交渉の産物

 さて昨日はドタバタの中、最近起きるのがちょっと遅くなったような気もする私。今日は水曜日、巨大建造物のお話。1枠目の今週は「野球場」、今日はこんなお話です。
(これ、あわてんと落ち着かんといかんよ、ミーシャ。)

comiskey735_convert_20161207065746.jpg

5648010608_ebed0aac04_z_convert_20161207065734.jpg

 今月はこちら。アメリカ、イリノイ州シカゴにある「USセルラー・フィールド」です。1991年開場の収容人員40000人の球場です。MLBのシカゴ・ホワイトソックスが本拠にしています。前球場コミスキー・パークの老朽化に伴い、建設されました。当初は前球場(1枚目の画像の左側の球場です。)の名前を引き継ぎ、コミスキー・パークという名前を使用していたがUSセルラー社が命名権を2003年に購入し、現在の名前になりました。(沖縄にも「沖縄セルラー・スタジアム那覇」(那覇市営奥武山球場)というのがありますな。) 

 この球場は、左右対称で左中間と右中間の奥行きがなく、フェンスが3mに満たないため、ホームランが出やすく、また、フィールドは天然芝でフィールドの土やプレートは前球場のものを使用しています。ホワイトソックスは、1901年、アメリカン・リーグが創設された当時から存在する歴史あるベースボールチームとして知られています。1906年、1917年、2005年に3回のワールドシリーズ制覇を成し遂げた経歴を持っています。同じくシカゴに本拠地を置く今年のワールドシリーズ優勝チーム、「ヤギから醒めた」カブスがシカゴ北部を中心に人気を集めているのに対し、ホワイトソックスは移民が多いとされるシカゴ南部での人気が高い。そのため、ちょっと治安の面では問題ありなところにあります。

 またホワイトソックスはこの球場の建設に際し、フロリダへの移転をちらつかせて、この球場と球団経営に対しての地元の支援を引き出しました。カブスが残っといるとはいえ「メジャーリーグの球団に逃げられた」というイメージがつくのはマイナスになるため、イリノイ州とシカゴ市はホワイトソックスの条件をのまざるを得なくなりました。さらにホワイトソックスが赤字になった場合、州と市が補填するという「おまけ付」の内容でした。ただし、1993年にマイアミ・マーリンズ(現フロリダ・マーリンズ)が創設されるまで、フロリダ州はこうした交渉の際に頻繁に名前が出ていたことを知っておく必要があります。球団オーナーはフロリダ州への移転をほのめかすことで地元から有利な条件を引き出そうとしていたのでした。ホワイトソックスもフロリダ州へ移転する気は最初からなかったといわれています。

 ということで今日のお話はここまで。難題は山積みながら、今日も1日頑張りましょ。
(これ、あんまし無理せんようにね、ミーシャ。)
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ミーシャ

Author:ミーシャ
FC2ブログへようこそ!

コアラの時計

by Animal Web Clock
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
FC2カウンター
最新記事
最新トラックバック
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
検索フォーム