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張り、キュー

 さてこのお盆の間に帰省するかどうかでちょっとお悩みの中、今日も真面目にこのお話を書いている「歴史の」私。今日は木曜日、テニスのお話。1枠目の今週は「名品」、今日はこんなお話です。
(これ、そこで「次の五輪には出られなくても~」とかやるつもり、ミーシャ?)

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 テニスのラケット、ガット(糸)を張って何とやらということですが、この「ストリンギング」(ガット張り)にはそれ用の機械があります。一昔前ではバネ式、分銅式などがありましたが、最近ではコンピューター制御の「電動式」がほとんどです。各社それぞれにありますが、一番有名なものにウィルソンの「バイ×グ×」じゃなかった「バイアルド」(Baiardo)というものがあります。2009年に登場しました。

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 現在、ウィルソンは4大メジャーのうち、2つ、オーストラリアとUSオープンで公式ストリング・サービスを提供しています。 選手には、それぞれ『ストリングはここで結んでほしい』 『ラケットの表裏を逆に張ってほしい』などの好み(中身によってははっきり言って、「それ、何のため?」というものもあります。)があり、4大メジャーのオフィシャル・ストリンガーになるには、そうした要 望に応えられるだけの高い技術が必要です。フレンチオープンやウィンブルドンに比べ、オーストラリアンオープンとUSオープンでは、ナイター設備が整っているた め、試合が行われている時間が長くなるわけですが、それと比例 して選手をサポートするオフィシャル・ストリンガーの仕事時間も長くなります。(基本的には、その担当している選手が負けるまで、同じストリンガーがやります。分担してというわけではありません。)試合中に突然の張り替えがあるかもしれず、 そ のために待機しておかなければならないからです。オフィシャル・ストリンガーは、朝6時半から夜中2時くら いまでストリンガー・ルームでストリングを張ることも珍しくなく、1日に張るストリングは20~30本ほどになることもあります。(また、この際の夕食を「ピザ・パーティ」ということがありますが、これは仕事中に摘まめるように宅配ピザなどをストリンギング・ルームに取り寄せることに由来しています。また、大会側も近所のピザ屋その他を押さえていることは結構あります。)プロのシビアな要求に応えるため神経と体力を使うのだが、ストリングマシーンがウイルソンの『バイアルド』になってから、「同じ時間スト リングを張っても疲労度が軽減した」という声が出てくるよう になりました。それは、従来のストリングマシーンでは不可能だった、ストリンガーの身長(当然、高い人は台の高さは高くなります。そうしないと腰に来ます。)や好みに合わせたセッティングが出来るからです。以前は、仕事が終わった後、マッサージを受ける(間違っても、ここで全裸になっているわけではありません。)ストリンガーもいたほどです。しかし今では「長時間張った後の疲労度がまったく違う」と言うんです。(そりゃそうですわね、ず~っと立ちっぱのお仕事ですんでね~。)このストリンガーに優しいマシーンは、高い技術を持ったストリンガーの技術を更に高い次元で発揮させることができるわけです。

 ただ、結構お値段はします。これで一式日本円で60万から70万ほどします。もっと高いのはフランスのTF社の「エルゴ×ッチ」(120万ほど)、B社の「ス×ー5」(軽自動車1台分ほど)などがあります。

 ということで今日のお話はここまで。只今、俳句を見ています。ちょっとこの後は色々とお話をしておくこともありまして、まだまだすっきりとはいかない次第です。
(ほれ、あんましあれこれ欲張ったらいかんよ、ミーシャ。)
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