1度書いたものですが…。

 さて昨日は1日お仕事、誰もいないお部屋で最後はピタリで合わせて、その後はプールに行っていた私。今日は日曜日、ミニカーのお話。2枠目の今週は「F1」、今月は1度書いていますが、こんな車のお話です。
(これ、アンタは終わらすのだけは感動するくらい速いからね~、ミーシャ。)

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 今月はこちら。ロータスの「101」(1989年)です。1988年シーズン途中でチームを離れたジェラール・ドゥカルージュの後任にウィリアムズからフランク・ダーニーがやってきました。チーフ・デザイナーにマイク・コフランが付き、この2人がデザインしました。(なお、このフランク・ダーニーはF1関係者屈指の模型好きで、タミヤの木谷真人(現エブロ社長)に「あんたにゃ、全部見せたげる♡」と言うほどです。)この年からターボ・エンジンは禁止、全車3500㏄の自然吸気エンジンになったのですが、前の年まで積んでいたホンダはV10エンジンをロータスには回さないことになり、チューナー・ブランドの「ジャッド」V8エンジンを積むことになりました。元々ジャッドはホンダのF3000エンジンをベースに作ったもので、そこそこにはあったのですが、最新型EV(決して電気自動車のことではありません。)は当時のワークス格チームのマーチのみ回ってきまして、従来型のCVを使用しました。CVとEVの違いはVバンク角の違いでCVは90度、EVは少し狭い76度、この理由はエンジン自体の幅を狭くできる事で、投影面積が小さくなり、空力の向上につながるという意図です。(逆に広くすると全高を抑えることになり、これも投影面積の削減からということになります。)

 そしてもう1つの変更点はモノコックがオス型からメス型に変わったこと。オス型の場合、モノコックの上にもう1段カウルを被せることになるのですが、メス型の場合はモノコック自体がボディ・カウルを兼ねているため構造は簡単になります。(オス型とは型の外側に樹脂を張り込んでモノコックを形成するため、内側は綺麗になり、隔壁(バルクヘッド)の張り付けは容易になりますが、外側は誰かさんのお肌のようにデコボコになり、別に空力用のカウルを必要としています。逆にメス型は、型の内側に樹脂を張り込んでいってモノコックを形成する方法です。外側は私のお肌のようにつるんのプルルン、ただし、バルクヘッドの張り付けが弱くなり、強度の心配が残りますが、別個にカウルを必要としないモノコックとなります。現在のF1はほぼメス型です。)

 そして始まった1989年シーズン、当初の期待に応える結果を残すことは出来ませんでした。ジャッド・エンジンはマクラーレンが使用するホンダV10エンジンに比べて100ps以上出力が低かったと言われ、ティックフォードによる5バルブエンジンはパワーと信頼性に欠けるためフランスGPで使用されたのみでした。また、シャーシとタイヤとの相性も良くなかったんです。当時のタイヤは基本的にマクラーレンとフェラーリ向けに設計されており、それらのチームはタイヤ・テスト(当時は何だかんだと理由を付けて、各チームが独自にテストをすることが出来ました。フェラーリなんて自社テストコース、フィオラノはレース期間中でもフル稼働してました。)を行うことでタイヤに合わせたシャーシチューンを行うことが出来ました。さらにはシーズン後半にはトップが変わる迷走劇、極めつけは(ここで「ゲス」と言っているわけではありません。)、史上初めてエントリーして予選落ちしたこと。第11戦のベルギーGP(スパ)ですが、ここでドライバー2人とも予選落ちしてしまったという大失態ぶりでした。(F1の場合、公式の出走回数は「予選を通過した時点」になります。)しかししかし、最後に大豪雨の中で行われた最終戦、オーストラリアGP(アデレード市街)で中嶋悟が、豪雨の中でこのマシンとして唯一のファステストラップを記録しました。結局この年を以ってドライバー2人はチームを去ることになります。

 ミニカーはサンクスのもの(2009年)、それをタバコその他、多少手が入っています。そしてお約束の諸元はこんなものです。

車名          101

デビュー        1989年
全長          4394mm
全高          1003mm
全幅          2146mm
ホイール・ベース    2921mm
トレッド(前)     1803mm
    (後)     1653mm
車重           500kg(燃料、ドライバー含む)

エンジン        ジャッド CV
形式          水冷レシプロ V型8気筒 DOHC4バルブ
総排気量        3496cc
ボア×ストローク    不明
Vバンク角       90度
最大出力        610馬力/12,300rpm
圧縮比         不明
燃料噴射システム    ルーカス製 電子制御
点火システム       ザイテック製 電子制御
燃料          エルフ
オイル         エルフ

駆動方式        後輪駆動方式
変速機         ロータス/ヒューランド製 前進6速 マニュアル縦置き(+後退1速)
差動システム      ZF社製 リミテッド・スリップ・デファレンシャル

シャシー        カーボン・コンポジット・モノコック
サスペンション(前)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プル・ロッド
       (後)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プッシュ・ロッド
ブレーキ        ブレンボ社製 4輪ベンチレーテッド・ディスク(カーボン製ディスク)
ステアリング      ラック・アンド・ピニオン
タイヤ         グッドイヤー
ホイール        O.Z 13インチ
燃料タンク容量     不明

デザイナー       フランク・ダーニー/マイク・コフラン
ドライバー       ネルソン・ピケ/中嶋悟

 ということで今日のお話はここまで。今日は1日、お休みですが、色々とすることはございましてという次第で、段取りよくシャシャッと済ませましょ。
(そうそう、終わらすとこは終わらしときや、ミーシャ。)
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