オリンピックとサスペンス

 さて昨日はお仕事、一発片付けて、その後はラケットのお話と買い物、そして今日はお休みなわけで、そのまま大河にDASHにとワイン1本ひっかけて、途中で「夢の中」になっていた私。(決して、一服盛られたわけではありません。また誰かが怪しいことしていたわけでもありません。)今日は月曜日、映画のお話。2枠目の今週は「ミーシャのマニアック映画劇場」、今回は今年がオリンピックの年、さらには「ダニエル・クレイグ、ボンド降板」というところから、こんな作品のお話です。
(これ、「怪しい事」って、ま~た何を妄想しとってかな、ミーシャ?)

 今月はこちら。現在のオリンピックはとっても厳重な警備体制の中で行われますが、そのきっかけになったのは1972年のミュンヘン五輪(西ドイツ(当時))でした。オリンピックの選手村にパレスチナの武装グループが侵入、イスラエルの選手、関係者を人質に立てこもった中で、人質11人が死亡するという、前代未聞の大事件が起こりました。これを受けたイスラエルは武装グループに対する報復作戦を決行、それを計画、実行したのは「モサド」(イスラエル諜報特務庁)でした。その過程を描いたスティーブン・スピルバーグが監督をやった「ミュンヘン」(2005年 アメリカ)という作品があります。

 あらすじはこんなところで…。
1972年9月5日、ミュンヘンオリンピックの開催中、パレスチナの過激派組織「黒い九月」のメンバー8名が、オリンピック村のイスラエル選手団宿舎に侵入、抵抗した選手ら2人を殺害し、残る9人を人質に取る。彼らはイスラエルに収監されているパレスチナ人の解放を要求。解決は西ドイツ警察に任されることになったが、テロリストとの銃撃戦の結果、イスラエル選手団9名が殺害され、人質11人全員死亡という悲劇的な結果に終ってしまう。

この事件に対し、イスラエル政府は報復を決意。テロの首謀者とされる11名のパレスチナ人の暗殺を計画する。イスラエルの首相ゴルダ・メイア(リン・コーエン)臨席のもと、アヴナー(エリック・バナ)は実行部隊のリーダーとして、モサッド上官エフライヒム(ジェフリー・ラッシュ)から「神の怒り作戦」の説明を受ける。実行部隊のメンバーは、南アフリカ出身の自動車のスペシャリスト・スティーブ(ダニエル・クレイグ)、爆弾製造を担当するロバート(マチュー・カソヴィッツ)、現場の「掃除」係である年長者のカール(キーラン・ハインズ)、文書偽造の専門家のハンス(ハンス・ツィッシュラー)である。暗殺のターゲットの多くは、ヨーロッパで活動するPLOの幹部や協力者であり、イスラエル政府とは関係ないがごとき行動が強く要求された。彼らはフランス人のルイ(マチュー・アマルリック)という男に接触、情報を得て作戦を進めてゆく。

第一の作戦の標的は、アラファト議長のいとこで、ローマで翻訳家として活動しているワエル・ズワイテル(マクラム・コーリー)だった。待ち伏せし小口径の拳銃で射殺する。第二の作戦の標的は、PLOパリ代表部幹部のハムシャリ(イーガル・ナオール)で、電話に仕掛けた爆弾での殺害を計画、ハムシャリの娘を誤爆しそうになるものの、殺害に成功する。第三の作戦の舞台は、キプロスのホテルで実行され、滞在しているPLO幹部の部屋のベッドに爆弾を仕掛けるが、爆薬の量が多過ぎ、無関係の宿泊客も巻き込んでしまう。第四の作戦は、レバノンのベイルートで行われ、PLOと黒い九月のメンバーが宿泊していたアパートをイスラエル軍の部隊とともに襲撃。PLOのスポークスマンであったカマル・ナセルも含め標的3人は殺害される。

第五の作戦は、ギリシアのアテネで行われた。あらかじめ手配されていた宿の一室で、アブナーのチームはPLOメンバーと名乗る男と出くわし、パレスチナ人としての立場、すなわちイスラエル勢力に母国を奪われてきた境遇を直に聞くこととなる。アテネでの作戦では、標的抹殺には成功するものの、現場にいたソ連のKGBエージェントも銃撃してしまう。

次の標的は、ミュンヘン・オリンピック事件の最大の黒幕とされる「サラメ」(メーディ・ネブー)であった。彼をロンドンで発見するものの、作戦着手寸前で酔っ払いに妨害される。ルイの情報では、アメリカのCIAの関係者が、サラメと裏取引をしており、作戦を妨害している可能性があった。そんな中、アブナー達のチームも一人、また一人と暗殺されてゆき、彼らは次第に追いつめられていく。

 この作品はパレスチナ、イスラエル双方に相当の物議をかもしました。イスラエル側は「事実と違う!」と批判、過去に「シンドラーのリスト」でイスラエル寄りと見られていたスピルバーグ自身は、自分はイスラエルに味方するわけでも敵対するわけでもなく、暗殺に手を染めていくことで精神的に病んでいく主人公達の苦悩を描きたかったと語っています。(ただし、スピルバーグ自身はユダヤ系のため、ルーツはこのイスラエルにあります。)またこのキャストの中でスティーブ(ダニエル・クレイグ)とルイ(マチュー・アマルリック)は3年後のボンド作品「007 慰めの報酬」(2008年)で共演しています。(ボンドと、悪役のドミニク・グリーンです。)

 ということで今日のお話はここまで。今日はお休み、先ほどまでテレビでテニスを見ていました。今週もネタ探しに苦労しそうです。
(ほれ、あんまし無理せんようにね、ミーシャ。)
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