ダブル・ベーグル

 さて愛するタイガース、最近アホな負け方ばかりに、スチール缶を握る手が震える私。今日は木曜日、テニスのお話。4枠目の今週は「名勝負百選」、今月は「選手」の枠で出てきたナタリア・ズヴェレワから、この人と言えばこの試合のお話です。
(これ、アンタも私と初めて試合をやった時はこんな負け方しとったね、ミーシャ。)

 かなり古いお話ですが、1988年6月4日のフレンチ・オープンの女子シングルス決勝、結果はこうでした。
 
 シュテフィ・グラフ    6-0    ナタリア・ズヴェレワ
                6-0

 英語で6-0セットのことを「ベーグル」と言いますが、これはベーグル(パン)がドーナツのように丸い穴が開いていることを数字の0に例えてこう言います。試合時間32分、ホントの「ボコし倒す」KO勝ち、4大メジャーの決勝でこのスコア(俗にダブル・ベーグルと言います。)は史上初めて、2016年現在まで、このスコアはありません。

 第1シードのグラフ、3月、4月にサバティーニに敗れて、早くも前年の負け数に並んだのですが、ここまで失セットなし。圧倒的な強さで勝ち上がってきました。唯一まともに相手になったのは準決勝のサバティーニ戦のみ、世界ランク1位の貫録でここまで勝ちあがってきました。一方、第13シードのズヴェレワ、4回戦で第2シードのナブラチロワを倒して勢いに乗った後は、ベスト8で第6シードのスコバを下し、準決勝で1セット落としたものの、勢いは衰えずにここまで上がってきました。世間は「グラフの2連覇は間違いないと思うんだけど、ひょとしたら、再びの『大物食い』が起こるかも?」という見方でした。

 しかししかし、そこは世界ランク1位のグラフ、まともにズヴェレワにテニスをさせずに圧勝、そしてこの試合時間32分というのは今でも最短時間試合の記録でもありますが、最後のマッチ・ポイント、グラフはフォアハンドで逆クロスへリターンを強打します。それをストレートへ返したズヴェレワ、ここでグラフのフォアハンド側には大きなスペースができ、そこを突かれるのがグラフにとっては意外な難点(グラフは逆クロスへ打つのは得意ですが、フォアハンド側へ走らされて、引っ掛けるように打つのはあまり得意な方ではありません。これが上手いのはイワン・レンドルがその典型です。)でしたが、これをきっちりと返す。そしてそれをアプローチ・ショットでネットに詰めたズヴェレワの頭上をロブで抜こうとします。そこでズヴェレワはオーバーヘッド、普通ならここでこのポイントは終わり、ズヴェレワは辛くもしのいだという所ですが、これはグラフのフォアハンド側に行ってしまいました。またクレーコートということでバウンドの減速率も高いため、グラフはそれに追いつき、フォアハンドをクロスコートに叩き込んで試合終了。グラフは2連覇を達成しました。

 ということで今日のお話はここまで。そろそろ連休のお仕事の段取りをしとかんといかんのですが、今日もまたドタバタとしそうです。
(ほれ、そんなドタバタしとったら、しまいにコケるよ、。ミーシャ。)
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