最後の最初

 さてお外は雨。そんな中で今日も真面目にウケないお話を書いている「まめ助な」私。今日は日曜日、、ミニカーのお話。2枠目の今週は「F1」、最終2戦はポイント2倍とかいう、まるでどこぞのスーパーのようなアホなルールに首を捻りつつも、今月はこんなお話です。
(せやね~、日曜日はラ×フは2倍やったね、ミーシャ。)

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 今月はこちら。フェラーリが初めてF1で勝った車、「375F1」(1951年)です。F1世界選手権が始まったのは1950年(昭和25年)からですが、その前、1930年代にはナチス・ドイツの威信を担うメルセデス・ベンツとアウト・ウニオン(後のアウディです。)のモンスターマシンが大活躍したが、第二次世界大戦によりグランプリは中断を余儀なくされました。そして終戦後の1946年、国際自動車連盟(FIA)の国際スポーツ委員会(CSI)は戦前のグランプリカーとヴォアチュレット(フランス語で車という意味です。)をもとに新たな規格を制定し、エンジン排気量が「自然吸気式4500cc、過給式1500cc」のマシンをフォーミュラカーレースの最高峰クラスに位置づけました。はじめはフォーミュラAと呼ばれたがフォーミュラ1(F1)という呼称のほうが定着し、その後正式名称となりました。

 1947年に新規定下でグランプリが再開されるとイタリアのアルファ・ロメオが無敵を誇り、次いで新興のスクーデリア・フェラーリが台頭しました。フェラーリは戦前にアルファ・ロメオチームの監督だったエンツォ・フェラーリが創設したチームであり、いわば親子関係の対決でした。1949年には主要なグランプリのうち何戦かを選手権レースに指定し、総合ポイントにより年間王者を決めるというF1世界選手権構想が固まり、翌1950年からの開催が決まりました。当初、選手権タイトルはドライバーのみに与えられ、マシンについては遅れて1958年からコンストラクター部門が制定されました。

 そんなこんなでフェラーリは次期主力となる自然吸気エンジンの開発を進めていました。自然吸気エンジンは過給エンジンに比べると出力では劣るが、燃費が良いためレース中にピットインして再給油する回数を減らすことができるというメリットがありました。(現在でもピットに入る回数の多い、少ないで結果が変わってきますね。)エンジンの開発はアウレリオ・ランプレディが担当し、排気量を段階的に増やしていく方法を採りました。そしてレギュレーション上限の4500ccまで拡大した完成形が375エンジンです。車名はこのエンジンからとられています。(フェラーリの場合、エンジン排気量の数字を車名にするのは市販車、F1共に慣例です。)これらはランプレディ・エンジン(別名:ビッグブロック)と呼ばれ、レース用スポーツカーや高級GTカーにも使用されました。迎えた1951年にはシリンダーヘッドの新設計、点火系のツインプラグ化により最高出力が380馬力に向上した。イギリスGPでフロイラン・ゴンザレスの乗る375F1が常勝アルファロメオ・159を破り、フェラーリの記念すべきF1初勝利を実現しました。

 その際にエンツォ・フェラーリが残した名言がこちら。

 "私は自分の母親を殺してしまった"

 元々エンツォ・フェラ-リはアルファ・ロメオの販売会社を開く傍ら、同志を募り、独自のレーシングビジネスを立ち上げ、 セミ・ワークスチームとして公式チームの出場しないレースでアルファロメオを走らせる、その会社こそが今に続くスクーデリア・フェラーリです。そして袂を分かって以後、初めてアルファ・ロメオに勝ったことでこの名言が生まれました。それ以降、「フェラーリの歴史はF1の歴史」「フェラーリあってのF1」と言われるようになりました。

 ミニカーはダイドーのもの、それをちょっと修正しています。そしてお約束の諸元はこちら。

車名          375F1

デビュー        1951年
全長          3937mm
全高           960mm
全幅          1428mm
ホイール・ベース    2320mm
トレッド(前)     1270mm
    (後)     1278mm
車重           720kg(燃料、ドライバー含む)

エンジン        フェラーリ ティーポ
形式          水冷レシプロ V型12気筒 SOHC2バルブ
総排気量        4493.73cc
ボア×ストローク    80×74.5(mm)
Vバンク角       60度
最大出力        330馬力/7,000rpm
圧縮比         11
燃料噴射システム    ウェーバー社製
点火システム      マニュエッティ・マレッリ社製
燃料          シェル
オイル         シェル

駆動方式        後輪駆動方式
変速機         前進4速 マニュアル縦置き(+後退1速)
差動システム      ZF社製 リミテッド・スリップ・デファレンシャル

シャシー        アルミチューブ・フレーム
サスペンション(前)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式
       (後)  独立懸架 ド・ディオン式 板バネ
ブレーキ        4輪ドラム
ステアリング      ウォーム・アンド・セクター
タイヤ         ピレッリ
ホイール        16インチ
燃料タンク容量     195リットル

デザイナー       アウレリア・ランプレディ
ドライバー       アルベルト・アスカーリ/ルイージ・ヴィロレージ

 なお、都合3年半にわたってご紹介してきたフェラーリ「F1」はこの回で最後になります。長い間でしたが、読んでいただいた皆様に感謝いたします。来月からは「この枠止めます。」ということではなく、新しいネタが始まりますんで、ご期待のほどをという所で、今日の所はここまでに…。
(これ、「この枠止めます。」って言うといたほうがええんやないの、ミーシャ?世間のためにもさぁ)
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