「W05」の正常進化版として登場しました。レギュレーション変更に合わせたローノーズは、前作よりも細いシェイプになったのですが、先端に突起物を持たないシンブルな形状は維持しています。(「先端の突起」と聞いて、妙なことを妄想してはいけません。)いまや空力を優先してデザインされると言われる前後のサスペンションも前年モデルからのコンセプトを引き継いでいます。したがってW06は完全な新車というよりも、W05が成長した兄弟のようなマシンで、ノーズ以外は見分けがつきにくいほど似ています。つまり、メルセデスAMGはすでに持っている貯金で博打を打つようなギャンブルはせず、今年はその貯金を賢く使おうと考えたわけです。
そして迎えた2015年シーズンは、ドライバー2人はそのまま続投、シーズン前から好調で、「今年も本命」感ありありでシーズンに突入しました。第2戦、マレーシアでフェラーリに星を落とした後、開発ペースを上げましてハミルトンが第6戦モナコGPから第12戦イタリアGPまで7戦連続でポールポジションを獲得するなど速さを見せました。一方で、同じ時期にチームはスタートという新たな問題を抱え、第9戦イギリスGPや第10戦ハンガリーGPなどで順位を下げるケースが目立ち、ハンガリーでははじめて2人とも表彰台を逃してしまいました。また、第13戦シンガポールGPでは突如失速したものの、その後は再び調子を取り戻してロズベルグが6戦連続でポールポジションを獲得し、5戦で1-2フィニッシュを飾って第15戦ロシアGPでコンストラクターズタイトルを、そして第16戦アメリカGPでハミルトンがドライバーズタイトル2連覇を達成、結果的には19戦中16勝、うち12回がワンツーフィニッシュで、ワンツーフィニッシュの回数は前年を上回る結果となったものの、予選での差がちょっと縮まった感があったシーズンでした。
またこのメルセデスGPというチームはその系譜をたどっていくと、ブラウンGP → ホンダ → BAR、そしてその元々は「ティレル」にたどり着きます。現在の体制になったのは2010年からですが、メルセデス自体は3度目のF1になります。1950年代の1度目、1990年代のエンジン供給時代に続いてのF1ですが、2021年から再びマクラーレンと組む予定です。
ミニカーはスパークのもの、最近このサイズはなかなかないものでして…。そして今日も蔵出し、諸元はこちら。
車名 W06 Hybrid
デビュー 2015年
全長 5000mm
全高 950mm
全幅 1800mm
ホイール・ベース
トレッド(前)
(後)
車重 702kg(燃料、ドライバー含む)
エンジン メルセデス・ベンツ PU106B
形式 水冷レシプロ V型6気筒直噴 DOHC4バルブ + ターボ
総排気量 1600cc
ボア×ストローク
Vバンク角 90度
最大出力 600馬力以上/15,000rpm(推定)
圧縮比
燃料噴射システム マクラーレン・エレクトリック・システム(MES)社製 デジタル電子制御
点火システム マクラーレン・エレクトリック・システム(MES)社製 電子制御
エネルギー回生システム モーター・ジェネレーター・ユニットによるハイブリッド・エネルギー回生。MGU-Kはクランクシャフトに、MGU-Hはターボチャージャーに接続(リチウムイオン・バッテリー使用)
燃料 ペトロナス Primax
オイル ペトロナス Syntium & Tutela
駆動方式 後輪駆動方式
変速機 前進8速 セミ・オートマチック縦置き(+後退1速)
差動システム ZF社製 リミテッド・スリップ・デファレンシャル
シャシー カーボン・コンポジット・モノコック
サスペンション(前) 独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プッシュ・ロッド
(後) 独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プル・ロッド
ブレーキ 4輪ベンチレーテッド・ディスク(カーボン製ディスク)
ステアリング ラック・アンド・ピニオン
タイヤ ピレリ
ホイール O.Z 13インチ
燃料タンク容量
デザイナー アルド・コスタ/パティ・ロウ/ジェフ・ウィリス
ドライバー ルイス・ハミルトン/ニコ・ロズベルグ
ということで今日のお話はここまで。台風一過で町内会の廃品回収を終わらせた後は車の点検その他とちょっとドタバタになりそうです。
(ほれ、あんまし無理したらいかんよ、ミーシャ。)
(これ、静かにはかどったんやないの、ミーシャ?)

