0-2からの…。

 さてお仕事はヒ~コラ。暑さにもヒ~コラの中、頭の中を山下久美子がワンワン流れる「タイム・スリップした」私。今日は木曜日、テニスのお話。4枠目の今週は「名勝負百選」、今月はこんなお話です。
(これ、山下久美子ってえっらい古いネタ持ってくるんやね~、ミーシャ。アンタの話はスリップしっ放しやけどさぁ。)

 2014年9月6日のUSオープン 男子シングルス準々決勝、結果はこうでした。

ロジャー・フェデラー    4-6     ガエル・モンフィス
                 3-6
                 6-4
                 7-5
                 6-2

 第2シード、フェデラーは3回戦で1セット落とした以外はストレート・セットでここまでの4試合を勝ち上がってきました。一方、対戦した第20シード、モンフィスは、この大会4回戦まで、1セットも落とさずに準々決勝に乗り込んできていました。

 フェデラーのイライラは、モンフィスの予測しにくいスタイルや、不規則に吹いていた風の影響もありました。そして、この試合の第1セットの立ち上がり、最初のサービスゲームで、フェデラーに2度のブレークチャンスを許してしまいます。 フェデラーの第1セットのファースト確率はたったの50%。(プロ・レベルでは70%ないと苦しいと言われています。)気合十分のモンフィスはストロークを粘ってフェデラーのミスを誘い、弱弱しいバックハンドの返球に対しては容赦なくフォアの強打を叩き込みます。フェデラーは第5ゲームで3回のブレイクポイントをしのぎましたが4回目はしのぎきれずモンフィスがブレイクしてそのまま第1セットを先取します。

 第2セットも第1ゲームで長いデュースの末モンフィスにブレイクを許してしまいます。フェデラーは途中で確実性を重視したサーブにしてきましたが威力も速度も落ちたサーブにやられるようなモンフィスではありません。第9ゲームをブレイクしてこのセットも奪いました。不安定な立ち上がりにも関わらず、最初の2セットを連取したモンフィスが、1セットも落とさずフェデラーを倒して、準決勝に進むのでは・・ という雰囲気も会場内を覆った第3セット。ネットプレーを多用したフェデラーに、モンフィスは2度のブレークを奪われ、この全米オープンで初めてセットを落としてしまいます。しかしその後も苦しむフェデラーを追い詰め、ついに4-5、15-40までこぎつけました。フェデラーの切り札であるファースト・サーブはコントロールを完全に失っていて、ここからフェデラーが挽回するのは難しいように見えました。

 この場面でフェデラーはリスクを覚悟でこの試合唯一勢いのあったフォアハンドで勝負に出ます。1本でもミスしたらそれで試合終了の中、フェデラーのドライブ・ボレーに対してたまらず1本ミスするモンフィス。そして30-40からは決死のフォアハンドがモンフィスのバックサイド、一番深い場所に突き刺さりウィナーとなりました。見事に2本のマッチポイントを凌ぎきりました。結局、フェデラーがこのゲームをキープして5-5とすると、今度はモンフィスの番です。気落ちするモンフィスを攻めてまたしてもデュースまでは持ち込めたフェデラー。しかしモンフィスのサーブが炸裂してまたしてもしのがれたかと思われましたが、今度はボレーを決めて再びデュース。根負けしたモンフィスが連続でダブル・フォールトを犯してしまいフェデラーがついにブレイク、試合は決しました。こうなると追いついた方が有利になります。最終セットは気持ちの切れたモンフィスがどんどんエラーを積み重ねて自滅しフェデラーが勝利しました。フェデラーにとってはキャリアで9度目の逆転勝ちですが、最初の2セットを落とした状態から残り3セットを連取するのは、そう簡単ではありません。特に、近年「5セットマッチ」で行われる大会は、「グランドスラム」だけですし、ビッグトーナメントにおいて勢いを削がれる最初の”2セットダウン”は、どの選手にとっても「残り3セットを勝ち取る」事については至難の業となるのです。

 ということで今日のお話はここまで。こんな逆転勝ちをしてみたいなと思いつつ、今日はゆっくり寝ることにしましょ。
(これ、アンタがこれをやるのは100年早いよ、ミーシャ。)
スポンサーサイト
プロフィール

ミーシャ

Author:ミーシャ
FC2ブログへようこそ!

コアラの時計

by Animal Web Clock
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
FC2カウンター
最新記事
最新トラックバック
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
検索フォーム