当て逃げ

 さてお外は雨。そんな中、このお話を書いている「蚊帳の外」の私。今日は木曜日、テニスのお話。1枠目の今週は「名品」、今月はこんなラケットのお話です。
(これ、あんましイジケんでもええよ、ミーシャ。)

profile_95.jpg

 1988年、ウィルソンが出した「プロファイル(Profile)」というラケットがあります。カタログには「パワフルにシャープに、そして正確なショットを生むハイ・パフォーマンス・ラケット。」という触れ込みでしたが、注目されたのはそのフレームの厚さ、当時は20mm前後が主流だった所へ、最大厚31.7mmの規定ぎりぎりを持ってきた、またフレームがしなる事で生じるコントロールのずれをその厚みで消し去ろうという「マッチド・フレックス・タイム」方式(決して始まりと終わりを自由に決められるわけではありません。)とテニスラケットの飛びを根底から覆したほどの衝撃作です。出た当時は「すぐ廃れるだろう」と思われていたものの、このコンセプトは現在でも受け継がれています。この中でほとんどのメーカーが「厚ラケ」を出しましたが、結局2年もすると元祖のウィルソンだけが残りました。

 またこのラケットは、現在多くの方が使っている「振動止め」を初めて標準装備したラケットでした。フレームの厚さは分厚いほどボールは飛びます。またフレームは「硬く」なります。逆に薄いフレームはそれだけ「しなる」ため、コントロールはつけやすく、より回転もかけやすくなります。(俗に「ボールがフレームに乗る」という言い方をします。)ただこの「硬さ」については使っている素材その他によっても変わってくるため、一概には言えない部分もあります。ただ、このラケットは超高反発のため、打った時の振動が強いため、振動止めが標準でついて来ました。そしてもう1つの難儀は「ガットの張り替え」、その分厚さが従来のストリング・マシンには収まらないため、各社アダプターなどを使用していました。

 ただ、このラケットは途中で大きくコンセプトが変わることになります。

1988 初代   社会現象になるほどの衝撃作でした。
1989       プロファイル・ツアー(Profile Tour)として、高密度ストリング・パターン(18×20)が登場
1990 2代目  プロファイルSPS「ハンマー・バランス・システム」(超軽量かつ、トップヘビー(先が重い))を採用
1994 3代目  スラッジ・ハンマーとして、「ファン・ストリング・パターン」(扇状にストリングが並ぶ)を採用
 
 2代目でハンマー・システムを採用したため、初代のものとはガラリと変わりました。またラウンド・フレーム(フレームの断面の形状が円いもの、フレームの変形がボックス・フレームよりも少ないという利点があります。)をウィルソンとしては初めて採用しました。

 ということで今日のお話はここまで。雨が1日降る中ですが、今日もきっちりお仕事に行ってきます。
(ほれ、コケんようにね、ミーシャ。)
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