その次の日

 さて愛するタイガース、昨日も勝って首位固め、首位固め。(ここで「一休み、一休み」ではありません。)そして高校野球はやたらとサヨナラ、延長勝ちが出ていることに「行ってる人は見ごたえあるわね~」とか思っている「主夫な」私。今日は月曜日、映画のお話。2枠目の今週は「ミーシャのマニアック映画劇場」、今月のテーマ「戦争」から、昨日がちょうど長崎への原子爆弾投下から70年ということで、その核兵器という所から、こんな作品のお話です。
(これ、アンタの存在はこれより危険やと思うけどね、ミーシャ。)

 今月はこちら。その「核兵器」から「ザ・デイ・アフター」(原題 The Day After)(1983年 アメリカ)という作品です。元々はテレビ映画だったのですが、レーガン政権下の軍備拡張競争(その究極はSDI(戦略防衛構想)(注釈)ですな。)による冷戦下における米ソ対立の深刻化という国際的背景があり、第三次世界大戦勃発による核兵器実戦使用の恐怖が描かれています。アメリカで放送された当時1億人以上が見たという問題作でして、その翌年日本でも公開されましたが、公開はあまりウケず、テレビの「日曜洋画劇場」でやって30・0%という驚異的な視聴率(2015年現在でも歴代3位の記録です。)を取りました。

 あらすじはこんな所で…。
ある年の秋、東西緊張が高まり、ソ連軍武装師団が西ドイツに侵入、と同時に東ドイツで反乱が発生した。アメリカ、カンサス・シティの外科医ラッセル・オークス(ジェイソン・ロバーズ)は、娘マリリンから恋人とボストンに行くと聞かされる。カンサス・シティの南40マイルにあるハリソンヴィルのダールバーグ家では、長女デニーズが恋人のブルースと日曜に結婚するので、その準備に追われていた。家へもどったラッセルは、妻のヘレン(ジョーガン・ジョンソン)とTVを見ながら話しあう。「1962年のキューバ危機の時みたいね」「あんなことにはならんさ」。ウィリアム・マッコイ1等兵は、休暇のために帰宅していたが、またホワイトマン空軍基地へもどる。ジム・ダールバーグ(J・カラム)は、子供たちと一緒に地下室に水、食糧を運び込む。カンサス・シティの西38マイルにあるローレンスの大学病院に向う途中で、ラッセルは核シェルターへの避難命令を伝えるラジオ放送を聞く。町はパニック状態と化し、基地から戦略爆撃機が、サイロからICBM(Intercontinental Ballistic Missile 大陸間弾道ミサイル)が飛びたっていった。大学教授のジョー・ハクスリー(ジョン・リスゴー)は大学で、30分以内にソ連のミサイルが飛来することを知る。午後3時38分、カンサス・シティで核ミサイルが爆発した。熱風がビル、樹を破壊し人々は一瞬のうちに死亡。ガレキの下で断末魔のうめきが聞こえた。ローレンスの大学病院についたラッセルは、助手のサムやナンシー看護婦(ジョベス・ウィリアムス)の協力を得て救護活動を開始する。ダールバーグ家に被爆した学生のスティーブン(スティーヴ・グッテンバーグ)がやってきて、彼も一家と同じ地下室に避難する。長い時間がたった。ダールバーグ一家は、崩れ落ちた教会で行なわれたミサに参加。途中で倒れたデニーズをジムがローレンスの大学病院へ運んだ。ラジオから『我々は敗北していない。現在は停戦が成立、再建に努力しよう』という大統領の声明がながれる。不足する水や食糧をめぐって各地で暴動や掠奪が起こった。ジムは難民に射殺され、大学病院ではナンシーが殉職死し、放浪の末に病院にたどりついたウィリアム1等兵も力尽きて死亡した。体力が急速に落ちて来たラッセルは、死を悟り自宅にもどることにした。自宅はガレキの山だった。その中に焼けただれた婦人用の時計を発見した。ヘレンのものだ。そこへ1人の老人が近づき、オレンジをさし出す。無言のまま2人は抱きあうのだった。

 ということで今日のお話はここまで。昨日も関口宏のサンデーモーニングの中で、張本勲が「核兵器は絶対いかんのですよ。」ということ(この方は日本のプロ野球関係者の中では唯一、「直接被爆したための」被爆者手帳を持っています。この際に姉を亡くしています。)に「あっぱれ!」と思う中、今週も頑張りましょという次第です。
(せやね~、あんなのは絶対いかんわね、ミーシャ。)

(注釈)戦略防衛構想(Strategic Defense Initiative SDI)
1980年代、レーガン政権当時にアメリカで計画された軍事計画、俗にスター・ウォーズ計画とも言われます。衛星軌道上にミサイル衛星やレーザー衛星、早期警戒衛星などを配備、それらと地上の迎撃システムが連携して敵国の大陸間弾道弾を各飛翔段階で迎撃、撃墜し、アメリカ合衆国本土への被害を最小限に留めることを目的にしていました。しかし、「双子の赤字」に苦しむアメリカには、巨額の費用がかかる中で実戦配備の目処が立たない中、ソ連のゴルバチョフ政権誕生をきっかけとした緊張緩和と軍縮路線が加速。SDI構想は次第に存在意義を失い、冷戦終結と相前後して、自然消滅に近い形で中止されました。
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