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再び戻った

 さて今日はしんどいはずが、やたらとあっさりと終わったお仕事、「絶対、この裏にはなんかある。」と思っている中でこのお話を書いている「疑心暗鬼の」私。今日は火曜日、映画のお話。1枠目の今週は「ボンド」、今日はこんなお話です。
(これ、あんまし疑ってばっかりではいかんよ、ミーシャ。)

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 ボンドの飲む酒のド定番、「ウォッカ・マティーニ」、一般的に、マティーニはジンとベルモットをステア(stirred 材料と氷をミキシンググラスに入れ、スプーンで手早くかき混ぜて作る方法)して作るカクテル。ボンドが注文した「ウォッカマティーニを、ステアせずにシェーク(shaken シェーカーを使って材料を混ぜ合わせて作る方法)で(vodka martini, shaken, not stirred. )」は、ベースとなるリキュールも調理技法も異なります。ボンドの愛したマティーニは、カクテルの王様・マティーニの王道レシピとは大きく離れていたため、映画を見ていたオーディエンスは衝撃を受けたと言います。この中で出てくるウォッカは「スミルノフ」(スミノフ Smirnoff)というブランドです。

 1864年、ウオッカ発祥の地・ロシアで、ピョートル・A・スミノフによって誕生し、そのクオリティの高さゆえ、時のロシア皇帝・アレクサンドル3世に「皇室だけのウオッカにしたい」と言わしめ、ロシア皇帝御用達の栄誉を得ました。1930年代~1950年代には、アメリカでのカクテル革命の火付け役となり、モスコミュールやスクリュードライバー(間違ってもクマの爪が高速回転するわけではありません。)、ブラッディマリーといった、現代の定番カクテルを生み出し、カクテル文化を世に浸透させました。その後、世界各国で認められ、今や販売量世界1位のものです。

 しかし、所有権の絡みは二転三転しまして、1982年、R.J.レイノルズ・タバコ・カンパニー(「キャメル」「セーラム」などを持っているアメリカのタバコ会社です。)に買収されるのですが、1987年に、イギリスのグランド・メトロポリタン社(Grand Metropolitan)が、買収します。1997年に、そのグランド・メトロポリタン社が、アイルランドのビールメーカーのギネス社(「ギネスブック」の発行元でもあるアイルランドのビール会社です。)と合併、ディアジオ社となり、スミノフもディアジオのブランドとなります。

 日本では2009年からキリンビールが販売権を持っており、。2009年6月にはキリン・ディアジオ両社の合弁会社として「キリン・ディアジオ株式会社」を設立しています。また2015年7月より、日本市場向けのスミノフウォッカ、及びスミノフブランドの全製品は、韓国・京畿道利川(イチョン)市のDiageo Korea工場で製造され、日本に出荷されています。

 ただ、1962年の第1作『ドクター・ノオ』でショーン・コネリーがウォッカ・マティーニをシェイクするよう注文してから40年間、ボンドのマティーニのベースとなるウォッカは“スミルノフ”ブランドでした。ところが、第20作『ダイ・アナザー・デイ』(2002年)では、ブランドが「フィンランディア」に変わっていました。これはスミルノフ側が、ボンドファンの年齢層と自社が求めている購買年齢層が合わないため、今後のタイアップを断ったことが理由でしたが、第21作「カジノ・ロワイヤル」ではまた元に戻りました。現在でもボンドはスミノフのウォッカを愛飲しています。

 ということで今日のお話はここまで。私は蒸留酒はめったに飲みませんが、「悪酔いしない」ということで、今日もシュポンと開けましょ。
(これ、あんまし飲んでば~っかりではいかんよ、ミーシャ。)
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