もうこれしか使えません!

 さて今週も始まりましたが、わけのわからん馬鹿な上に振り回される私。今日は月曜日、ちょっと順番が変わりましてのテニスのお話。1枠目の今週は名品、今日はこんなお話です。
(まぁそんな時もあるわね、ミーシャ。)

a0151444_1442266.jpg

 テニスではサーブ、フォア、バック、ボレーなど、打つショットによって微妙にグリップを握り変えるため、直接手に触れるグリップには、ある程度グリップチェンジのしやすさが求められます。それでいて、ボールを打つインパクト時にはラケット面がブレないようにしっかり握りやすいものである必要があり、さらにボールを打ったときの情報を手にしっかり伝えてくれれば、スピン量を調整したりやコントロールもつけやすくなったりするもの。つまり、ラケット選びやストリング選びが大切なのに負けず劣らず、テニスのプレーを左右するのが、「グリップの握り具合 = オーバーグリップの品質」なのですが、最近ではほとんどの方が巻いている最近急速にシェアを伸ばしているものがあります。ウィルソンのプロ・オーバーグリップ(Pro Overgrip)という製品ですが、一見何の変態じゃなかったへんてつもないテープですが、フェデラーや圭がこれしか使えません!というほどです。とはいえ、それではグリップが若干だが太くなり、うまく力が入れられないということがあります。加えてオーバーグリップを巻くことで、グリップの角が丸くなるため、打球感も少し変化してしまいます。(2枚、3枚と巻いて真ん丸にしているそこのアナタ、そのラケットでは面がどっちを向いているかわかりますか?)さらにオーバーグリップのぶんだけ重量が増えることにもなるため、オーバーグリップを避けている人がいることも事実です。

 普通、この不織布は、ポリエステルの糸を編み込みで作られているのですが、ウイルソンでは既成の不織布を使うのではなく、テニスのオーバーグリップにするのにちょうどよい不織布を開発。糸を編み込む際、その繊維の量を粗く(少なく)するか細かくする(多くする)かで握った時の 感覚が違ってくるのですが、ウイルソンは何種類もの不織布をテストし、テニスのオーバーグリップとして握りやすく、それでいてグリップチェンジもしやすい不織布を開発。少し引っ張って伸ばしても、すぐに元に戻るのは、その編み込み方がグリップテープに適している証拠で、これが引っ張っても戻らなければ編み込みの目が粗いということで、逆に引っ張っても伸びないものは目が細かいということで、どちらもグリップテープには不向きな不織布ということになります。そして不織布の上にポリウレタン・シートを貼り合わせて作るのがほとんどですが、ウィルソンの場合はその布にポリウレタンを染み込ませます。ウイルソンのプロオーバーグリップが両面をビニールテープでカバーしてある(普通は片面だけです。)のは、表だけでなく裏にまでしっかりポリウレタンを染み込ませているためです。

  またこの際に白以外は染めるのですが、この関係で手触りが違うと言って、白を使う方はプロでは多数います。またこれが凄いのは「日本製」ということ、日本製のものは、どんな商品であっても世界中から『品質が高い』という評価を受けていますが、昨今はコストなどの関係からアジアに生産拠点をシフトすることが多くなってきました。(ダンロップのテニスボール「フォート」も最近ではタイ製です。)しかし、細かい作業になればなるほど、やはり日本で作らなければ高い品質のものが作れないのも事実で、ウイルソンのプロ・オーバーグリップも高い品質を維持するために日本で作っています。

 という事で今日のお話はここまで。明日と明後日はそれぞれ半日の出張です。馬鹿な上のお守りもさることながら、自分の事も気になる次第です。
(これ、あんまり気にせ~へんと、きっちりすることしときや、ミーシャ。)
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ミーシャ

Author:ミーシャ
FC2ブログへようこそ!

コアラの時計

by Animal Web Clock
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
FC2カウンター
最新記事
最新トラックバック
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
検索フォーム