フランケンの逆襲

 さて今日はお仕事、しかし昨日はまぁ色々とありまして、大阪の埋め立て地の球場に13000人入って周辺道路は大渋滞になったとか、台風一過で猛暑になったとか、そんな中でも伊豆の山奥で動物除けの電気柵が漏電して、2人感電死したというのにびっくりした私。バラエティ番組なんかでよくありますが、家庭用の電気コンセントでウサイン・ボルトじゃなかった100ボルト(V)、3相式(ピンが3本あるやつ)で200Vですが、俗に交流電源で50mAで死亡します。(ということはオームの法則により、100Vでも致死量の電流が流れることになります。電圧=電流 × 抵抗 というあれですな。わからない方は中学校の理科の教科書を見てみましょう。)ということで、今日は月曜日、プールのお話。3枠目の今週は「選手」、こんな方の登場です。
(これ、アンタも電気ショックを喰らってみるか?全くもう、怪し~いネタしかせ~へんのやから、ミーシャ!)

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 今月はこの方。1988年のソウル五輪、女子200m個人メドレー、女子4×100mリレーの金メダリスト、ダニエラ・フンガー(Daniela Hunger 旧東ドイツ → ドイツ)という方です。1972年3月20日、旧東ドイツ、東ベルリン生まれ、1988年、ソウル五輪では東ドイツ代表として出場。200m個人メドレーと、4×100m自由形リレーの2種目で金メダル。「人殺し種目」と言われる400m個人メドレーでも銅メダルを獲得。その4年後の1992年、ドイツ統一後最初のオリンピックとなったバルセロナ五輪でも、4×100mメドレーリレーの銀メダルをはじめ、3つのメダルを獲得しました。

 しかし、この当時の東ドイツは統一後に明らかになった「ドーピング疑惑」のため、彼女も他の選手同様、ドーピング絡みの報道の矢面に立つことになります。また彼女の所属クラブ、ディナモ・ベルリンは体制側(「ディナモ」とはラテン語で『力』(英語読みでは『ダイナモ』)、この場合は所有者が警察(「シュタージ」(Stasi)といわれる悪名高い東ドイツの秘密警察です。)から来ています。旧共産圏で「ディナモ」と付くクラブはほとんど警察と何らかの関わりがあります。)にあったことから、1998年にそのドーピングをめぐって大騒ぎになりました。また、このシュタージは国外に出る事が多いスポーツ関係者に注目し、多くの情報提供を強要しました。フィギュアスケートのスター選手、カタリーナ・ヴィットは統一後に出版した自伝の中で、自らもシュタージの協力者にさせられ、同時に私生活が厳しく監視されていた事を告白しています。
 
 そして、東ドイツが崩壊してドイツ統一が実現すると、トップ選手達は国家の庇護を外され、一転して劣悪な競技環境に置かれました。(また、深刻な用具不足に悩まされており、一線級の選手でも十分に足りる量を賄えるわけではありませんでした。)ドイツが統一され、東ドイツ体制下での国家や各機関、あるいは個人の行動が改めて調査されると、国際大会での好成績を挙げるための国家による組織的なドーピング行為がトップ選手達に対して、同意・強制・無告知(ここで「無面接」とやってしまってはいけません。)など様々な形で行われた事がバレて行きました。また、ドーピングを強要された選手達が健康被害が苦しんでいる事も明かされ、統一後もドイツ各地で競技指導を続けていた旧東ドイツ出身のコーチの多くは強い非難を浴びながらその職を失うことになりました。その一部はドイツを離れ、世界各地に職を求めたのですが、これはドーピング技術の拡散にもつながりました。(ここで噂になったのは「中国」です。)

 ということで今日のお話はここまで。今週末は名古屋に行く予定ですが、その前にしておくことはという次第です。
(ほれ、暑いけど、無理せんようにね、ミーシャ。)
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