夜の道

 さて台風も過ぎ、そろそろ涼しくなってきた中で、あれこれと算段をする私。今日は水曜日、巨大建造物のお話。3枠目の今週は「サーキット」、今回は先週終わった、こんな場所のお話です。
(これ、ちゃんとお布団かぶって寝とかんといかんよ、ミーシャ。)

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 基本的にF1マシンにヘッドライトはついてません。そのため、夜は走れませんが、ヨーロッパで日中にテレビ中継が行われるよう、F1では初めてのナイトレースとして開催されており、土曜日の予選は現地時間21時(2011年までは22時)、日曜日の決勝は現地時間20時より開始される。コースサイドに1600基の投光器(間違っても、「立てこもり事件」の対応ではありません。)が32m間隔で配置され、サッカースタジアムの約4倍といわれる照度でドライバーの視界を稼いでいます。そんなコース、シンガポールの「マリーナ・ベイ・サーキット」というコースがあります。全長5065m、シンガポールの中心地の一般公道に特設され、2008年より、F1のシンガポールGPの開催地になっています。

 コースは市街地コースゆえのバンピーさ、そして幅の狭さが特徴です。また全体的に水はけがかなり悪いため、スコールの後とかではちょっと難儀をします。そのため、度々レース距離の短縮論議が持ち上がります。F1の場合、スタートから通算で2時間を超えるとその超えた直後の周を持ってレース終了になります。そしてこんな感じです。

(1)スタート~ターン7
ホームストレートを通過すると、左、右と切り返す1・2コーナーのシケイン。非常に狭く、スタート時の混乱が起こる事があります。2009年、マーク・ウェバー(レッドブル、オーストラリア)がブレーキの過熱からそのままウォールに突っ込むクラッシュ劇をやっています。続く3コーナーを左に180度回り込み、一気に加速します。中速の5コーナーを抜けるとラッフルズ・ブルバードへ。コースで一番スピードが出るエリアであるが路面がバンピーなため、上下にバウンドしながら火花を出して走行するマシンが多いんです。直後の7コーナーは最大のオーバーテイクポイントとなります。

(2)コース中盤
8・9コーナーと交差点の90度ターンを通過し、「シンガポール・スリング」と呼ばれる名物の10コーナーのシケインへ。ブレーキを踏み込み、ある程度スピードを生かしながら左、右、左と切り返す難コーナー。縁石が非常に高く、カマボコのような独特の形状をしています。2008年はキミ・ライコネン(フェラーリ、フィンランド)がこの縁石に乗ってコントロールを失い、ウォールにクラッシュしてしまいました。2013年より切り返しのないひとつのコーナーに改修されました。その後短い橋(アンダーソン・ブリッジ)を渡り、タイトな13コーナー(マーライオンヘアピン)を回り込みます。

(3)クラッシュゲート・ゾーン
直線の後に8コーナーと同じ交差点にある14コーナーを通過し、コの字型のシケインが連続する低速セクションへと入ります。ここで通るターン17では2008年、ネルソン・ピケJr(ルノー、ブラジル)がクラッシュ、この処理でセーフティカーが入り、多くの車がピット・ストップに向かう中で、相方のフェルナンド・アロンソが順位を挽回、そして優勝してしまいました。その翌年、ピケJrは子のクラッシュが「チームと示し合わせて、意図的にやった」と暴露して、一大スキャンダルになりました。(「クラッシュ・ゲート」)公道の下をくぐる18~21コーナーは道幅が非常に狭い上、見通しが悪く、壁にぶつかった車に後続が突っ込む多重クラッシュが起こりやすいんです。最後に22・23コーナーの高速複合コーナーを抜けると1周となります。

 ということで今日のお話はここまで。そろそろ始まる「秋の交通安全運動」ともども、「事故には気をつけましょう。」という次第です。
(ほれ、今日もがんばりや、ミーシャ。)
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