究極のやらせ

 さて今日はまたもやお仕事で人助け、結局他人の分の一部をかぶった「窮窮の」私。今日は火曜日、映画のお話、2枠目の今週は「ミーシャのマニアック映画劇場」、今日は只今話題の北朝鮮、今日が労働党の創建記念日の祝日という事から、こんな作品のお話です。
(ほれ、そないに言わんと、なんかええ事あるよ、ミーシャ。)

 今月はこちら。北朝鮮の友好国(一応ね)、最近何やら怪しげな動きをしているロシア(この辺は中村先生に聞いてください。ノリノリで語っちゃいます。)、その友好的なご招待が、一転して隠し撮り(間違っても「更衣室の盗撮」ではありません。)で洗いざらいを暴露した衝撃作「太陽の下で  -真実の北朝鮮- 」(2015年 ロシア)(原題 В лучах Солнца(ロシア語) Under the Sun(英語))という作品があります。ロシアのドキュメンタリー映画監督ヴィタリー・マンスキーと北朝鮮当局の共同制作で1年の期間をかけて、8歳の少女が「朝鮮少年団(旧ソ連でいうピオネール、中国の少年先鋒隊など))」に入団し、故・金日成(キム・イルソン)主席の誕生日である太陽節を祝う行事を準備する過程を記録する映画として撮影が始まったのですが、それが全て北朝鮮当局による演出である事に気づいたマンスキー監督は制作方針を変更し、撮影前後に密かにカメラの録画スイッチを入れたまま放置し、北朝鮮当局が演出している様子を捉えた映画に作り上げてしまいました。

 あらすじはこんなところで…。
模範労働者の両親とともに平壌で暮らす8才の少女ジンミは、金日成の生誕記念「太陽節」で披露する舞踊の練習に余念がない。エリートの娘を持った両親は仕事仲間から祝福を浴び、まさに“理想の家族”の姿がそこにはあった。ところがドキュメンタリーの撮影とは名ばかりで“北朝鮮側の監督”のOKが出るまで一家は繰り返し演技させられ、高級な住まいも親の職業もクラスメイトとの会話もすべて北朝鮮が理想の家族のイメージを作り上げるために仕組んだシナリオであった。そこでヴィタリー・マンスキーら本作のスタッフは、撮影の目的を“真実を暴く”ことに切りかえ、その日から録画スイッチを入れたままの撮影カメラを放置、隠し撮りを敢行する…。

 なお、朝鮮少年団とは北朝鮮において国民が最初に属する組織と言われています。日本でも「朝鮮初級学校」では4年生時点に入団し、課外活動その他についてもこの団の統制が入ります。これのもうちょっと年行った版が「金日成・金正日主義青年同盟」(旧朝鮮社会主義労働青年同盟(社労青))であり、将来の党や政府の幹部の養成機関になっているわけです。ただ、当然のことながら、出身成分がよくないとだめなのはお約束で「革命遺家族」(北朝鮮の成立過程で犠牲となったものの遺族)などの制限があるといわれています。

 という事で今日のお話はここまで。最近プールに行ってないもので、ちょっと太目残りになる中ですが、その辺もよ~く考えておきましょという次第です。
(ほれ、行ける時には行っときや、ミーシャ。)
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