北のひめゆり

 さて最近、大騒ぎになった「寝屋川の死体遺棄事件」、とはいえ犯人の逮捕後は静かなもので、「のど元過ぎれば、熱さ忘れる」を地で行くようなマスコミにちと首を捻る私。今日は火曜日、映画のお話。4枠目の今週は「ドラマ」、今月のテーマ「戦争」から、こんなお話です。
(今度は何を持ってきたんかな、ミーシャ?)

 今月はこちら。ちょうど7年前の8月25日に放送された『霧の火 樺太・真岡郵便局に散った九人の乙女たち』(2008年 日本テレビ系列)という単発スペシャルのテレビドラマがあります。この時期は一昔前には結構戦争もののドラマが多かったもので(さらに脚本が向田邦子、語りが奈良岡智子というお約束のネタでした。)、この作品もその類です。このお話は旧樺太で実際に起こった真岡郵便電信局事件も元にしています。この事件は、ソ連の対日参戦後、太平洋戦争末期の樺太の戦いで、真岡郵便局の電話交換手(当時の郵便局では電信電話も管轄していました。郵便(現日本郵政グループ)と電信(現NTT)が分離したのは戦後のことです。)は、疎開(引き揚げ)をせずに業務中だった。8月20日に真岡にソ連軍が上陸すると、勤務中の女性電話交換手12名のうち10名が局内で集団自決を図り、9名が死亡した事件です。

 あらすじはこんな所で…。
派遣社員の愛子(香里奈)はある日、老人ホームに入居している老女、瑞枝(市原悦子)から、自分の若い時のことを文章にしてほしいという依頼を受ける。瑞枝は愛子の亡くなった父、陽一と古い知り合いらしく、戦前に、樺太【サハリン】へ移り住んだことから、彼女は語り始めた…。

昭和16年、瑞枝(福田麻由子)は母のカネ(名取裕子)に連れられて、樺太の真岡にたどりついた。一家は貿易商の山田(遠藤憲一)の元に住むことになり、隣の家の子、桜(市川由衣)と仲良くなった瑞枝は、山田の部下野田(向井理)に淡い恋心を抱きつつ、ミサ(白石美穂)らがさっそうと働く郵便局で電話交換手になるという希望を持つようになる。やがて瑞枝は交換手となり、同僚のヨシ(佐藤仁美)、キミ(渋谷飛鳥)らと共に働くのだが、時代は太平洋戦争のさなか、そして昭和20年、玉音放送の後も戦闘は続き、ソ連が真岡のすぐ近くまで迫ってきました。8月20日、真岡の朝は深い霧に包まれていた。そしてその中で見たものとは…?

 この作品は史実を基にしたフィクションであり、実際の生存者から取材しているものの、主人公は架空の人物で、性的暴行など創作の部分も多いんです。ただ、終戦後も戦争は終わらず、こういう悲劇もあったということは知っておく必要があると思います。ということで今日のお話はここまで。さて今週はどうなりますか?という所で月末、ちょっと締めるとこ締めましょという次第です。
(ほれ、あんまし無理せんようにね、ミーシャ。)
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