標高1マイル

 さて昨日は何とかお仕事で1発当てまして、来週は出張その他でこのお話を書けなくなる分、ちょっと詰めて書いている「パラノイアな」私。今日は水曜日、巨大建造物のお話。1枠目の今週は「野球場」、今月はこんなお話です。
(これ、最近書くことを手段と目的に取り違えてへんかな、ミーシャ?)

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 今月はこちら。コロラド州の州都、デンバーにあるコロラド・ロッキーズのホーム球場である「クアーズ・フィールド」です。 1995年に開場。収容人員50000人の球場です。元々デンバーは野球熱が高く、30年以上にわたってメジャー球団を誘致してきましたが、1993年にロッキーズが誕生して、同年観客動員が大リーグ記録の448万人。それ以降も、1998年まではメジャーでもトップの観客動員を記録し、2001年まではシーズン観客動員が300万人を超えるメジャー屈指の人気球団でした。(試合数の差がありますが、年間300万人を動員できるのは日本では阪神タイガースとけしからん某全国紙球団ぐらいなものです。)そのため当初は43800人収容の予定だったが、この凄まじい観客動員を考慮して50445人収容に上方修正されました。

 レフトにそびえるスコアボードの向こうにはロッキー山脈を一望できるメジャー随一の景観を誇ると同時に、1マイルという高地にあるため打球が飛びやすいというのもこの球場の大きな特徴です。高地で気圧が低いため空気抵抗が少なくなり、結果として打球の飛距離が伸びます。球場自体はかなり広いのですが、そのため長打も出やすく、それを減らすべく外野手が後ろに守れば前に落ちる安打も増加するといった具合で、フライボールピッチャーにとっては鬼門となります。その一方で、クアーズ・フィールドでのホームラン数の多さの原因はその標高ではないとする研究も存在します。この理由からこの球場での試合は乱打戦になりやすかったが、それを是正するべく2002年以降はボールに加湿処理を施して打球が飛び過ぎないようにしています。(ボールに加湿処理を施すこと自体は、MLB機構もボール品質保持のために認めていますが、事前の許可が必要です。)ロッキーズは、2002年に無許可で加湿器を使用したため、MLB機構の調査を受けました。その後、2007年シーズンより、試合球はすべての球場で同条件で管理することとなりました。(この球場でノーヒット・ノーランはただ1度だけですが、その際には雨が降っていました。これにヒントを得ています。ちなみに達成したのは野茂英雄(当時ドジャース)です。)

 また名物が座席の色。通常は緑色ですが、3階席20列目の座席だけがロッキーズのチームカラーである紫色になっています。その高さが正確な標高1マイル(1601m)です。そして、この球場は建設途中に恐竜の化石が見つかったことがあります。もともと、コロラド山脈の周辺は化石の宝庫と呼ばれているところ(映画「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」を参照。インディ博士がボーイスカウトでコロラドの洞くつ探検に行った際に盗掘者と出くわすくだりがあります。)ですが、その際に球場名を「ジュラシック・パーク」(有名な恐竜が出てくる映画ですな。)とする案も出ました。ロッキーズのマスコット、ディンガーは恐竜ですが、この出来事がその由来です。

 ということで今日のお話はここまで。お仕事をさっさと片付けまして、ピシッと終わりましょという次第です。
(ほれ、きっちりやっときや、ミーシャ。)
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