赤と青

 さて愛するタイガース、最近負けが込んできた中で、そろそろ次期監督のうわさがチラホラする中、昨日は最後の最後に左足をつった「土壇場に弱い」私。今日は日曜日、ミニカーのお話。2枠目の今週は「F1」。今月はこんな車のお話です。
(ほれ、その「ガラスの後ろ脚」はどないかせんといかんよ、ミーシャ。)

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 今月はこちら。「158 F1」(1964年)というモデルです。車名の「158」とは1500cc、V型「8」気筒という所からついています。(フェラーリの場合、シリンダー1本の容積、もしくはこのようにシリンダーの数と排気量を組み合わせた3ケタ数字を車名とするパターンがほとんどです。例外として市販車では「F40」(創立40周年から)、「ラ・フェラーリ」、F1では「641」(開発社内コード番号)、「F200×」(西暦の年数)などがあります。)

 1964年、フェラーリは2度目のコンストラクタータイトルと、5度目のドライバーズタイトルを獲得しましたが、これにはシーズンを通して見事な腕の冴えを発揮したジョン・サーティースの技量が大きく貢献していました。マウロ・フォルギエリが設計したV8エンジンは、軽量コンパクトを特徴とし、ダイレクト燃料噴射を備えます。スペースフレームシャシーは前年モデルの発展型。シーズンが開幕するや、158F1はコンスタントに得点圏内でフィニッシュし、ドイツとイタリアGPでは見事優勝を収めています。 またこのジョン・サーティースという人物は史上唯一、2輪と4輪の両方で世界チャンピオンになった人物です。

 ただ、この年はこの車にはもう1つ別のエンジンが載っていました。「1512 F1」と呼ばれるもので、排気量は1500ccですが、平行してバンク角180度のV型12気筒エンジンを搭載するモデルでした。後にこのエンジンは1970年代に結実する水平対向12気筒(ボクサー)路線の原点となりました。翌1965年にもこのモデルは使用されますが、12気筒モデルがメインになります。しかし、世界チャンピオンの連覇はなりませんでした。

john-surtees-nart-158-mexico.jpg

 そしてこの車はある事で有名になります。それは題目の通り、「青い」ということですが、フェラーリはイタリアのナショナル・カラーである赤い車体(ロッソ・コルサ)ですが、1964年シーズンの終盤2戦は「青に白いストライプ」という珍しいカラーリングで登場しました。これはちと政治的な理由なのですが、スポーツカー世界選手権用に開発した250LMがGTカテゴリに公認されなかったことに不満を抱き、イタリア自動車協会に競技ライセンスを返上するという抗議活動を行ったためです。しかし、チャンピオン獲得の可能性のあるF1を欠場する訳にはいかず、終盤戦のアメリカGP、メキシコGPでは北米のディーラー系チーム、ノースアメリカン・レーシングチーム (N.A.R.T.) の名義でエントリーしました。(この時から、フェラーリの「カタカナ3文字の自由業の方」的な抗議(ロビー)活動がたま~に登場します。一番エグかったのは「637事件」(1985年)です。)

 ミニカーはダイドーのもの、それをチョロチョロといじってます。そしてお楽しみの諸元はこんな所です。

車名          158F1

デビュー        1964年
全長          3950mm
全高           768mm
全幅           697mm
ホイール・ベース    2380mm
トレッド(前)     1350mm
    (後)     1350mm
車重           490kg(燃料、ドライバー含む)

エンジン        フェラーリ ティーポ207
形式          水冷レシプロ V型8気筒 DOHC2バルブ
総排気量        1489.631cc
ボア×ストローク    56×50.4(mm)
Vバンク角       180度
最大出力        220馬力/12,000rpm
圧縮比         9.8
燃料噴射システム    ルーカス社製
点火システム      マニュエッティ・マレッリ社製
燃料          シェル
オイル         シェル

駆動方式        後輪駆動方式
変速機         前進5速 マニュアル縦置き(+後退1速)
差動システム      プラングナー式 リミテッド・スリップ・デファレンシャル

シャシー        鋼管スペース・フレーム+アルミ・セミ・モノコック
サスペンション(前)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式
       (後)  独立懸架 ダブル・ウィッシュボーン式
ブレーキ        4輪ディスク
ステアリング      ラック・アンド・ピニオン
タイヤ         ダンロップ F1
ホイール        13インチ
燃料タンク容量     140リットル

デザイナー       マウロ・フォルギエリ
ドライバー       ジョン・サーティース/ロレンツォ・バンディーニ

 という所で、今日もちょっと蒸し暑くなりそうですが、ゆっくりお休みを過ごしましょということで今日の所はここまでに…。
(これ、アンタもグ~スカ寝てんやないんよ、全くもう。というて、アンタはホントに「早起きさん」なんやけどね。コロちゃんも言うとったよ、「早起きさんに10回なると、アイスが1本もらえるんだ~」ってね。)

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