全天候の功罪

 さて今日で年間目標の90%を超えるわよと言う中で、みんなで叩き出した90%超え、そして月末までで95%乗せれば、超高級焼肉が、交渉次第で転がり込んでくる中、今日も真面目にお仕事、でも雨にちょっと打たれて、ウチの車もちょっと迷彩塗装になったのがグスン、グスンという「天罰な」私。今日は木曜日、テニスのお話。1枠目の今週は「名品」、日本において、テニスのあり方を変えたとまで言われる、こんなテニスコートのサーフェス(表面)のお話です。
(これ、今日もアンタの話は、この長~い前フリから始まっていくわけやね、ミーシャ。)

tennis.jpg

 日本においては屋外のテニスコートのほとんどがこれですが、日本とオーストラリア、ニュージーランドにおいて広く普及しているコート。その他の地域ではかなり稀なサーフェスです。各社の呼び名は様々で、代名詞たる「オムニ・コート」(住友ゴム工業)の他に、スパックサンド(東レ)、ダイヤサンド(三菱化成)などがあります。人工芝に砂をまき、適度に摩擦を軽減しています。1990年代に急速に普及し、日本における公営コートはほとんどこの「砂入り人工芝」となりました。今月はこのお話です。(なお、東レは砂の入っていない完全人工芝のコートサーフェス「スパックターフ」を開発、女子の「東レ・パンパシフィック・オープン」で採用されていましたが、このサーフェスは世界最速のコートサーフェスです。)

 クレーコートに近い使用感というのが売りだが、ベースはハードコートであり、最も疲労感が強い。(これは砂の入っていない人工芝と天然芝でも言えます。)球足は硬式テニスではハードより遅く弾まない。ソフトテニスではクレーより遅く、弾道は少々低め。天候に左右されないという点においては他のサーフェスを圧倒しており、真の意味での全天候(オールウェザー)コートといえます。雨の多い(また降雪、地震、火山も多い、また平地も少ない、こんな所に1億2000万人も住んでいるなんて、世界的にも珍しいと思うんですが…。)日本において、頭痛の種だった大会運営の負担が飛躍的に軽減されました。また硬式テニスとソフトテニスの共存が日本のテニスにおける特異な事情ですが、その妥協点としての存在でもあります。(硬式プレーヤーはハードを好み、ソフトテニスプレーヤーはクレーを好む傾向にあり、しばしば対立する)ただし、ソフトテニス専用のクレーコート・砂入り人工芝コートも存在します。そして何と言っても「維持費の安さ」、一番高いのは「天然芝」ですが、それは別格としても他のコートに比べても破格値で安いんです。

 しかし、砂入り人工芝は、その滑りやすさ、及び引っかかり易さから怪我も多く、日本以外では砂入り人工芝コートで行われる硬式テニスの公式戦はほぼ皆無であること、またディフェンシブなプレーに向くこのサーフェイスのおかげで、ハードヒッターは出てくるものの、国際舞台で活躍するには物足りない「攻めの甘さ」を露見する要因になっており、ジュニア育成の障壁ともなります。さらに使用済みの人工芝は産業廃棄物となり世界の潮流と逆行しています。硬式テニスのジュニア育成に力を注いでいる組織はこれらの問題点を強く意識しており、環境面からもジュニアの底上げを図っている。実際、テニスの名門であり数多のプロが輩出した有名クラブ、学校のコートはほとんどがハード・コートです。(ホントを言えば、ごまかしの利かないクレー・コートが一番いいんですが、日本は雨が多いという気候上、ハード・コートが次善になります。)

 私もあまり、このコートは好きではありません。ボールは見にくい、砂の入っているところとは言っていない所でバウンド、滑り方もまるで違う、雨上がりは伸びないなど、とはいえ、年配の方にはいいみたいです。ということで今日のお話はここまでに…。
(これ、アンタは言うとったね、「ゾンビみたいにのた打ち回るクレー・コートが好き!」って、せやけど、アンタみたいなんが、ゾンビみたいに出て来られたら、現世は終わってしまう「カタストロフな」事になってしまうと思うんやわ、ミーシャ。)
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