弟の刃

 さてわけのわからん上の言い分をフムフムと聞いて、ここからの振り方を考える私。今日は火曜日、映画のお話。4枠目の今週は「ドラマ」、最近の「弟が兄を襲った」ということから、こんなドラマのお話です。
(まぁ、そんなに気にしなや、ミーシャ。)

 今月はこちら。狂言師の和泉元彌がやった「北条時宗」(2001年 NHK)です。鎌倉時代中期、北条氏嫡流得宗家に生まれた若き執権・北条時宗を主人公に、宝治合戦や二月騒動(蒙古襲来前に起こった北条一門の内紛、この際に北条時宗の異母兄、時輔は時宗の手の者に襲われます。)といった幕府内部の抗争および蒙古襲来を国際的スケールで描きます。

 あらすじはこんなところで…。
 相次ぐ飢饉で人々が飢え苦しみ、社会が混乱の様を呈していた鎌倉中期。鎌倉幕府第5代執権・北条時頼(渡辺謙)の嫡子として得宗家に生を受けた時宗(和泉元彌)は、幼少時には父・時頼から多大な影響を受け、博多商人謝国明(北大路欣也)や松浦党の娘桐子(木村佳乃)と出合い国際的視野を広めるが、異母兄である時輔(渡部篤郎)とは確執が生じていた。やがて時宗は第8代執権に就任し、時輔や幕府内の反得宗勢力との争いなど相次ぐ苦難に翻弄される。また、海の向こうでは元朝の初代皇帝クビライ・カアン(バーサンジャブ)が世界征服を進めており、時宗は若くして蒙古襲来(元寇)という国難に直面し、世の平安を模索していく。

 この作品はモンゴルの原野から大海原、そして宇宙にまで飛び火する壮大なストーリーが描かれており、歴代大河のオープニングの中では最もダイナミックな構成となっているオープニングのタイトル・ロールのCGが有名です。またよ~く見ると、ドラマの内容にあわせて映像の細かい部分を回毎に変化させていったこともそれまでの大河ドラマのオープニングにはない試みでした。。これは、主人公・時宗が夢の中でまだ見ぬ広大な大陸に思いを馳せる、というアイデアから生まれたものです。

 ただ、若年なので致し方ないんですが、終始、時宗がくよくよしながら元寇との戦いに消極的なさまは見ている人間を毎回イラつかせていました。また、時宗の兄である時輔がなぜか史実に沿わず赤マフラーをたなびかせて大陸に渡るなど奇人に改変されていたのが残念。時輔役の渡部篤郎はいい味出してたんですけど…。女性脚本家の特徴でもある現代思想のエッセンスが強く持ち込まれ、大河ドラマではあまり題材になることのない貴重な時代だったにも関わらずドラマの世界観をぶち壊しにしていました。当時もボロクソに叩かれていましたが今でも再評価されることはなく、「好きな人は妙好き、嫌いな人は嫌い」とはっきり好き嫌いが別れる大河ドラマです。

 ということで今日のお話はここまで。今晩はちょっとお食事です。ササッと済ませておきましょということで、今日も1日、頑張りましょ。
(ほれ、あんまし悩まんでもええよ、ミーシャ。)
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