最初で最後の12気筒

 さて昨日はお仕事1発当てて、プールに行っての後でやってきました「ハクション!」、この時期は辛~い季節ですが、最近橋本環奈の「セーラー服と機関銃」を聴いて「薬師丸ひろ子と長澤まさみしか知らん。」と言って、「ウッソ~!!」とか言われた「蛙の」私。今日は日曜日、ミニカーのお話。2枠目の今週は「F1」、今月はこんなお話です。
(ほれ、アンタはそんなんやから、年をまともに見てもらわれへんのよ、ミーシャ。)

P1010015_convert_20160306072421.jpg

 今月はこちら。ロータスが史上唯一12気筒エンジンを積んだ「102」(1990年)です。前年モデル「101」をベースにエンジンをジャッドのV8からランボルギーニのV12に載せ替え。当時内容はともかく、音だけは天下一品のランボルギーニ、「ひょっとしたら、イケんじゃない?」とか思わせたのですが、これがまた走らない、走らないモデルでした。まずケチのツケ始めは「燃料タンクの位置」、前年のイモラでのベルガーのフェラーリ・640のクラッシュ炎上事故の際、モノコック横に張り出したガソリン・タンクを折れたサスペンションのアームが突き破り、その漏れ出たガソリンに引火して(ここで「ガス検」をやるのは紅蓮次郎です。)、爆発炎上した(決して大卒のインテリプロ野球選手が抑えに失敗したことを指しているのではありません。)ことから、この年から「燃料タンクはコックピットとエンジンとの間にしか置いてはいけない」となりました。そのため、ガソリン消費量の比較的多いV12エンジンはちょっと頭を捻ることになります。

 またドライバーも2人とも変わったため、その変わった2人にとってはちょっと窮屈なサイズでした。(前年までのネルソン・ピケと中嶋悟は177cm、165cmですが、この後のワーウィックとドネリーは2人とも180cmを超えていました。)それが原因かは不明ですが、この2人は2人ともシーズン終盤でえらい大クラッシュ劇をやらかすことになります。第12戦、イタリアGP(モンツァ)でワーウィックが最終コーナー、パラボリカで完全に裏返した全損ものの大クラッシュ、これでスタートやり直しになる、そしてその1か月後のスペインGP(ヘレス)ではマーティン・ドネリーが高速コーナーでフロント・サスペンションが壊れ、外側ガードレールに激突したカーボンファイバー製モノコックの前半分は粉々に粉砕され、ドネリーはシートベルトを締めたシートごとコースに投げ出されてしまいました。全身の数箇所を骨折し、内臓破裂に伴い一時は危篤状態となったが、最終的には一命を取り留めました。この理由として「資金難」が上げられていました。当時チームは資金難にあえいでおり、チームの勢いは完全に下火となっていました。彼の乗っていたモノコックは既に10000キロ以上を走行していたともいわれ、疲労した車体を換えることもままならないなかでのものでした。

 そして最後のケチはこの年を以ってメイン・スポンサーのキャメルが降板すること、8月のブダペストで発表されたのですが、これに伴いチームは存続の危機に陥り、チームマネージャーのルパート・マンワーリング(ティレルへ)、チーフデザイナーのマイク・コフラン(ベネトンへ)、テクニカルディレクターのフランク・ダーニー(リジェへ)など主要スタッフの離脱が続きました。シーズン終了後の12月、元チーム・マネージャーのピーター・コリンズとピーター・ライト、ホルスト・シューベルらがチームを引継ぎ、新たな体制で出発することになりました。結局この102は3年基本を変えずに使うことになります。

 ミニカーはサンクス(京商)のもの、それをデカールその他で修正しています。そしてお楽しみの諸元はこちら。

車名          102

デビュー        1990年
全長          4445mm
全高           978mm
全幅          2146mm
ホイール・ベース    2946mm
トレッド(前)     1803mm
    (後)     1651mm
車重           500kg(燃料、ドライバー含む)

エンジン        ランボルギーニ 3512
形式          水冷レシプロ V型12気筒 DOHC4バルブ
総排気量        3496cc
ボア×ストローク    不明
Vバンク角       80度
最大出力        640馬力/13,000rpm
圧縮比         不明
燃料噴射システム    ルーカス製 電子制御
点火システム       ザイテック製 電子制御
燃料          BP
オイル         BP

駆動方式        後輪駆動方式
変速機         ロータス/ヒューランド製 前進6速 マニュアル縦置き(+後退1速)
差動システム      ZF社製 リミテッド・スリップ・デファレンシャル

シャシー        カーボン・コンポジット・モノコック
サスペンション(前)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プル・ロッド
       (後)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プッシュ・ロッド
ブレーキ        ブレンボ社製 4輪ベンチレーテッド・ディスク(カーボン製ディスク)
ステアリング      ラック・アンド・ピニオン
タイヤ         グッドイヤー
ホイール        O.Z 13インチ
燃料タンク容量     不明

デザイナー       フランク・ダーニー/マイク・コフラン
ドライバー       ディレック・ワーウィック/マーティン・ドネリー/ジョニー・ハーバート

 ということで今日のお話はここまで。最近「日曜日のド定番」「これを見ないと日曜日は始まらない」関口宏のサンデーモーニングの「スポーツご意見番」がちょっとネタ切れになるのがちょっと気になる次第です。
(ほれ、アンタには「喝!」って言うとってやで、ミーシャ。)
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ミーシャ

Author:ミーシャ
FC2ブログへようこそ!

コアラの時計

by Animal Web Clock
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
FC2カウンター
最新記事
最新トラックバック
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
検索フォーム