中身が違う

「お父さん、巨人はまた負けてしまいました。せっかく逆転したのに、またやられるのを見るのがつらいです。」 みね子

 さて「学園ものシリーズ」に揺れる国会もさておき、鯉も、そしてけしからん某全国紙も再び負けた中、昨日はウツラウツラでテニスを見ていた私。「この子はいい!」と見ていた「爆乳根性娘」ハレプは「優勝すれば、世界ランク1位」だったのですが、それはまた後程ということで、このお話を書いている今日は日曜日、ミニカーのお話。2枠目の今週は「F1」、今日はこんなお話です。
(こら、ま~たアンタ鼻の下伸ばし倒して、象さんになってたんやろ?アンタは「ハレプ」やなくて「ハレンチ」なんやからね、ミーシャ!)

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 「シルバー・アロー」のマクラーレン「銀河帝国」が「20年風貌の変わらないアナログ魔術師」、エイドリアン・ニューウェイの下で1から組んだマシン、「MP4-14」(1999年)が今月のお話です。ほぼ完成?と言われていた前作、13とどこがどう違うと言われそうなデザインですが、ここにニューウェイの真意が隠されていました。

 1998年シーズンから、グループド(溝あり)・タイヤになったわけですが、この1999年シーズンからは前、後輪とも溝は4本になりました。(1998年は前は3本、後ろは4本でした。)またグッドイヤーが撤退したため、ブリヂストンがノーメイクじゃなかったワンメイクになりました。そのため、タイヤ自体がちょっと「硬い」ものになりました。もはや完璧とも言えたMP4-13。マクラーレンは(過去の経歴もあり)このマシンを順次改良して行く手段を選ぶものだと、誰しもが考えていました。 しかし、ニューウェイ先生は、「完成形だからこそ、改良できる点(いわゆる「伸びしろ」というものですな。)も少ない」ことをしっかりとわかっていました。1998年後半に追いすがって来たフェラーリを完膚なきまでに突き放すためには、ラジカル進化が必要であると。

 前作、13は使われていなかった前タイヤの潜在能力を引き出す事により、理想的なグリップを得ていたわけですが、今年はフロントタイヤの溝が4本になり、さらに全幅制限も加わったため、フロントタイヤの潜在能力そのものが、かなり削減されてしまったと考えるべきです。 それならば、無理にフロントヘビーにするよりも、電子制御の規制によって奪われてしまったリヤタイヤに再び荷重を与えるべきではないか?と考えたニューウェイ先生は前作より、さらに低い車高にしてきました。 プロテクターも細かいデザインチェンジが行われ、よりスムースな形状になって空気抵抗を低減しているように見受けられます。 また操舵部分、タイロッド(タイヤを動かす棒、普通はサスペンション・アームよりも内側に収まっています。)の接続部分も恐ろしく複雑怪奇な設計にしてきました。さらにラジエターの排出口が上方になった分、サイドポンツーン後端下側のコークボトルの絞り込みはさらに強烈になりました。より前方から緩やかに、しかしそうとう細くまで絞り込んでおり、徹底的に整流された空気をディフューザ上面に導こうとしているようです。

 そして内部メカも新設計、セミATは6速から7速になり、非常に細身な上に、デフをかなり高い位置に配置する事で、かなりの小型化・低重心化を図っています。メルセデス・ベンツエンジンは、前年より低重心・軽量・コンパクトになり、ハイパワーの出力はあるものの、ピーキーでドライバビリティが良くなかったんです。また、新しく投入されたサスペンションもマシン挙動を神経質かつシャープにしていました。そんなこんなのドタバタで前年同様新車の発表はシーズン開幕1か月前の2月でした。ミカ・ハッキネンが新車発表直後のテストでトップタイムをたたき出したのですが、メカニカルトラブルも頻繁に発生していました。

 そして迎えた1999年シーズンですが、開幕戦、予選ではフロントローを確保するものの、決勝では1位・2位走行中に2台ともリタイアしました。信頼性を確保するのに中盤戦まで費やし、改善後にはチームのメンテナンスミス・戦略の欠如でタイトル争いを最終戦まで持ち込むこととなりました。また、この車はリアの不安定さが指摘されており、その神経質な挙動をデビッド・クルサードは嫌っていました。しかし、シーズン折り返しの第8戦、イギリスGP(シルバーストーン)でミヒャエル・シューマッハのクラッシュによる右足骨折による戦線離脱から、このシーズンは動き始めます。フェラーリはエディ・アーバインを優先しましたが、マクラーレンはハッキネンとクルサード2人を「平等に」扱ったため、結果的に第9戦オーストリアGP(A1リンク)と第12戦ベルギーGP(スパ)で両者接触を招き、アーバインの一人抜けを助ける格好になりました。。第15戦マレーシアGP(セバン)で決勝後、フェラーリが競技審査委員会からディフレクターの寸法違反で一旦失格になり、ハッキネンのワールドチャンピオンとコンストラクターズチャンピオンが決まりかかったものの、「F1寝業師」フェラーリの逆転無罪となります。タイトル争いは最終戦日本GP(鈴鹿)までもつれ、アーバインに4ポイント差であったハッキネンが逆転優勝し、2年連続のワールドチャンピオンに輝いたものの、クルサードはスプーン・コーナーの手前でスピンしてフロントウィングとサスペンションを破損し、リタイア。コンストラクターズタイトルはフェラーリに奪われてしまいました。

 ミニカーは京商の「鈴鹿レジェンド」(3)(2013年)から、そして、今日も出たわよ、諸元はこちら。

車名          MP4-14

デビュー        1999年
全長          4547mm
全高          1016mm
全幅          1800mm
ホイール・ベース    3023mm
トレッド(前)     1410mm(推定)
    (後)     1397mm(推定)
車重           600kg(燃料、ドライバー含む)

エンジン        メルセデス・ベンツ FO110H
形式          水冷レシプロ V型10気筒 DOHC4バルブ
総排気量        2998cc
ボア×ストローク    (mm)
Vバンク角       72度
最大出力        785馬力/16,000rpm
圧縮比         
燃料噴射システム    TAGエレクトロニクス社製 デジタル電子制御
点火システム      TAGエレクトロニクス社製 電子制御

燃料          モービル
オイル         モービル

駆動方式        後輪駆動方式
変速機         前進7速 セミ・オートマチック縦置き(+後退1速)
差動システム      ZF社製 リミテッド・スリップ・デファレンシャル

シャシー        カーボン・コンポジット・モノコック
サスペンション(前)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プッシュ・ロッド(+トーション・バー)
       (後)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プッシュ・ロッド(+トーション・バー)
ブレーキ        カーボン・インダストリー社製 4輪ベンチレーテッド・ディスク
ステアリング      ラック・アンド・ピニオン
タイヤ         ブリヂストン
ホイール        エンケイ 13インチ
燃料タンク容量     135リットル

デザイナー       ニール・オートレイ/エイドリアン・ニューウェイ
ドライバー       ミカ・ハッキネン/デビッド・クルサード

 という事で今日のお話はここまで。これから町内会の廃品回収をやって、色々とやっておくことは多いのですが、ここは段取りよく済ませましょという次第です。
(ほれ、1人で大変かもしれへんけど、ちゃ~んとすることしときや、ミーシャ。)
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