スペインの年

 さて昨日は鳥谷のクチバシじゃなかった鼻骨骨折、しかし、覆面で出ようとする姿にびっくりの私。今日は木曜日、テニスのお話、4枠目の今週は「名勝負百選」、もうすぐ始まるフレンチ・オープンから、こんな試合のお話です。
(これ、アンタがつける覆面はママのパンストかなんかでしょ、ミーシャ。)

 今月のお話に出てきた「セルジ・ブルゲラ」、この方は1993年、1994年の優勝者ですが、世間一般に言わせると、最初の年はクーリエの強打を拾い倒して、クーリエが根負けしたから勝ったといわれていました。確かに最初の年の方が衝撃的なのですが、むしろ難しいのは「連覇」なわけです。なぜなら他の選手全員が目標にしてくる、また手の内もそろそろ見透かされてきたりもする。そんなわけで、その2連覇のかかった1994年の男子シングルスの決勝、結果はこうでした。

セルジ・ブルゲラ    6-3   アルベルト・ベラサテギ
              7-5
              2-6
              6-1

 第6シード、ブルゲラはベスト8までの5試合を失セットなし、準決勝では前年の決勝の再戦となりましたが、クーリエを返り討ちにして、あっさりと決勝まで上がってきました。一方、世界ランク23位のノーシードのベラサテギ、1回戦、4回戦を棄権勝ちしたために、消耗度も少なく終わったのが幸いしたか、2回戦で第14シードのピオリーン、3回戦で後の世界ランク1位のカフェルニコフ、ベスト8ではイヴァニセヴィッチと難敵を倒しながら、このお山を意外にも失セットなしで上がってきました。

 そして4大メジャーでは初めて「スペイン選手同士の対決」が実現しました。しかもこの試合にはフアン・カルロス1世スペイン国王陛下(当時)までご臨席という「御前試合」になったわけです。そのベラサテギの快進撃は実に爽やかでした。アメリカでテニス修行をして他のスペイン選手に比べて英語が達者だった(こういう時に教えられるのはそのほとんどが「放送禁止用語」なのですが、決してミーシャもベラベラやっていたわけではありません。)おかげもあってか、記者会見での受け答えも明るく、軟式テニスのような分厚いグリップから繰り出すフォアハンド(この当時、馬鹿流行りしました。でもミーシャは薄いグリップでひたすら滑るスライスを打ち続けていました。)も、両手打ちに見えて実はシングルハンドのバッグハンドも超個性的で、172cmのテニス選手としては小さな身体でコート中を走り回り、懸命に拾いまくって打ち続けるプレーにも、「守る」「ガッチリ」「しこる」とは全く異なる躍動感が溢れていました。逆に188cmのブルゲラはその上背にものを言わせて跳ね上がるトップスピンをベラサテギのバックハンドに集めます。2セット取られた後の第3セット、これを6―2で取るのが精いっぱい、その強固で執拗な守りの術を前に攻め続けることができず、1セットは奪ったものの“健闘”の準優勝に終わりました。4大メジャーにおける準優勝者と優勝者の差は大きい。この1勝の壁はなかなか崩せないものです。

 ということで今日のお話はここまで。私を巡るお話もちょっと気になるところですが、この日曜日から始まるフレンチ・オープンもさてどうなりますか?今年もちょっと楽しみです。
(ほれ、することきっちりしとかんといかんよ、ミーシャ。)
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