運命の日没

さて愛するタイガース、昨日はきっちり勝ちまして、何と何との単独トップに立ったことにグフフのフ。ただ、お仕事は今イチの私。今日は木曜日、テニスのお話。4枠目の今週は名勝負百選、もうすぐ始まるウィンブルドンから、こんな試合のお話です。
(これ、あんまし無理したらいかんよ、ミーシャ。)

1996年7月4日、ウィンブルドンの女子シングルスの準決勝、結果はこうでした。

シュテフィ・グラフ 6-2 伊達公子
             2-6
             6-3

第1シードのグラフ、ここまではきっちり勝ち上がって来ました。1か月前にローマで敗れた新星ヒンギスを4回戦でKO,難敵と言われるノヴォトナを準々決勝で勝って失セット0で上がってきました。一方の第12シード、伊達公子は1回戦こそ2セットで勝ったものの、その後の4試合では1セットずつ落としています。しかし前年覇者のマルティネス、強打のピアースに勝ってここまで来ました。そして直前の東京、フェドカップのラウンドでは初めて伊達が勝っています。ましてや今回のコートは天然芝、ボールは芝の葉に乗って滑ります。世間の予想はライジング(ボールのバウンド直後を打つ打ち方、相手の力を逆用できるため、芝生では若干有利になります。)を多用する伊達公子の方が有利になるかもしれない、とはいえ腐っても鯛、世界ランク1位のグラフ相手で1回勝った位では自信にはならないが故にどうするのか?という予想でした。

そして試合は始まり、序盤はグラフのペース、グラフが6-2で取りまして、第2セットに入りました。ここでも2-0、そしてこのセットの第7ゲーム、伊達が5-2とリードしたところでちょっと笑えるネタが起こります。そのくだりはこんな所。

とある客 「シュテフィ、僕と結婚してくれるかい?」(Steffi, Will you marry me?)
グラフ  「あなた、お金いくら持ってるの?」(How much money do you have ?)

場内は大爆笑。この年グラフは実父の脱税騒ぎを抱え、ほとんどのスポンサーが降りたという金銭的な問題を抱えていました。そんなこんなが影響していたわけではありませんが、伊達はここから6ゲーム連取で6-2と1セット・オール、さてこれからという所でここで何と日没サスペンデットになります。試合は翌日の午前11時(日本時間 午後7時)からということになりました。

 そして迎えた翌日の最終セット、この試合はNHKがゴールデン・タイムのニュースを潰して、生中継していました。しかし最後はやっぱりグラフ、世界ランク1位の実力で伊達を6-3で振り切ったのでした。、「タラ」「ネバ」のお話になりますが、「もしも、あのまま試合をやっていたら…?」という質問に伊達はこう答えています。

「チャンスはあったかもしれません。いい試合ができたとしても勝てたかどうかは難しいと思います。」

「試合の流れを完全につかまれた相手」にさえ「勝てるという確信がしなかった」と言わせる力というのは女王の真骨頂だと思います。また、この試合を見てテニスを始めたという方も多いかもしれません。(当時の中学、高校生、今の20代後半から30代初め、1980年代初めから中盤生まれの方ですな。)

 ということで今日のお話はここまで。来週はちょっと番外になります、かなり絵柄が出てきますので、文章はちょっと長くなるかもしれません。
(アンタの文章が長いのは今に始まったことやないんよ、ミーシャ。)
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