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巨星の後

 さて昨日もドタバタのお仕事、その後はさてとお隣のスーパーで買い物しようにも、お目当てが全部売り切れていたために、別メニューになった「調整中」の私。今日は日曜日、ミニカーのお話。2枠目の今週は「F1」。今日はF1日本GPの決勝ということで、そのコースである鈴鹿からこんなお話です。
(これ、何を「調整中」やというの、ミーシャ?)

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 今月はこちら。先月の改良型、ウィリアムズの「FW16B」(1994年)です。セナの事故死以降、クルクル変わるレギュレーションに振り回されっぱなしの各チームでしたが、シーズン中盤の第9戦、ドイツGPからは車体底面に厚さ10mm(1cm)の木製の板(スキッド・ブロック)をつけることが義務付けられました。FIAはスピード抑制策の一環として、翌1995年からの導入を予定していたステップドボトムの前倒し導入を決めたのですが、そんな大掛かりな変更にシーズン中対応するのはチーム側には無理なわけで、その暫定的な代替案としてチーム側から「じゃあ、こんなんでどうでしょう?」と提案されたのが「厚さ1cmの合板パネル『スキッドブロック』をフロア底面中央部に取り付けることで、ボトム部にステップを作り出す」という策です。これで、フロア面で得られるダウンフォースは大幅に削減できるし、少しでもグラウンドエフェクトを得よう、ダウンフォースを得ようと車高を下げるとスキッドブロックが削れるから、これをレース後に測定すれば最低地上高規定を守っているかも一目瞭然です。(1mm以上削れていると「失格」になります。)

 この時点で投入されたものが「B」なのですが、おもな改良点はサスペンション・ジオメトリーの修正、サイド・ディフレクター(パージ・ボード)の大型化、サイドポンツーンの小型化などで、新たにショートストローク化したRS6B/Cを搭載しました。 この結果、序盤の神経質なマシン挙動は影をひそめ、デイモン・ヒルも出場停止中のシューマッハを猛追、ついに1ポイント差まで詰めました。しかし、ドライバーズランキングはデイモン・ヒルが最終戦のオーストラリアでシューマッハと接触リタイヤで2位に終わりましたが、ウィリアムズはコンストラクターズチャンピオンの死守に成功しました。またセナの後任にはテストドライバーだったデビッド・クルサードが座りましたが、終盤3レースは「2年前の喧嘩別れ」ナイジェル・マンセルを呼び戻しました。(この件には当時のF1のボス、バーニー・エクレストンの意向がかかっています。セナ亡き後のF1の人気低下を危ぶんだエクレストンがマンセルを呼び戻すことを画策して、ウィリアムズに話を持ち掛けたといわれています。) 

 そしてこの車は私が最初で最後の「鈴鹿」でF1を見た年のモデルになります。スタート前にビビアーニ女史(セナ財団の代表、アイルトン・セナの実姉、ブルーノ・セナの母親になります。この年に実弟、そして翌年には夫を自動車がらみで失くしています。このため、実子ブルーノのレース活動には猛反対し、ブルーノもレースからは距離を置くようになったのですが、セナの友人でもあるゲルハルト・ベルガーがビビアーニを説得し、ブルーノはレースをすることになりました。)のあいさつがあり、史上初めての豪雨の中でのスタートという「ある意味」異様な雰囲気の中でのレースでしたが、そのためにクラッシュ続出、しまいにはF1マシンによる人身事故を生で見る始末でついにレースは中断。その後2ヒート制(中断までの間を1本目、そこから残り周回を2本目として、1本目と2本目の合計タイムで勝者を決める方式です。)で最終的には行われました。最終ラップで「アメリカ帰りのアナログおじさん」マンセルがシケインでアレジをぶち抜いたのは思わず腰を抜かしましたとさ。

 ミニカーはアオシマのもの、それをデカールで加工し、パージボードその他もそれらしく「高田純次」的に作ったものです。(よく見ると、サイド・ポンツーンの青とパージ・ボードの青の部分はかなり色が違ってますな。)そして今日も出た出た、月が出たじゃなかった諸元はこちら。

車名          FW16B

デビュー        1994年
全長          4200mm
全高          不明
全幅          不明
ホイール・ベース    2990mm
トレッド(前)     1670mm
    (後)     1590mm
車重           525kg(燃料、ドライバー含む)

エンジン        ルノー RS6B/C
形式          水冷レシプロ V型10気筒 DOHC4バルブ(ニューマチック・バルブ)
総排気量        3498cc
ボア×ストローク    95×49.3(mm)(推定)
Vバンク角       67度
最大出力        790馬力以上/14,600rpm以上(推定)
圧縮比         
燃料噴射システム    マニュエッティ・マレリ社製 電子制御
点火システム      マニュエッティ・マレリ社製 電子制御

燃料          エルフ
オイル         エルフ

駆動方式        後輪駆動方式
変速機         ウィリアムズ社製 前進6速 セミ・オートマチック縦置き(+後退1速)
差動システム      ZF社製 リミテッド・スリップ・デファレンシャル

シャシー        カーボンファイバー・モノコック
サスペンション(前)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プッシュ・ロッド
       (後)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プッシュ・ロッド
ブレーキ        4輪ベンチレーテッド・ディスク
ステアリング      ラック・アンド・ピニオン
タイヤ         グッドイヤー
ホイール        O.Z 13インチ
燃料タンク容量     不明

デザイナー       パトリック・ヘッド/エイドリアン・ニューウェイ
ドライバー       デイモン・ヒル/デビッド・クルサード/ナイジェル・マンセル

 ということで今日のお話はここまで。今日と明日はお休みですが、さてのんびりともいかない状況です。
(ほれ、あんましダラダラとしとってもいかんのよ、ミーシャ。)
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