ピーターの門

 さてとりあえず、私を巡る問題に一応の方向性が見えてきたことに一安心、とはいえ油断できない状況は変わらないものの、現状よりはマシな気もする中でこのお話を書いている私。今日は水曜日、巨大建造物のお話。今週は「番外」ということでこんなお話です。
(これ、今度は何を持ってきたんかな、ミーシャ?) 

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 4月以降もこの枠は変わりません。そんな中で、昨日何気に見ていた映画から今回はこちら。ヨルダン南部、イスラエルとの国境のマアーン県にある「ペトラ遺跡」です。1985年に世界遺産に登録されました。敷地面積246㎢(甲子園球場のグラウンド18900個分、徳之島とほぼ同じくらいの大きさです。)の巨大遺跡、ペトラとはギリシア語で「崖」を意味しています。(ここで「崖の上のペトラ」とか言ってはいけません。)紀元前(BC)(注釈)1世紀ごろから、古代ナバテア人の有力都市として栄えました。ペトラの特徴として、スパイス交易の拠点機能と治水システムがあげられます。完全な岩礁地帯(砂岩)であるので、農業には不向きでした。また雨が降ると、鉄砲水となって渓谷内を通過していきました。ナバテア人は、ダムを作って鉄砲水を防ぎ、さらに水道管を通して給水設備を作り上げたことが分かっています。その後、紀元(AD)(注釈)105年に、ローマ皇帝トラヤヌスが反乱を起こしたペトラを降伏させ、106年には、ペトラとナバテア人はローマのアラビア属州として完全に組込まれます。1812年、スイス人の探検家、ルートヴィヒ・ブルクハルトが、12世紀の十字軍以降、最初にヨーロッパへ紹介しました。20世紀の頭から発掘調査が行われ始め、現在でも続いています。2000年の調査段階でも、未だ遺跡の1%程度しか完了していないと推定されています。2014年現在、85%が未発掘とされています。

 そして一番有名なのは、画像にも出てくる「エル・カズネ」と呼ばれる宝物殿です。ほとんどの建築物と同様に、この建造物もまた砂岩の岩肌を彫って造られたものです。エル・カズネは古代ギリシア建築の影響を受けており、貴重な観光地になっています。そしてこれを見たアナタ、「これ、どこかで見たような…?」と思う方は多数おられると思います。それはこちら。

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西側の映画作品「インディ・ジョーンズ ~最後の聖戦~」(1989年)に登場しています。インディ・ジョーンズ博士がヨルダンで聖杯を巡ってドイツのオカルト捜索の親衛隊部隊と追っかけっこをする中で、最後の聖杯が置かれている遺跡の入り口として登場します。さらにこれが世界的大ヒットになったことから、調子こいた関係者がこの中にグッズ・ショップまで出しているというイカレっぷりです。

 ということで今日のお話はここまで。とりあえずは何とかなったということで、私もちょっとあれこれと動いてみましょという次第です。
(ほれ、あんまし油断しとったらいかんよ、ミーシャ。)

(注釈)BCとAD  決して「ブサイクなチビ」(busaiku chibi)とかアシスタント・ディレクターといった体のいい雑用係ではなく、紀年法において紀元(元年、すなわち1年)よりも前の年々を表現する方法です。1年の前年が紀元前1年であり、過去に遡るたびに紀元前2年、紀元前3年・・・と、数値の絶対値が増加します。英語の「Before Christ」の略です。また紀元後の表現で日本語や英語圏では、ラテン語の「A.D.」又は「AD」が使われる。A.D.またADとは「アンノ・ドミニ (Anno Domini) 」の略であり、「主(イエス・キリスト)の年に」という意味です。(スペイン語ではA.C. (Año de Cristo)と書きます。)
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