栓と率

 さて愛するタイガース、昨日はドリスが試合をぶち壊したことに怒りの炎がメラメラと、その前にそれを冷やすためにプールに行ったはずが、「手抜き疑惑」と「体のいい児童虐待」に沈められ倒した私。今日は土曜日、グルメのお話。今週は「番外」ということで、今日はこんなお話です。
(これ、今日のタイトルは「必殺仕事人」でも見て決めたんかな、ミーシャ?)

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 ワインの栓、今でも主流はコルク栓ですが、このコルク栓は「この木何の木」じゃなかった「コルク樫の木」の皮から作られます。コルクは弾力性に富み、ボトルの栓としての機能に優れています。さらにごくわずかに空気を通すため、封をしたままワインを熟成させられる、ワインの栓にもっとも適した素材なのですが、ちょっと問題点もあります。それは天然材質のため、長い熟成のあいだにコルク自体が劣化して、ちゃんと密封できなかったり、カビが生えたりしてしまうといった事があります。(長い事放っておいたワインが酢になっているというのはこのことです。)コルクの外側についているカビは、適度な湿度と温度の元で保存されていた証拠で、ほとんどの場合、ワインそのものの品質への影響はありません。また他にも、コルクの天然成分がワインに移り、カビやキノコ、薬品のような不快な匂いがすることが、希にですがあります。

 またこのコルク栓は長いもの、短いものと様々でして、これはワインの価格帯、つまり価値と比例して決まっていくと言われています。例えば熟成期間を長く置いているワインの場合、コルクの長さも6cm前後のものが使用されていることが数多くあります。これはコルクの長さによって価値の違いを示しているのではなく、ワインボトルの密閉性と関係があります。コルクが長ければ長いほどワインボトルを密閉することができるため熟成させた高級ワインができるというわけです。

 とはいえ、天然素材のコルクについては、その使用が議論の元になったりします。また開けるのにちょっと難儀をすることから最近では「スクリュー栓」を採用しているワインも多くなりました。と言っても比較的その歴史は浅く、2000年ごろからです。大手のワイナリーでいうと、ここ数年で結構変わりました。例えば…。
トーレス(スペイン)  ミーシャも大好き、牛さんマスコットのワインですが、2015年モデルから主力ワインの「サングレ・デ・トロ」はスクリュー栓になりました。
コンチャ・イ・トロ(チリ)  世界的に有名な大手のワイナリー。スーパーでもよく見かける「フロンテラ」(Frontera)、「サンライズ」(Sunrise)、「カッシェロ・デル・ディアブロ」(Casillero del Diablo)などで有名ですが、ここも2007年くらいからスクリュー栓になりました。

 それぞれの長所、短所を上げますと…。
(コルク栓)
・開ける過程を楽しめる
・水を通さないが空気を通すので、封をしたままワインを熟成できる
・無垢コルクは自然のものを使って作られている
・コルクの下から液面までの距離が近いため、ボトルの中でワインが酸素に触れにくい

・開けるのが面倒くさい(下手したら、コルクが割れて、木片だらけのワインを飲む羽目に)
・熟成の間にコルクが劣化することがある
・無垢コルクは天然物のため個体差があり、コルク臭がワインに移ることがある(およそ3%のワインが影響を受けます)
・一部の合成コルク栓(ウレタン製が多い)は空気を通さない

(スクリュー栓)
・簡単に開けることができる
・空気を通さずに密閉できる
・コルク臭が発生しない

・開ける過程が楽しめない
・安物のイメージがある
・ボトルの口の部分から液面までの距離がコルクよりも長いため、比較的ボトルの中でワインが酸素に触れやすい
などがあります。

 ということで今日のお話はここまで。結構スクリュー栓のワインも増えてきましたが、なかなか開けるのはコツがいるわけです。そんな中、今日もシュポンと開けちゃいましょという次第です。
(これ、あんまし飲んでばっかりではいかんよ、ミーシャ。)
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