マンちゃんの黒

 さて愛するタイガース、昨日は再びドラちゃんたちをボコして、その裏でけしからん某全国紙もコケて、クスクスの昨日はお仕事。そしてテニスに行って、そのボールの速さに悩まされる私。今日は日曜日、ミニカーのお話。2枠目の今週は「F1」、今月はこんなお話です。
(これ、「ボコす」とかそんなネタをやらへんの、ミーシャ!)

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 今月はこちら。F13シーズン目の「F1荒法師」ナイジェル・マンセルがその進化を見せ始めた当時のモデル、そしてコーリン・チャップマンが関与した最後のモデル、「ロータス 91」(1982年)です。元々マンセルはデビュー戦のファイトあふれる走りがチーム監督のコーリン・チャップマンに非常に強い印象を与え、1981年からレギュラードライバーに昇格します。1981年の第5戦ベルギーGPにてジル・ヴィルヌーヴとの接戦を制し初入賞、3位表彰台に立ちました。しかしロータス在籍時のマンセルはエリオ・デ・アンジェリスの陰に隠れ、後に「暴れん坊」といわれる時と比べると精彩がないシーズンを送ることになります。しかも理解者でもあったチャップマンが1982年12月に急逝してしまい、その後を継いだピーター・ウォー(キャーではありません。)とは非常に折り合いが悪かったんです。さらにそのマンセルの才能を見出したピーター・コリンズもロータスからトールマン(後のベネトン)に去ってしまい、マンセルは四面楚歌の中でのシーズンになりました。

 基本的なデザインは前年車の87をベースとしています。87は88のカーボンモノコックを共用し、ツインシャーシ部分を取り除いたマシンなので、91の随所に88の名残が見られます。特に丸みを帯びたボディ形状は空力特性の向上を果たしていたが、翌1983年からフラットボトム規定が導入されたため、ロータスにとって最後のグラウンド・エフェクト・カーとなりました。また排気は上面排気(後々に登場する排気流の空力的応用と共に、排気管が短くなりエンジン出力アップに貢献するためとは別物です。)を採用しました。

 ダブルタイトルを獲得した1978年を最後に不調を囲っていたロータスの1982年は、前年に起死回生を狙った野心作「ツインシャシー」88をめぐるゴタゴタや、チャップマン自身がデロリアン社とのビジネストラブルに追われるなど迷走状態が続いていました。(またF1全体でもチーム内の不和(フェラーリ)、不可解な裁定、大事故など騒乱が絶えないシーズンでした。)戦績はパッとせず予選も10位以降が多く(最高位7位)、決勝も2番手グループの先頭を争う事が多かったが、コンスタントに入賞をはたし第12戦までに2人のドライバーで7度入賞しているが表彰台はマンセルの”他車失格繰り上がり3位”が一回だけでした。しかし迎えた第13戦オーストリアGPで奇跡が起こります。予選7位からスタートしたエリオ・デ・アンジェリスがターボ勢のリタイアに助けられたもののトップに立ち、急追するケケ・ロズベルグのウィリアムズを0.05秒の差で抑えきり、ロータスに4年ぶりの優勝をもたらしました。しかしその年の12月、コーリン・チャップマンは急性心筋梗塞で急死することになりました。

 またこの91は日本との縁が深く、中嶋悟(一貴ではありません。お父さんの方です。)がご褒美として、この車をドニントン・パークで走らせています。また富士スピードウェイでも当人が走らせています。またタミヤがロータスからこのマシンを1台もらっていて、現在本社のロビーに展示されています。(ちなみにタミヤはF1に直接関与しているわけではありませんが、F1マシンを所有している台数はかなり多いと言われています。1991年モデル、ロータス102Bをもらった時にはエンジンからスペアのタイヤ、さらにはエアジャッキとホイールレンチまでの一式、フルセットでもらっています。)

 ミニカーはサンクスの「ロータスF1」(2009年)から、そしてお約束の諸元はこちら。

車名          91

デビュー        1982年
全長          4300mm
全高          不明
全幅          2150mm
ホイール・ベース    2748/2799/2849mm
トレッド(前)     1784mm
    (後)     1643mm
車重           580kg(燃料、ドライバー含む)

エンジン        フォード・コスワース DFV
形式          水冷レシプロ V型8気筒 DOHC4バルブ
総排気量        2993cc
ボア×ストローク    85.7×64.8(mm)
Vバンク角       90度
最大出力        510馬力/11,400rpm
圧縮比         11.5
燃料噴射システム    ルーカス社製 電子制御
点火システム      コスワース社製 電子制御

燃料          バルボリン
オイル         バルボリン

駆動方式        後輪駆動方式
変速機         ヒューランド社製 前進5速 マニュアル縦置き(+後退1速)
差動システム      ZF社製 リミテッド・スリップ・デファレンシャル

シャシー        カーボンファイバー・モノコック
サスペンション(前)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プッシュ・ロッド
       (後)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プッシュ・ロッド
ブレーキ        4輪ベンチレーテッド・ディスク
ステアリング      ラック・アンド・ピニオン
タイヤ         グッドイヤー
ホイール        スピードライン 13インチ
燃料タンク容量     

デザイナー       コーリン・チャップマン/マーティン・オグリビー/トニー・ラッド
ドライバー       エリオ・デ・アンジェリス/ナイジェル・マンセル/ロベルト・モレノ/ジェフ・リース

 ということで今日のお話はここまで。また今日も雨の一日になりそうですが、今日はお休みです。おうちでゆっくりしてましょという次第です。
(ほれ、みんなとお話したげや、ミーシャ。)
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