離れられない

 さて昨日はジェットコースターのような道をひた走るお仕事、そのせいかちょっと疲労もたまる私。今日は火曜日、映画のお話。2枠目の今週は「ミーシャのマニアック映画劇場」、今日は渦中の泥沼離婚騒動から、その離婚とくれば「愛人」、こんな作品のお話です。
(これ、ま~たそんなやらし~ネタば~っかりやってんやないんよ、ミーシャ。)

 今月はこちら。一時日本でも話題になりましたが、「愛人/ラマン」(原題 L' Amant)(1992年フランス、イギリス合作)という作品です。マルグリット・デュラスの自伝的ベストセラー小説を基に、自由を求めようとする青年と、彼の愛人となった少女の淡い交歓を描いたドラマ。人出でにぎわう通りに面した一室に設けられた個室(間違ってもここには9連マットは置いていません。)で、逢引きを重ねる男女。雑踏と喧騒に彩られた木漏れ日の中、まだ幼さの残る肢体を大胆に奮わせ男と交わる彼女の姿は、官能的ではありながらも、不思議と純粋な美しさを示し、観る者を魅了。物語としては平凡なメロドラマにしか成り得なかった本作に色合いを加え、衝撃的なデビューを飾りました。また監督は後に「セブン・イヤーズ・イン・チベット」(1997年)のメガホンを握るジャン・ジャック・アノーがやっています。

 あらすじはこんなものです。
1929年、フランスの植民地インドシナ(現在のヴェトナム)。メコン川をゆったりと渡る船の上で、田舎町サデックの自宅から寄宿舎のあるサイゴンに帰る途中の少女(ジェーン・マーチ)に、黒いリムジンから降りてきた中国人の男性(レオン・カーフェイ)が声をかけた。男は32歳で、この植民地で民間不動産の全てを掌握している華僑資本家の息子だという。少女は何となく興味をひかれ、男の車に乗り込んだ。その日から男は毎日リムジンで少女の学校の送り迎えのために現れた。ある日、少女は誘われるままに、中華街ショロン地区の騒がしい通りにある薄暗い部屋に連れていかれる。秘密めいたその部屋で、少女は誘うように男を求め、男は少女を抱いた。こうして始まった2人の愛人関係は、誰にも知られることなく続いていく。少女の父親は植民地で死に、母親(フレデリック・マイニンガー)が貯金をはたいて買った土地は詐欺にあい耕作不能地であった。生きていくために母親は小学校を経営しているが、上の兄(アルノー・ジョヴァニネッテイ)は阿片で働く意欲を失い、下の兄(メルヴィル・プポー)をいじめ抜いている。異国の地での貧しい暮らしに家族の心はすっかり荒んでいた。母親は娘の変化に気づきながらも、娘を通して金品を援助してくれる男を黙認するしかなかった。激しい欲望に引きずられるように重ねてきた2人の逢瀬だったが、ピリオドを打つ時がやってきた。男は父親の命令通り中国の富豪の娘と結婚式をあげ、少女は家族とともにフランスに帰国することになった。「金のために抱かれたと言ってくれ」「お金のために貴方に抱かれたわ」。フランスへの旅立ちの日、船の上から男のあの黒いリムジンが見えたとき、「男を愛していたのかもしれない」とふと思った少女は、初めて涙を流した。

 なお、この作品の出来を巡って、原作者のマルグリット・デュラスはかなりの難色を示しました。しかし、15歳の少女と32歳の青年というかおっさんのドロドロした部分を堂々とやったのは当時、かなり衝撃的で話題にもなりました。

 という事で今日のお話はここまで。イマイチ、ピシッと決まらない中ですが、今日も1日、頑張りましょ。
(ほれ、暑いから無理せんようにね、ミーシャ。)
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