哲人28号

 さて最近、私の処遇に悩む割には案外、あっさり方向性が見えてきた「カイロな」私。まさに「待てば海路の日和あり」という言葉を地で行く中身ですが、とりあえず今日は木曜日、テニスのお話、4枠目の今週は名勝負百選、今回はこんなお話です。
(これ、その「待てば海路の日和あり」ということわざはそんな意味合いやなかったはずやけどね、ミーシャ。)

 今月はこちら。名勝負の中でも屈指の試合、炎と氷、静と動、全く正反対の2人がやったら、こうなりましたという1980年のウィンブルドンの男子シングルス決勝、結果はこうでした。

 ビヨルン・ボルグ     1-6      ジョン・マッケンロー
                7-5
                6-3
             (16)6-7(18)
                 8-6

 第1シード、ボルグは3回戦と準決勝で1セットずつ落としていますが、それでもほぼ危なげなしの試合展開でここまで勝ち上がってきました。ボルグは重いトップスピンを軸にボールを打ち続けるタイプです。これで4連覇中なのですが、世間はこう考えていました。

 「ボルグを倒せるのは、左利きのネットプレーヤーだろう。」

 そこで出てきたのが、第2シード、2回戦でフルセット、さらには準々決勝、準決勝とシード選手との連闘を制して上がってきましたジョン・マッケンロー、左利きのネットプレーヤー、そしてプロ転向3年目と勢いに乗って決勝まで勝ち上がってきました。第1セット、マッケンローはボルグのサービス・ゲームをことごとくブレークして、なんと6-1でこのセットを取ってしまいます。こうなると先手必勝のマッケンローがこのまま押し切るかというところですが、そこはそれ、世界ランク1位のボルグ、王者の貫禄からか第2、第3セットをそのまま奪い返し、運命の第4セットに突入します。このセットはタイブレークまでもつれ込みますが、そのタイブレーク、ポイント7-6でボルグがリード。(6-6以降は2ポイント離すまで、決着はつきません。) 再びチャンピオン・ポイントが訪れました。サーブで前にでたボルグのバックサイドにマッケンローはリリターンを返します。ボルグの苦手なボレーはネットに引っかかって。ガッツポーズをするマッケンロー。コートに転がるボルグ。このときの土壇場の力に今後の彼の活躍を疑うものはいませんでした。しかしタイブレークはつづき11-10、ボルグ4度目のマッチポイント。 マッケンローのショットはネットにあたりポトリとボルグのコートに落ちました。(これはちょっと嫌なものです。)5度目のチャンピオンポイントもマッケンローの華麗なボレーに阻まれます。両選手とも譲らず、華麗なショットの応酬でついに16-16、さすがのボルグもマッケンローの粘りと怖いものなしの若さに押されたのかついに16-17とリードされ、苦手のボレーをネットにかけてしまいました。これで22分の死闘のタイブレークをマッケンローが制し、スコアーは2-2のタイになりました。こうなると「追いついた方ががぜん有利」、勢いに乗って押し切るかと思われましたが、ボルグは自信を取り戻し、ゲームカウントでついに7-6とリードし、マッケンローのサービスゲームも15-40、ゆっくりとため息をつき、独特なフォームから繰り出すマッケンロー。いつものように冷静に待ち構えるボルグ。サーブはセンターに決まりました。ネットに出てコートセンターに深くボレーを打つマッケンロー。 ボルグの最高の両手のバックハンドがクロスに突き刺さりマッケンローのラケットは空を切りました。その瞬間、ボルグの5連覇が決まりました。

ということで今日のお話はここまで。来月からは多少、気が楽になる部分はありますが、その裏でを気になる次第です。
(まぁそないに言わんでも、置かれた場所で花は咲くんよ、ミーシャ。)
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