188cmと167cm

 さて私もめぐる問題も佳境に入ってきましたが、今日はそれより、日本シリーズ、カープが2-2のイーブンになったことにデータを繰る手が忙しい私。今日は木曜日、テニスのお話。4枠目の今週は「名勝負百選」、今回はただいま行われています、女子の年間最終戦「BNPパリバ WTAファイナル」からこんな試合のお話です。
(これ、最近どないなんかな、ちょっと気になるんやけどね、ミーシャ。) 

 2007年のシングルス決勝、結果はこうでした。

 ジュステーィヌ・エナン    5-7   マリア・シャラポワ
                   7-5
                   6-3

 この大会は2002年まではランキング上位16人のノックアウト式トーナメントだった、さらには1997年まで決勝戦だけは女子テニスで唯一5セットマッチだったのですが、2003年から男子の最終戦「マスターズ・カップ」同様、上位8人のクックロビン(誰も殺していません。)じゃなかったラウンドロビン(総当たり式)になります。その上位2人ずつの4人が準決勝(組み合わせはたすき掛けでA組1位とB組2位、B組1位とA組2位になります。)、その勝者が決勝をやるわけです。そこを勝ち上がってきた所の2人です。

  167cmの第1シード、エナンはグループリーグを3連勝の1位通過、グループリーグの最終戦では入れ替わったマリオン・バルトリを下し、さらには準決勝のイバノビッチ戦までの4試合を失セット0で勝ち上がってきました。(グループリーグ終了時点までは出場選手8人に不測の事態が起こった場合に備えて、リザーブとして9番目のランキングの選手を用意しています。この場合はA組の3番ポッドのセレナ・ウィリアムズがトーナメントを途中棄権することになったために、その代役としてプレーしました。ただし、そのまま勝ち上がって、優勝したという例はありません。)一方、188cmのシャラポワはグループリーグ初戦の「ロングの女王」クズネツォワに1セット落とした後はこれもグループリーグを1位通過、準決勝まで失セット0で上がってきました。世間の評判は「世界ランク1位のエナンが勝つのは勝つでしょうけど、シャラポワの爆発力を考えると…。」という評でした。

 そして試合は始まります。
第1セットはサービスキープをしあって始まりました。気合の入ったプレーの応酬でセットは進みますが、シャラポワの方がラリーで押している、主導権を握っています。だがネットにガンガン出てくるエナンがじわじわと押し返し始め、第11ゲームでシャラポワのサービスゲーム、0-30でエナンが先行するものの、シャラポワはここで踏ん張ります。30-30に戻して、次にバックハンドの逆クロスを二本、オンラインに決めて6-5。次のゲームでエナンはサービスの入りが悪かったんです。ダブルフォールトが絡んでシャラポワにブレーク・ポイント兼セット・ポイントが来ます。今度はエナンが踏ん張り、デュースの繰り返し。何度も来るセット・ポイントを逃れるエナン、決めきれないシャラポワ、10回繰り返されたデュースの末、7-5で第1セットはシャラポワがとりました。

 この大会でエナンが始めて落としたセットのあとの第2セット、いきなりブレーク・ポイントを握るエナン。またもやデュースが繰り返されたが、シャラポワが渾身のショットでキープに成功して1-0。だがエナンは徐々に安定し始めました。踏ん張るシャラポワを第9ゲームでついにブレーク、5-4でエナンにサービング・フォー・ザ・セット(「サービスゲームを取ったらセットが来ますよ。」という意味です。)が来ます。ところが、エナンの怒涛の連続攻撃をしのぎきり、なんとシャラポワがブレーク・バック(ブレークされた次のゲームを取り返すことです。)しました。ところがウィナーとエラーの応酬の末にエナンが再びブレーク。次のサービング・フォー・ザ・セットを決めて7-5でエナンが取り戻しました。

 こうなると追いついた方が有利になるわけでして、最終セット、エナンは調子がさらに上げてきます。ただエナンのファースト・サーブの入りだけは上がらない。シャラポワはリターンから攻め立てて、ブレーク・バックに成功しました。しかしエナンの調子が上がるにつれて、逆にシャラポワの調子は落ちていきます。試合が進むにつれ、ミスが増えていくシャラポワは第7ゲーム、ダブルフォールトでエナンにまたもやブレークを許し、エナンのリードの5-3でシャラポワがミスを連発し、ここでエナンにチャンピオンシップ・ポイントとなるブレーク・ポイントを来ました。またもやミスとスーパーショットが繰り返されるデュースが展開されます。粘るシャラポワ、だが最後にシャラポワのショットがネットにかかり、エナンの連覇が決まりました。

 3時間を超える大接戦でしたが、いい内容の試合であったかといえば疑問が残ります。両者共に気合が空回りしてのミスが多発した。ウィナーとミスの応酬という得てして大味な、大乱調同士の大乱戦だった。見ている方もイライラしてストレスのたまる試合であったのだから、当人たちは想像を超えるストレスと心の中で戦っていたことだと思います。ある意味、チェスのように戦略立ててやったというよりは、馬鹿力にものを言わせて、やっつけちゃいましたという試合でした。

 ということで今日のお話はここまで。週末はレース、そしてちょっとややこしい問題も抱えています。その点も考えまして、明日も頑張りましょ。
(ほれ、みんなが見とるよ、ミーシャ。)
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