現在のF1を牛耳る「銀の矢」、メルセデスですが、その中でも「W06 ハイブリッド」(2015年)というモデルがあります。前年モデル「W05」の正常進化版として登場しました。レギュレーション変更に合わせたローノーズは、前作よりも細いシェイプになったのですが、先端に突起物を持たないシンブルな形状は維持しています。(「先端の突起」と聞いて、妙なことを妄想してはいけません。)いまや空力を優先してデザインされると言われる前後のサスペンションも前年モデルからのコンセプトを引き継いでいます。したがってW06は完全な新車というよりも、W05が成長した兄弟のようなマシンで、ノーズ以外は見分けがつきにくいほど似ています。つまり、メルセデスAMGはすでに持っている貯金で博打を打つようなギャンブルはせず、今年はその貯金を賢く使おうと考えたわけです。
そして迎えた2015年シーズンは、ドライバー2人はそのまま続投、シーズン前から好調で、「今年も本命」感ありありでシーズンに突入しました。第2戦、マレーシアでフェラーリに星を落とした後、開発ペースを上げましてハミルトンが第6戦モナコGPから第12戦イタリアGPまで7戦連続でポールポジションを獲得するなど速さを見せました。一方で、同じ時期にチームはスタートという新たな問題を抱え、第9戦イギリスGPや第10戦ハンガリーGPなどで順位を下げるケースが目立ち、ハンガリーでははじめて2人とも表彰台を逃してしまいました。また、第13戦シンガポールGPでは突如失速したものの、その後は再び調子を取り戻してロズベルグが6戦連続でポールポジションを獲得し、5戦で1-2フィニッシュを飾って第15戦ロシアGPでコンストラクターズタイトルを、そして第16戦アメリカGPでハミルトンがドライバーズタイトル2連覇を達成、結果的には19戦中16勝、うち12回がワンツーフィニッシュで、ワンツーフィニッシュの回数は前年を上回る結果となったものの、予選での差がちょっと縮まった感があったシーズンでした。
またこのメルセデスGPというチームはその系譜をたどっていくと、ブラウンGP → ホンダ → BAR、そしてその元々は「ティレル」にたどり着きます。現在の体制になったのは2010年からですが、メルセデス自体は3度目のF1になります。1950年代の1度目、1990年代のエンジン供給時代に続いてのF1ですが、2021年から再びマクラーレンと組む予定です。
ミニカーはスパークのもの、最近このサイズはなかなかないものでして…。そして今日も蔵出し、諸元はこちら。
車名 W06 Hybrid
デビュー 2015年
全長 5000mm
全高 950mm
全幅 1800mm
ホイール・ベース
トレッド(前)
(後)
車重 702kg(燃料、ドライバー含む)
エンジン メルセデス・ベンツ PU106B
形式 水冷レシプロ V型6気筒直噴 DOHC4バルブ + ターボ
総排気量 1600cc
ボア×ストローク
Vバンク角 90度
最大出力 600馬力以上/15,000rpm(推定)
圧縮比
燃料噴射システム マクラーレン・エレクトリック・システム(MES)社製 デジタル電子制御
点火システム マクラーレン・エレクトリック・システム(MES)社製 電子制御
エネルギー回生システム モーター・ジェネレーター・ユニットによるハイブリッド・エネルギー回生。MGU-Kはクランクシャフトに、MGU-Hはターボチャージャーに接続(リチウムイオン・バッテリー使用)
燃料 ペトロナス Primax
オイル ペトロナス Syntium & Tutela
駆動方式 後輪駆動方式
変速機 前進8速 セミ・オートマチック縦置き(+後退1速)
差動システム ZF社製 リミテッド・スリップ・デファレンシャル
シャシー カーボン・コンポジット・モノコック
サスペンション(前) 独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プッシュ・ロッド
(後) 独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プル・ロッド
ブレーキ 4輪ベンチレーテッド・ディスク(カーボン製ディスク)
ステアリング ラック・アンド・ピニオン
タイヤ ピレリ
ホイール O.Z 13インチ
燃料タンク容量
デザイナー アルド・コスタ/パティ・ロウ/ジェフ・ウィリス
ドライバー ルイス・ハミルトン/ニコ・ロズベルグ
ということで今日のお話はここまで。台風一過で町内会の廃品回収を終わらせた後は車の点検その他とちょっとドタバタになりそうです。
(ほれ、あんまし無理したらいかんよ、ミーシャ。)
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コメントの投稿
銀のや
こんにちは~
F1:鈴鹿GP!今日ですね (*^_^*)
土曜日のプラクティスが無なく、セッティングが難しい中ではありますが、
接戦の面白いレースとなってもらいたいものです。
クライマックスシリーズも、面白くなって来ました。
阪神、これからこれから!!
応援しております (*^_^*)
F1:鈴鹿GP!今日ですね (*^_^*)
土曜日のプラクティスが無なく、セッティングが難しい中ではありますが、
接戦の面白いレースとなってもらいたいものです。
クライマックスシリーズも、面白くなって来ました。
阪神、これからこれから!!
応援しております (*^_^*)
銀のや
tomパパさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
あれ、もう終わったんですか?
1日で全部終わらせるのは過去に数度ありましたが、今日はドタバタの中ですね。
そしてただいまタイガースは1点勝ってます。
今晩のバレーボール、ラグビーまで、テレビのリモコンを動かす手が忙しくなりそうです。
あれ、もう終わったんですか?
1日で全部終わらせるのは過去に数度ありましたが、今日はドタバタの中ですね。
そしてただいまタイガースは1点勝ってます。
今晩のバレーボール、ラグビーまで、テレビのリモコンを動かす手が忙しくなりそうです。