長いラケット

 さて愛するタイガース、昨日は「宇宙人」の一発で昨日の借りを返したことにクスリ、そして私を巡るお話にもちょっと方向性が見えてきた中で、昨日は近所のスーパーで「フライデー」された「渡辺謙」な私。今日は木曜日、テニスのお話。1枠目の今週は「名品」、今日はこんなお話です。
(これ、渡辺謙ってそんなええもんでもないでしょ、ミーシャ。)

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 今月はこちら。現在のテニスのラケットは27インチ(68.58cm 1インチは2.54cmで計算しましょう。)がほとんどですが、規定の上では29インチ(73.66cm)のものまでは使うことができます。ただし、1999年まではプロとアマの間に差がありまして、プロは29インチ、アマは32インチ(81.68cm)までとなっていました。(現在は同じ29インチまでです。)この「長くする」ことの利点はスイングの回転半径が大きくなるため、遠心力がつくので、特に打点が高くなるサーブのときに強いボールを打つことができます。また、遠いところへ飛んだボールに届きやすいといった面も。ですが欠点もありまして、体の正面に来たボールに対してはその長さが逆に仇になって対応しにくいといった操作性に問題があるというデメリットもあります。

 ところが、その「長尺」で一世を風靡したものがあります。プリンスの「マイケル・チャン・グラファイト」(1995年)というラケットですが、現在の錦織圭のコーチ、マイケル・チャンが現役当時に使っていたモデルです。173cmと小柄なこの方がプロ・ツアーで勝つためにはどうすればいいかということで、1989年、衝撃的なフレンチ・オープンの優勝からずっと悩んできた彼が出した答えがこれでした。ラケットの長さを1インチ長くすることで、体格のハンデをカバー、そして重さも軽くすることで「操作性」のアップを狙ったものです。(ただし、その裏には地道な「肉体改造」があったこともお忘れなく)またプリンスのラケットとしては史上唯一の「シグネチャー・モデル」になります。

 そしてこのラケットはそのチャンの成績の向上とともに売れに売れ、他のメーカーも「長尺」ラケットを出しました。(カタログでは「+」「ストレッチ」という書き方をしています。)後にプリンスは「マイケル・チャン・グラファイト」にチタンを組み込んだ「マイケル・チャン・チタニウム」というラケットを出します。しかし、チャンはこのラケットを気に入らず、プリンスとの契約を打ち切ることになります。現在でも「長尺」があることはあるのですが、ほとんどは27.25インチ、27.5インチがメインで28、29インチというのはなかなかありません。 (27.25は錦織圭が使う「バーン 95CV」(ウィルソン)、27.5はナダルが使う「ピュア・アエロ」(バボラ)などがあります、また28はセレナ・ウィリアムズが使う「ブレイド 104 SW」(ウィルソン)があります。) 

 ということで今日のお話はここまで。私も「長く」ありたいなということで、今日も1日、頑張りましょ。
(ほれ、あんまし無茶せ~へんようにね、ミーシャ。)
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