3つ目の24時間

 さて愛するタイガース、昨日は8回に打者一巡であっさり勝ったものの、バッテリー・エラーに助けられた感もある中、プールでバッテリー・エラーから左の後ろのサスペンションがぶっ飛んだ(足をつった)「ガラスの後ろ脚の」私。今日は水曜日、巨大建造物のお話。3枠目の今週は「サーキット」、今月はそんな足で24時間持ちますか?という「24時間」からこんなコースのお話です。
(ほれ、もうようなったんかな、ミーシャ?)

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 今月はこちら。アメリカ、フロリダ州デイトナ・ビーチにある「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ」です。全長4000m、インフィールドを入れると5700mのコースです。アメリカでは一般的なトライオーバル(三角形の辺を丸めたような形)のトラックです。1936年、デイトナビーチの修理工ビル・フランスが地元ビーチのストックカーレースに出場したことから始まりました。 2年後、続行しようと考える人がいなくなったときに先頭に立ったのは彼でした。 1947年、戦争が終わりレースが再開されると、フランスは全米自動車競争協会(NASCAR National Association for Stock Car Auto Racing)を設立しました。そして1959年、ビーチ南端の1.94平方キロに及ぶ土地にこのコースを建設しました。毎年2月にその最高峰クラス(現・スプリントカップシリーズ)のシリーズ開幕戦であるデイトナ500、そして独立記念日(7月4日)近辺に行われるナイトレース「Coke Zero 400」が開催されています。またインフィールド・コースでは毎年1月の末から2月初めに3大24時間レースの1つ、「デイトナ24時間」が行われています。(後の2つはル・マンとスパ・フランコルシャン(ベルギー)です。)なお、今年の12月にはフェラーリのファン感謝祭「フィナーリ・モンディアーリ」が史上初めて、北米で行われることになり、このコースが会場に選ばれました。

 コースは最大バンク角が31度とNASCARが開催されるトラック中2番目に高いのが特徴。そのためどのターンもほぼアクセル全開で入るという、シリーズ屈指の度胸のいるトラックです。アクセル全開状態が長く続くため、フロントスリップ、バックスリップとも効きが強くなります。誰の前にいて誰の後ろに付くかを一瞬で判断する必要があり、ミスで孤立してしまうと簡単に5~6台に抜かれるというシビアな点でエキサイティングなレースを演出するトラックです。またインフィールドはほぼフラットなうえ目印となるオブジェクトもないので、距離感やブレーキ・ポイントが掴みづらいのですが、レース全体の行方を左右する最も重要な箇所です。ここで引き離されてしまうと、続くオーバルセクションでドラフティングに乗れなくなるので、追いつくのは困難となるのですが、逆にここで前車に詰められれば、オーバルで一気にオーバーテイクすることも不可能ではありません。

 そのため、このコースは超高速の中スリップ、バックスリップを駆使して2列から3列で密集戦(ここで「組んずほぐれつ」と言ってはいけません。)を繰り広げるため事故確率も高く、一発かますと10台程度を巻き込む多重クラッシュ(現地では「ビッグ・ワン」と呼ばれます。)が発生することもあります。特に最終ラップでやらかすことが多いのですが、その典型例が2001年、デイル・アーンハート・シニアがケン・シュレーダーと絡みクラッシュ、その際160マイル(時速256km)で外側コンクリート・ウォールに叩き付けられたのが原因で死亡しています。この事故以降、ほとんどのトラックで外側への緩衝板追加などの防護策が取られています。またカーブでの最低速が異常に高いデイトナでは内側コンクリートウォールの一部にも緩衝板が取り付けられています。また当時ドライバーからの支持が少なかったHANSデバイスが義務化されるきっかけになりました。

 ということで今日のお話はここまで。今日は1日、お休みです。とはいえ、歯医者にプールにドタバタとしそうです。
(これ、「歯は命」やで、ミーシャ。)
 
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