ツバメの巣

 さて朝晩は少し涼しくなってきた今日この頃、このお話を書いている私。今日は水曜日、巨大建造物のお話。1枠目の今週は「野球場」、今年のセントラル・リーグ、14年ぶりの優勝になったヤクルト・スワローズからこんな球場のお話です。
(今度はどこやの、ミーシャ?)

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 今月はこちら。そのヤクルト・スワローズの本拠地、明治神宮球場です。東京都新宿区の明治神宮御苑の中にある収容人員35000人の球場です。東京六大学野球連盟のリーグ戦開催球場として1926年(大正15年)に開場以来、アマチュア野球においては大学野球の主要球場として長年使用され、六大学野球のほか東都大学野球1部リーグおよび入れ替え戦を中心に今日まで使用されています。他にも高校野球の東東京大会および西東京大会や全日本大学野球選手権大会、明治神宮野球大会の他、社会人野球(JABA東京スポニチ大会。過去には都市対抗野球大会も)など多くのアマチュアの大会が開催されています。日本国内では阪神甲子園球場とならんで「野球の聖地」とうたわれる野球場です。アマチュア専用として初期はプロ野球公式戦での使用は認められなかったのですが、徐々に緩和され現在では東京ヤクルトスワローズが専用球場(本拠地球場)として使用しています。

 当時は両翼91m、センター120mでした。この広さは1967年の改修当時において標準的なものでしたが、1980年代後半以降から日本各地で公認野球規則1.04(両翼は約99.1m、中堅は約122m)に合わせた球場が増えたために相対的に狭くなってしまいました。特に両翼は拡張される前の時点でプロ野球の本拠地球場としては最も距離が短く、そのためにファウルポール際の打球は詰まった当たりや低いライナーなどが容易にスタンドインしてしまうことが目立っていた。これを改めるため、2007年オフには改修に着手、両翼の距離は97.5mに拡張されました。そして1982年からは全面人工芝になりました。
 
 また珍しいのは所有者が宗教法人、明治神宮であり、学生野球(東京六大学と東都)に優先使用権が認められていることです。これは神宮球場の建設と拡張に東京六大学連盟の尽力や資金提供があったという事実からです。俗に言われる、他の一般的なプロ野球の本拠地球場になっている球場と同じように「神宮球場はスワローズの本拠地で大学野球は間借りしている」と誤解されることありますが、逆にスワローズが間借りしているのが事実です。(ただし他の球場も大半は球団所有ではなく間借り、間接的に所有しているのは阪神タイガースと甲子園球場ぐらいなものです。)収益力の高いプロの日程を最優先させるべきだとの意見は以前から一部にはあり、時代の経過とともに大学野球全体の人気の低下がその声を後押しする傾向が強まり、近年は興行収入の問題から大学連盟側がヤクルト球団側に譲歩するようになってきている面もあります。(この例は1978年、チーム史上初の日本一になった際の日本シリーズのホームゲームはこの事情で近所の「後楽園球場」で行われました。しかし、野村ID野球全盛時の1992年、1993年の日本シリーズは大学野球側との調整の結果、神宮を使うようになりました。)ただし、神宮球場側の基本的な認識は、前述の歴史的な経緯から、現在でも球場使用の割り当ての最優先権を東京六大学野球連盟に与えています。また、その間借りの決定的理由は「明治神宮とヤクルト球団は、神宮球場の使用契約を1年ごとに更新している。」という点、このことが、度々取り沙汰されるヤクルトの他地域への移転の根拠として挙げられています。

 開場して90年を超え、老朽化や耐震補強が課題となっており、2013年から3年計画による工事を実施(上述以外では2015年に人工芝の張替を施工)していますが、2015年4月1日、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催後に、明治神宮外苑をスポーツの聖地とするための再開発を進める一環として、近接の秩父宮ラグビー場との土地交換で新球場を建設する計画が明らかになりました。計画案としては、まず東京五輪前までに現ラグビー場を撤去・解体(このため、2019年のラグビーのワールドカップは秩父宮では行いません。)し、五輪開催期間までは暫定的に駐車場として利用します。五輪終了後、正式に新球場の建設工事に取り掛かり、完成後に現在の神宮球場を撤去・解体する。また現在の神宮球場の跡地に新ラグビー場を建設する方針です。

 ということで今日のお話はここまで。日ごとに大騒ぎになる「賭博事件」もさてどうなりますか?という次第です。
(ほれ、ツバメさんが低く飛んで来とるよ、ミーシャ。)
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