青いベストセラー

 さて昨日はテレビでピアノを見ていて、ミスタッチが少ない方が勝ちという番組で全て1ケタ回数のミスで終わらせたピアニストに凄~いとか思っていた私。今日は日曜日、ミニカーのお話。2枠目の今週は「F1」、今月はこんなお話です。
(これ、アンタがやったら、ミスだらけやろね。せやけど、あの小学生は凄かったね~、ミーシャ。)

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 今月はこちら。ルノーが2002年に17年ぶりにフル・ワークス体制で戻ってきた後、2005年には初めて世界チャンピオンになりました。そして2連覇に向けて送り込んだ「ルノー R26」(2006年)です。2006年から新たに投入された2400cc、V8エンジンという大きく変わったエンジン規定に対して、前作R25に比べてノーズが幅広となり、その高さが若干下げられました。そして、マシンの外観で目立つもう一つの変更点がサイドポンツーンのエアインテーク。下方に向けて大きく絞り込まれるスキャルプヘアじゃなかったスキャロップド処理が、R25よりも更に極端になっています。なお、この絞り込みは10気筒から8気筒へダウン・サイジングした(間違っても、この長いお話に必要とされるわけではありません。)ためにエンジンの発熱量が下がったことで可能になったものですが、冷却の厳しいトラックでは前年までのようなシャークルーバーを設けたサイドポンツーンも併せて使用されました。

 リアカウルは全体的にシェイプアップされた。カウル後端に至ってはエンジンブロックも覗き見ることが難しい程に大きく絞られ、R25では大きく膨らんでいたコークボトル周辺のカウリングもR26ではきれいに削られています。また、V8エンジンへの移行に伴ってエンジンカウルも極限まで絞られており、エンジンやギアボックスを収めるために大型のバルジ加工が施されました。そして、リアウイングについてはメインプレーンの中央部が湾曲して持ち上げられたバージョンも使用され、これは今までの3Dウイングのトレンドとは逆行するデザインともなりました。この年は、一部のチームにフレキシブル・ウィング疑惑が持ち上がり、ルノーもそのリアウイングが疑惑を持たれていました。

 そして大きく影響したのが、マス夫さんじゃなかったマス・ダンパーと呼ばれる「慣性ダンパー」がシーズン途中で禁止されたこと、ルノーはこれを秘密兵器として搭載していましたが、その効果は絶大でした。これはおもりとばねを使った制震装置で、一般には市販車のサスペンションや高層建築の免震構造などに普及しています。ルノーの場合はサスペンションではなく、ノーズコーン内部に垂直におもりを吊り下げ、上下にバネを挟んだ装置を使用していると推測されました。路面のバンプを乗り越える際、車体とおもりの上下動がずれることでピッチングを相殺し、車高を維持してダウンフォース発生量を安定させる効果があります。(現在のF1では「J(イナーター)ダンパー」として、標準装備になっていることがほとんどです。)

 この年もルノーは絶好調。中盤までにそこそこのマージンを稼ぎまして、という所で「出る杭は打たれる」、マスダンパーが違法ということでここで出てきた「腐っても鯛」「そこのけ、そこのけ、お馬が通る」のフェラーリが猛追、しかし、最後の鈴鹿で悪夢のエンジン・ブローで辛くもタイトルを守ったというシーズンでした。なお、この年を持って12年続いたマイルド・セブン(JT 日本たばこ産業)との関係を終了させています。

 ミニカーはサンクスの「鈴鹿レジェンド」(4)(2013年)より、それをデカールその他で加工しています。そして「数字フェチの」 私が語る、この車の諸元はこんな所で…。

車名          R26

デビュー        2006年
全長          4800mm
全高           950mm
全幅          1800mm
ホイール・ベース    3100mm
トレッド(前)     1450mm
    (後)     1400mm
車重           605kg(燃料、ドライバー含む)

エンジン        ルノー RS26
形式          水冷レシプロ V型8気筒 DOHC4バルブ
総排気量        2400cc
ボア×ストローク    84×52.6(mm)(推定)
Vバンク角       90度
最大出力        780馬力/11,500rpm(推定)
圧縮比         11.5(推定)
燃料噴射システム    マニュエッティ・マレッリ社製 デジタル電子制御
点火システム      マニュエッティ・マレッリ社製 電子制御

燃料          エルフ
オイル         エルフ

駆動方式        後輪駆動方式
変速機         前進7速 セミ・オートマチック縦置き(+後退1速)
差動システム      ZF社製 リミテッド・スリップ・デファレンシャル

シャシー        カーボン・コンポジット・モノコック
サスペンション(前)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プッシュ・ロッド(+トーション・バー)
       (後)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式プッシュ・ロッド(+トーション・バー)
ブレーキ        APロッキード社製 4輪ベンチレーテッド・ディスク
ステアリング      ラック・アンド・ピニオン
タイヤ         ミシュラン
ホイール        O.Z 13インチ
燃料タンク容量     203リットル

デザイナー       ボブ・ベル/ティム・デンシャム
ドライバー       フェルナンド・アロンソ/ジャンカルロ・フィジケラ

 ということで、今日のお話はここまで。今日は車の点検、町内会の廃品回収その他、ドタバタの1日になりそうです。
(ほれ、忘れもんがないようにしときや、ミーシャ。)
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