最後の紅白

 さて昨日はえらい早寝をした私。今日は日曜日、ミニカーのお話。2枠目の今週は「F1」、今日はこんなお話です。
(これ、最初からえらい短い入りできたもんやね~、ミーシャ。)

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 今月はこちら。マクラーレンと言えばマールボロ、紅白カラーが代名詞のものでしたが、その最後のマシンとなった「MP4/11」(1996年)です。1996年シーズンはコクピット部分のサイド・プロテクターが義務化され、各チーム、これをどのように処理するかがカギになりましたが、マクラーレンはプロテクターとエンジンカバーの間に溝を設け、サイドポンツーン上方の気流を効率良くリアウィングに当てるような独特のデザインとしました。リアウィング翼端板を延長してサイドポンツーン後部と接続し、リアエンドを1枚の大きなウィングで覆っているかのようになっています。(一番馬鹿正直に解釈したのが、フェラーリ F310です。また逆に攻めに出たのがウィリアムズ FW18です。)エンジンはメルセデス・ベンツ(イルモア)の2年目、ギヤボックスも新設計されました。また従来はエンジン・カバー部分に書かれていた「マールボロ」のロゴがサイド・ポンツーン部分に12年ぶりに移転しました。これはコクピット周辺が局面構成になるために、ロゴが歪んでしまうということを嫌ったためです。(案外、ロン・デニスはこういうところを気にするタイプの方です。) 

 そして迎えたシーズンは、前年の最終戦で危うく死にかけたミカ・ハッキネンが驚異的な回復ぶり、新加入のデビッド・クルサードと2人でさて、どうなるかということでしたが、この2人には強力な助っ人がいました。1人はマクラーレンとは関係の深い4度の世界チャンピオンになったアラン・プロスト、もう1人はヤン・マグヌッセン、現F1ドライバー、ケビン・マグヌッセンの父親ですが、この2人がテストをきっちりやっていたために、ハッキネンは戻ってきた直後に好タイム(ここで「勝ち時計」と言ってはいけません。)をたたき出し、シーズンへの不安を払しょくしました。その後シーズン途中にホイールベースを縮めた「Bスペック」が登場し、ウィリアムズには及ばないが、フェラーリやベネトンと互角に争うようになっていました。結果的に今シーズンも優勝ができなかったものの、確実に戦力アップはしてきていました。なお、1974年以来23年間に渡ってメインスポンサーを務めたマールボロとの契約を終了し、赤・白の「マールボロカラー」も見納めとなりました。

 このマールボロがF1に参入したのはジョー・シフェールの個人スポンサーとして、1970年代初頭よりBRM、マクラーレン、アルファロメオ、スクーデリア・フェラーリといったチームのメインスポンサーを務めてきました。マクラーレンとはロン・デニス率いるプロジェクト4の参画を仲介するなど長年にわたり密接な関係を築いていました。この他にも過去にはチームだけでなく、ドライバー/ライダー個人をパーソナルスポンサーとして支援する「Marlboro World Championship Team」(MWCT)と呼ばれるプログラムを展開していたり、「Marlboro Racing Service」(MRS)と呼ばれるモータースポーツ情報の提供サービスを行っていたこともあり、マールボロのモータースポーツ界における高い貢献度は業界関係者の多くが認めるところです。

 ミニカーはサンクスのマクラーレン(2009年)より、そしてお約束の諸元はこんなものです。

車名          MP4/11

デビュー        1996年
全長              mm
全高              mm
全幅          1990mm
ホイール・ベース    2990mm
トレッド(前)     1694mm
    (後)     1612mm
車重           595kg(燃料、ドライバー含む)

エンジン        メルセデス・ベンツ FO110/3
形式          水冷レシプロ V型10気筒 DOHC4バルブ
総排気量        2998cc
ボア×ストローク    (mm)
Vバンク角       75度
最大出力        720馬力/15,700rpm
圧縮比         
燃料噴射システム    TAGエレクトロニクス社製 デジタル電子制御
点火システム      TAGエレクトロニクス社製 電子制御

燃料          モービル
オイル         モービル

駆動方式        後輪駆動方式
変速機         前進6速 セミ・オートマチック縦置き(+後退1速)
差動システム      ZF社製 リミテッド・スリップ・デファレンシャル

シャシー        カーボン・コンポジット・モノコック
サスペンション(前)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プッシュ・ロッド(+トーション・バー)
       (後)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プッシュ・ロッド(+トーション・バー)
ブレーキ        カーボン・インダストリー社製 4輪ベンチレーテッド・ディスク
ステアリング      ラック・アンド・ピニオン
タイヤ         グッドイヤー
ホイール        エンケイ 13インチ
燃料タンク容量     203リットル

デザイナー       ニール・オートレイ/エイドリアン・ニューウェイ
ドライバー       デビッド・クルサード/ミカ・ハッキネン

 ということで今日のお話はここまで。外は雨が降っています。モヤモヤ同様、「早く晴れないかな…。」と思う次第です。
(ほれ、あんまし気にせんときね、ミーシャ。)
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