油の道

 さて寒い、寒い朝、昨日の反動か、やたらと早い時間に目が覚めた「時計の狂った」私。また新車のパーツの注文についての回答がやたらのらりくらりということにそろそろ怒りの日が付きそうな今日は水曜日、巨大建造物のお話。3枠目の今週は「サーキット」、今月あったフェラーリのファン感謝祭「フィナーリ・モンディアーリ」からこんなサーキットのお話です。
(これ、アンタは「時計が狂った」やなくて、人間も狂い倒してんやないの、ミーシャ?)

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 今月はこちら。アブダビにある「ヤス・マリーナ」です。ヘルマン・ティルケの最新作として登場したこのコース、全長は5554mでコーナー数は21あります。マリーナを周回するモナコの魅惑さを有し、コース脇には5つ星のホテルが併設されています。当初はコースの一部にマリーナ沿いの公道を使用する予定でしたが、この計画は廃止されて完全なトラック型のサーキットを建設することとなりました。ターン18から19にかけては、隣接するヤス・マリーナ・ホテルの建物の下を通過するというユニークな設計となっています。 また7コーナーのヘアピン観客席の向こうには、屋内テーマパーク「フェラーリ・ワールド」の巨大な屋根があります。

 F1カレンダーの中でもまれな反時計(左)回りのコース(代表例はイモラ(イタリア)、インテルラゴス(ブラジル)などです。)であるヤス・マリーナのピットレーン出口はトンネルを通過するという特殊なレイアウト。ピットレーンは、入口では右へ分流し、ストレート右側にピットが配置されているが、その後サーキット本線を地下し、合流は左からという特異な構造になっています。

 ヤス・マリーナ・サーキットがF1カレンダー入りを果たしたのは2009年、初開催ながらシーズン最終戦の舞台という大役を務めた。太陽の下でスタートし、日没をはさんでナイトレースへと移行する初のグランプリとして開催されたアブダビGP。日没時の暗さを避けるため、人工照明はスタート時からともされました。また新素材の衝撃吸収材が使用されているため、近年完成したサーキットの中ではランオフ・エリアが非常に狭いのも特徴です。そのため全体的にスタンドと客席が近くコンパクトな形になっています。

 2本のロングストレート(1200mあります。)を備えているにも関わらず、オーバーテイクが難しいサーキットのひとつと言われています。2010年、アブダビGPではチャンピオン決定戦として注目されながら、バトルシーンの少ない行列レースに終始して不興を買ったために、翌年に向けてコースレイアウトの変更も検討されたが、DRS(注釈)の導入によりオーバーテイクが容易になったため見送られました。しかし2つのDRSゾーンが連続しているため、2つ目のストレートでオーバーテイクをし返されてしまうシーンが多々見られました。

 なお、このフェラーリのファン感謝祭「フィナーリ・モンディアーリ」ですが、去年まではヨーロッパ域内のサーキットで行われていました。(一番多かったのはムジェッロ(イタリア)、2010年と2012年はスペイン、バレンシアで行われました。)今年は史上初めてヨーロッパ域外で行われました。やる中身はこんな所です。
(1)関係者によるパーティ  フェラーリ、ならびに「コルセ・クリエンティ」の年間表彰式、そして首脳陣がシーズンを振り返ってということでお話をします。
(2)フェラーリ・チャレンジ  フェラーリの箱車のワンメイク・レースの年間最終戦、ならびにオールスター戦をやります。
(3)F1コルセ・クリエンティ 型落ちのF1マシンを購入したオーナーが自分のマシンを走行させます。(フェラーリの場合、正規ディーラーでの新車購入者の特典として、2年以上たったF1マシンを購入することができます。)
(4)F1デモ・ラン       フェラーリのF1チームがレギュラー、リザーブ・ドライバーを動員してF1を走らせます。この時の担当はテストチーム(2軍)のメカニックではなく、世界中回っている1軍のメカニックが本番同様に組み上げています。シューマッハの時代にはどえらい数の観客が押し寄せたことも…。

 ということで今日のお話はここまで。もう今年もあと2週間という所ですが、取りこぼしがないようにということで、今日も一日、がんばりましょという次第です。
(ほれ、風邪ひかんようにね、ミーシャ。パパがえらい事になっとるからさぁ)

(注釈)DRS ドラッグ・リダクション・システムのことでF1のリヤ・ウイングのフラップを電動で動かして、メインエレメントとの隙間が拡大せる事によりウィング本来の機能が無効化され、ダウンフォースの発生がキャンセルされる結果、ダウンフォースに比例する空気抵抗も減少し、抗力の少ない状態で車速が伸びることになるという仕掛けです。元々は抜きつ抜かれつが少ないことを問題視したFIAがその対策として比較的開発費の低い手法で、より安全にオーバーテイクを演出させる手法として考案しました。鈴鹿サーキットの場合、ホームストレートのみこの機能を使う事が出来ます。
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