23年ぶりのFR

 さて昨日は中古車センターに行ったものの、その中古車センターは移転工事中のためにそのままスタスタと帰ってきた私。今日は日曜日、ミニカーのお話。12月の1枠目に戻りまして「市販車」、今月はこんな車のお話です。
(あそこは有名やったからね~、パパもビックリやったでしょ、ミーシャ。)

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 今月はこちら、「550 マラネッロ」(1996年)です。フェラーリのフラッグシップは現在のF12まで、すべて12気筒エンジンを積んでいますが、そのエンジンは当初前に積まれていました。1973年(昭和48年)、365GT4/BBの登場の際に、エンジンは後ろに積まれるようになりました。それから512BB、テスタロッサ、512TR、F512Mと代を経てきましたが、全てエンジンは「後ろ」に積まれていました。そしてその23年後の1996年、再び復活したFR(フロントエンジン・リヤドライブ)(決して「不倫」(Furin)の「連鎖」(Rensa)ではありません。)レイアウトを採用して、新しいフラッグシップ・モデルとしてニュルブルグリンクでデビューしました。

 フェラーリ旧来の鋼管スペースフレームにアルミ製2シーターボディを架装、456GT用5.5リッターに更なるブラッシュアップを加えた65度V型12気筒 DOHC48バルブエンジンを搭載しています。2シーターのピュアスポーツに搭載されるに当たって、V12ユニットはドライサンプ(注釈)化され、2段階可変のバリアブルジオメトリー・インテーク、可変排圧エキゾーストなど最新のハイテクノロジーと、アルミ鍛造ピストン、チタンコンロッドなどF50譲り、つまりF1GP譲りのテクノロジーが採用されました。これらのデバイスでパワーは「走る不動産」F40をも上回る485PSに達し、マキシマムスピードは320km/hをマークした一方、フィオラーノ・サーキットに於いては、当時のミドシップ・フラッグシップのF512Mより遥かに速いタイムを記録したと伝えられました。オールアルミ製のクーペボディはフェラーリ伝統のピニンファリーナ製で、デザインモチーフには275GTBなど、かつての傑作V12フェラーリが選ばれたといわれています。

 FRの利点には「前輪は舵取り、後輪は駆動とそれぞれ役割分担がされているので効率的で高い馬力にも対応できる。」「FF(フロントエンジン・フロントドライブ)(間違っても「フォーカス」(Focus)と「フライデー」(Friday)のことではありません。)車よりも重量配分に優れる。」などがあり、短所は「エンジンと駆動輪を結ぶプロペラ・シャフトがあるため車内にそれを通すためのスペースが必要になるゆえの居住性」「FF車よりもその分のパーツがいるため割高になる」などがあります。代表例としてはトヨタ・クラウン、メルセデス・ベンツのSクラスなどがあります。なお、BMWは今までFF車を作ったことはありません。(メルセデスもそうでしたが、最近のA、B、CLAクラスなどはFFです。)

 ミニカーはサンクスのフェラーリ(6)(2009年)から、そして「今日も出るのよ」その諸元はこちら。

車名          550 マラネッロ

デビュー        1996年
製造          1996年~2002年
全長          4550mm
全高          1277mm
全幅          1935mm
ホイール・ベース    2500mm
トレッド(前)     1632mm
    (後)     1586mm
車重          1690kg

エンジン        フェラーリ ティーポF133
形式          水冷レシプロ V型12気筒 DOHC4バルブ
総排気量        5473.9cc
ボア×ストローク    Φ88×75.0(mm)
Vバンク角       65度
最大出力        485馬力/7,000rpm
最大トルク       58.0kg-m/5,000rpm
圧縮比         10.8
燃料噴射システム    ボッシュ社製 モトロニック M5.2 電子制御
点火システム      マニュエッティ・マレッリ社製 電子制御

駆動方式        後輪駆動方式(FR)
変速機         前進6速 マニュアル縦置き(+後退1速)
差動システム      リミテッド・スリップ・デファレンシャル

シャシー        鋼管スペース・フレーム
サスペンション(前)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式 
       (後)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式
ブレーキ   (前)  ベンチレーテッド・ディスク
       (後)  ベンチレーテッド・ディスク
ステアリング      ラック・アンド・ピニオン
タイヤ+ホイール(前) 8.5J×18+255/40ZR18
        (後) 10.5J×18+295/35ZR18
燃料タンク容量     114リットル

ボディ・スタイル    2ドア・ベルリネッタ
乗車定員        2名

 ということで今日のお話はここまで。とはいえ、最近では10代続く車も珍しくなりました。日本車で上げますと…。
(現在も続くものは)
トヨタ クラウン(1955年(昭和30年)~)  現在のものは2012年に登場した14代目です。
トヨタ カローラ(1966年(昭和41年)~)  現在のものは2012年に登場した12代目です。
日産 スカイライン(1957年(昭和32年)~)現在のものは2014年に登場した13代目です。
次のモデルチェンジで10代続くのはトヨタではカムリ(2016ないし17年?)、ランドクルーザー(2018年?)、ホンダ・アコード(2018年?) などがあります。
(過去のものは)
トヨタ コロナ(1957年(昭和32年)~2001年(平成13年)) 最終は1996年(平成8年)に登場した11代目です。
日産 セドリック(1960年(昭和35年))~2004年(平成16年))最終は1999年(平成11年)に登場した10代目です。
日産(プリンス) グロリア(1959年(昭和34年)~2004年(平成16年))最終は1999年(平成11年)に登場した11代目です。(初代は日産と合併する前のプリンス自動車が独自に作ったものです。)
日産 ブルーバード(1959年(昭和34年)~2001年(平成13年)) 最終は1996年に登場した10代目です。
9代まで行ったのはトヨタ・マークⅡやセリカ、ホンダ・シビック、マツダ・ファミリアなどがありました。

 ミーシャの「カボチャの馬車」計画。そろそろ最終段階に入ってきましたが、公開は来年の2月くらいになりそうです。
(これ、アンタのノロケ話を聞いてるヒマはないんやわ、全くもう!さっさと朝ご飯食べてしまいや、ミーシャ。)

(注釈)ドライサンプ  エンジンの潤滑方式のことで、通常の車はエンジン下部にオイルパン(オイル溜まり)を設けそこからオイルを供給しています。(ウェットサンプと言います。)しかし重心位置を下げる事が命題のレーシングカーやスポーツカーはオイルパンが邪魔になります。そこで別体のオイルタンクを設けそこからオイルを圧送する手段を用います。長所としてはオイルパンが不要になるための重心の低下、オイル温度の安定化が図れる、オイルが遠心力で偏る心配もなく安定した潤滑が期待出来るなど、短所はポンプで吸い上げるということから、非常に複雑で部品も多く必要になり、重たくもなりますし、場所もとりますし、その部品が故障することのリスクがあります。
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