権力闘争

 さて「オオカミが来た」の大会報道も終わり、結局録画だけだったそのテレビの放送の画面にカメラを向けているマスコミにどうも妙な違和感を感じる私。今日は月曜日、映画のお話。2枠目の今週は「ミーシャのマニアック映画劇場」、今月はその「党大会」は権力闘争の場という所から、権力闘争を題材にした、こんな作品のお話です。
(これ、ま~たアンタのドロドロしたネタが出てくるんやね、ミーシャ。)

 人の死をきっかけに始まるのが「重しが外れたことによる、本音のさらけ出し合い」なわけですが、それを描いたものに「社葬」(1989年(平成元年) 東映)という作品があります。企画、及び映画タイトルは当時の東映社長・岡田茂が1987年6月の鶴田浩二の葬儀で葬儀委員長を務めた岡田が本作のアイデアを思いつき、松田寛夫に「このタイトルでシナリオを書いてみろ」と指示し、脚本が練られました。毎日新聞社の社史と杉山隆男の著書『メディアの興亡』が特に参考になったといわれています。また1987年に起きた秋田魁新報社のスキャンダル(秋田魁新報事件)から主人公の人物像がヒントにされました。葬儀屋にも取材を重ね、さらに聞いた話だけでは満足できなくなり、先の三名で某商社トップの社葬に無断で紛れ込んで取材を敢行しました
(よく考えると、これは保安上大いに「才能あり」じゃなかった「問題アリ」なのですが…。)

 あらすじはこんな所で…。
日本有数の大新聞「太陽新聞」のトップでは、会長派と社長派の間で権力争いが起こっていた。関東の地方紙だったのを全国紙にまで発展させたのは現社長・岡部憲介(高松英郎)の父の大介(故人)と現会長・太田垣一男(若山富三郎)だった。その会長派は太田垣の娘婿で専務取締役の添島(中丸忠雄)ほか松崎(根上淳)、栗山(小林昭二)、寺内(小松方正)、原口(加藤和夫)の各取締役。一方、社長派は岡部憲介ほか息子の恭介(佐藤浩市)、谷(加藤武)、徳永(江守徹)、深町(菅貫太郎)、三宅(有川正治)の各取締役。取締役販売局長として腕をふるう鷲尾平吉(緒形拳)は恭介の部下だったが、太田垣にも恩があり、派閥を嫌って中立的立場をとっていた。ある日、定例役員会で谷から緊急議題として太田垣の代表権と名誉会長職の解任が提出され、鷲尾が棄権したために一票差で可決されてしまった。太田垣はショックで倒れ、病院にかつぎ込まれた。社長派は皆勝ち誇った様子だったが、その晩岡部憲介が料亭で芸者(井森美幸)相手に腹上死してしまう。鷲尾も手伝わされて遺体は岡部邸へ運び込まれた。通夜の臨時役員会では葬儀委員長と社長人事をめぐって紛糾、翌日、太田垣が代表取締役名誉会長に復帰し、社葬葬儀委員長に就任。しかし、病気療養中のため実行委員長は鷲尾が務めることになった。前夜、太陽新聞では三友銀行の不正融資というビッグスクープが朝刊のトップを飾ろうとしていたが、徳永がもみ消していた。社長選出は無記名投票の結果、岡部恭介4票、添島隆治4票、白票3票で物別れとなった。鷲尾は以前に穂積で飲んでから女将の吉乃(富永佳代子)と男と女のつき合いをしていた。しかし、不倫旅行から帰ると、突然北陸の販売店が添島の差し金で納金拒否の態度をとった。徳永の命令で鷲尾が何とか事態を収拾したが、添島は株の失敗で大穴を空けて自殺未遂。憲介の死で社長派は劣勢、太田垣は病室に徳永を呼んで密約を交わした。報復人事はしないが、鷲尾の首を切れというものだった。鷲尾は徳永からの辞表提出要求を拒否し、穂積で恭介と会った。彼はすでに辞表を出していたが、三友銀行のスキャンダルや社葬の場で太田垣が徳永の社長就任を指名裁定することを鷲尾に話した。「なぜ自分だけがツメ腹を切らされなければならないのか」と怒った鷲尾は子飼いの部下の裏切りで相談役に落ちている前頭取野々村典正(芦田伸介)の協力を得、すべての情報をブラック・ジャーナリズムに流すと太田垣につめ寄った。社葬の当日、葬儀委員長の太田垣から指名された新社長は、岡部恭介だった。

 結構ドロドロした部分を描いているものの、ちょっとあっさり感もあるかなという作品です。一昔前の「大奥」みたいなノリでお話が進むわけではありませんが、これはこれで見てみましょということで、外は雨ですが、今日も1日、がんばりましょという次第です。
(これ、アンタは何でそんなドロドロしたもんが好きになったんかね~、ミーシャ?)
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