世界最大の博物館

 さてお外はちょっと雨、そんな中で何やら良からぬ「妄想」をしていて、危うく階段を踏み外しかけた私。今日は木曜日、テニスのお話。今週は「番外」ということで、テニスにまつわるこんな場所のお話です。
(これ、アンタは「階段」だけやなくて、「人生」も踏み外してるんやないの、ミーシャ?)

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 アメリカ東部、ボストン近郊のロードアイランド州ニューポートという町に「国際テニスの殿堂」(International Tennis Hall of Fame)なる世界最大のテニスに関する博物館があります。とはいえ出来たのは1954年と比較的新しいもので、ニューポート市に残る19世紀の社交クラブの建物「ニューポート・カジノ」に入居しており、7000点を超える名物品が展示され、長いテニスの歴史に触れることができます。殿堂内では、年間を通じて数々のイベントも催されます。(有名どころでは毎年の殿堂入りする方の選考、そして後述するトーナメントです。)毎年の殿堂入り選手は、最近では1月中旬頃に決定され、殿堂入り式典は7月第2週ごろ、ウィンブルドン選手権終了直後に開かれます。

 そして先述のトーナメント、日本語では「テニスの殿堂選手権」(Hall of Fame Championships)と呼ばれますが、1977年からATPツアーに組み込まれており、この年以降、ウィンブルドン選手権の翌週である7月上旬から中旬にかけて開催される、グラス(芝生)コートシーズン最後の大会として定着している大会です。大会期間中には、毎年1月に発表されるその年殿堂入りを果たした人物達の表彰式が執り行われます。特筆すべき点として、大会がATPツアーに組み込まれた1977年以降、シングルス部門において大会第1シードの優勝が一度もなかった(2011年大会では第1シードのジョン・イスナーが優勝し、35年間続いたこのジンクスは破られています。)という、一種のジンクス(開催地のニューポート・カジノに因み、「Curse of the Casino=カジノの呪い」「Curse of Top Seed=トップシードの呪い」等と呼ばれています。)が生まれている点が挙げられます。これはATPツアーの歴史においてこの大会の格が一貫して低く、ATPワールドツアー・マスターズ1000やATPワールドツアー500シリーズの様にトップ選手の出場が義務付けられた大会ではないことや、大会の同週に男子国別対抗戦デビスカップのワールドグループ準々決勝等が行われるため、各国代表に選出された選手は必然的に今大会への出場が不可能になる点、トップ選手を始めとする多くの選手が既に直後に控える北米ハードコート・シーズンに備えて動き出すため、サーフェスの違うこの大会へのエントリを避ける傾向にある(世界ランク10位以内の選手が出場した例はこれまで一度も無く、第1シードが決勝に進出した例も3度しかありません。)事等が、シード選手とノーシード選手との実力差が少なく番狂わせを多く生むこの大会の特色の一因となっています。

 ということで今日のお話はここまで。今日はお休みですが、いつものようにドタバタとする中でアッという間に過ぎてしまいそうです。
(ほれ、踏み外したらいかんよ、ミーシャ。)

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