夏はここです。

 さて最近、水をよく飲む「お馬な」私。この暑さゆえに至極、当然なことなのですが、それでもちょっと不安な中、今日は水曜日、巨大建造物のお話。今週は「番外」という事で、こんな離宮のお話です。
(これ、あんまし飲んだらバテるよ、ミーシャ。)

syotoku190.jpg

 今回はこちら。中国、北京から北東へ250km、河北省承徳というところにある「避暑山荘」という離宮です。清朝の時代、皇帝は瀋陽(当時の奉天)に参拝に行くことがあったのですが、その途中、承徳に立ち寄ることが多かったんです。承徳は季候がよく、自然が豊かで景色に優れ、また温泉などもあったことから、康熙帝は1703年にここに離宮を造ることを決定しました。雍正帝の治世を経て乾隆帝治世の1741年から大規模な整備がなされ、着工から87年の時を経て1790年に完成しました。またその周りには寺廟が周りを取り巻いています。これを外八廟といい、1994年にはユネスコの世界文化遺産に登録されました。

 この地は、燕山山脈の涼しい高原地帯にあって、明の時代から避暑地として有名でした。当時は熱河と呼ばれていました。(ここには冬でも凍らない温泉があったからです。)以後、清の副都のような存在になっていきました。雍正帝は父康熙帝の徳を受け継ぐ意を表すため、「承(うけつぐ)徳」州を設けました。承徳の名はこの時に始まります。19世紀、欧米列強の中国侵略以降はこの地は「隠れ家」という位置づけに代わりました。(映画『西太后』の中で、1860年、英仏連合軍の北京侵入に際し、咸豊帝と皇族、重臣たちが避暑山荘へ向かうシーンがでてきます。)

 避暑山荘は素朴で野趣あふれる佇まいが特徴で、山水の自然な姿が生かされています。「宮殿区」と「苑景区」のふたつに分かれ、「宮殿区」は皇帝の執務や儀式、生活が行われた場所。楠をそのまま使った正宮など、簡素でいて格調高い建物が多い。「苑景区」には湖、平原、山などがあり、中国各地の有名な楼閣を模した建物が並ぶ湖畔や、手つかずの渓谷美など、多彩な風景が作られています。

 という事で今日のお話はここまで。最近プールに行けていないもので、ちょっと体力の落ち加減が気になる次第です。
(これ、あんまし無理したらいかんよ、ミーシャ。)

 
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ミーシャ

Author:ミーシャ
FC2ブログへようこそ!

コアラの時計

by Animal Web Clock
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
FC2カウンター
最新記事
最新トラックバック
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
検索フォーム