大航海の真実

 さて外は雨、そんな中、今日も真面目にこのお話を書いている「面倒な」私。今日は火曜日、映画のお話。2枠目の今週は「ミーシャのマニアック映画劇場」。今回は昨日のサッカーのヨーロッパ選手権、ポルトガルの優勝からこんなお話です。
(まぁしかし、よう見つけてくるもんやね、ミーシャ。)

 今月はこちら。ポルトガルの映画というものは意外に長い歴史があり、19世紀後半のメディアの誕生まで遡ることができます。1950年代にはノヴォ・シネマ(字義的には「新しい映画」)と呼ばれる動きが活発になっていきました。その中でも有名な人物がマノエル・デ・オリヴェイラという監督さん、2015年に106歳で亡くなりましたが、その方が撮った「コロンブス 永遠の海」(原題 Cristóvão Colombo – O Enigma 2007年 ポルトガル)という作品があります。ポルトガルの大航海時代、世界を2分する帝国が始まった元々は実はポルトガル人だった?というお話を基に描かれています。監督本人と妻のマリア・イザベルが老夫婦を演じるほか、監督の孫であり「夜顔」のリカルド・トレパらが出演しています。

 あらすじはこんなもので…。
1946年のポルトガル・リスボン。マヌエル・ルシアーノ(リカルド・トレパ)は、ニューヨーク行きの船に乗ろうとしていた。戦争で離散した家族を集めたいという父の希望で、アメリカへ渡ることを決めたのだ。彼はジョアン1世の彫刻を見上げ、かつての大航海時代に新たな航路を発見すべく冒険に旅立った偉人たちのことを想っていた。数年後、マヌエルはポルトガルのコインブラ大学で取得した医師免許を生かして病院に勤務する。だがその一方で、イタリア人ともスペイン人ともいわれ、その出生は謎とされている冒険家クリストファー・コロンブスが、実はポルトガル人だったという自身の仮説を証明しようと、日々研究に勤しんでいた。そんな中、マヌエルはポルトガルに戻り、教師のシルヴィア(レオノール・バルダック)とポルトで結婚、新婚旅行を兼ねて彼がコロンブスの生地と考えるアレンテージョ州のクーバという都市に向かう。だが、古い教会を訪ね歩き、聞き込みをするが手がかりは見つからなかった……。2007年。年老いたマヌエル(マノエル・デ・オリヴェイラ)とシルヴィア(マリア・イザベル・デ・オリヴェイラ)はニューヨークにいた。自由の女神を船から眺めながら「タイマツの火は世界の人を歓迎する」というポルトガル移民の詩を思い浮かべるマヌエル。二人は、自分たちの人生と過去のポルトガル人の郷愁を重ねながら、長年連れ添ってきた互いの愛情を確認しあうのだった。そして念願だったポルトガルのマデイラ諸島にあるポルト・サント島へと向かう。そこは、コロンブスが航海へ出発するその日まで妻や子供と過ごした島であった……。

 ということで今日のお話はここまで。最近、バッシングもひどい中ですが、割り切る部分は割り切りましょということで今日も1日、頑張りましょという次第です。
(ほれ、あんまし気にしたらいかんよ、ミーシャ。)
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