危険な代役

 さて昨日の朝のニュースを見て、その後の状況に進展のない事態にちょっと気になる私。何のことかわかった方はわかったと思いますが、ミヒャエル・シューマッハのスキー事故、意識不明の重体というニュースに腰を抜かした方は多いかと思いますが、今日はそこから映画のお話に絡めて、「番外」ということで「スタント」について考えてみたいと思います。
(せやね~。あのニュースは私もビックリやったわ、ミーシャ。)

 俗に「スタントマン」という言い方をすることが多いスタント・パーソン(Stunt person)という方がいます。主に映像作品で俳優の代役として危険なシーンの撮影をする人物を指します。スタントは大まかにボディー・スタント(殺陣含む)とカー・スタント(ボンドの鉄板ですな。)と分かれており、ボディー・スタントは俳優の吹き替えだけではなく、スタント・パーソン本人が役者として出演する事も多いんです。「吹き替え」と同じような意味にとられがちですが、似て非なるものです。

 危険を伴う派手なアクションの場面を行う役柄ですが、そのために保険(生命保険)への加入が拒否されたり、高額な保険料を要求される非常に危険性の高い職種です。スタント・パーソン用の保険もあります。ここから派生し、日本で特に発達した役柄としてスーツアクター(特撮ヒーロー番組などで、着ぐるみを着用し、戦闘アクションを担当する俳優)があります。

 ちなみにスタント1本のお値段は?と言うと…。
ジャンピング・ロールオーバー  150万円前後  車をジャンプさせてから同時にひねりも加えるスタント。ハリウッド映画などでよく見るアクションシーンです。日本でも『西部警察』などで、よく見かけました。
シーダイブ           120万円前後  シーチキンじゃなかった海へ車で突っ込むネタ。海に飛び込んだ後も、実際の撮影ではカメラが回っているため、すぐ脱出するわけにはいかないそうです。ちゃんと酸素ボンベはついていますが、長い時では15分ほど待たされることも…。
ハイフォール          100万円前後  炭酸水を使うお話ではなく、読んで字のごとく「高所飛び降り」ネタです。(決して「自殺」してはいけません。)昔からあるスタントですが、一番怖くて危険性の高い仕事だといわれています。代表例は「007 ゴールデンアイ」の冒頭、ダムの上からバンジージャンプするくだりなどがあります。
全身火だるま           80万円前後  間違っても株やオネエちゃんにつぎ込んでというわけではなく、ホントに炎に包まれるネタです。耐熱、耐火ジェルを塗っていますのでほとんどヤケドすることは少ないのですが、たま~にやってしまう例はあったりします。

 ぶっちゃけた話、やり直しの利かん内容が多々あるし、万が一死亡事故(ボンドではよくやってそうなネタです。第22作「慰めの報酬」では撮影用の車を1台水没させ、最初のトンネルでの追っかけっこの大クラッシュ・シーンでも重体者1人を出しています。)なんてやったらえらいことになるわけで、制作側としても頭を捻るわけです。とはいえ観客はやたらと派手なアクションを求めたがる傾向もありまして、そのバランスに悩むわけです。

 ということで今日のお話はここまで。今年の分はこれでおしまいになります。今日は大みそか、ベルリン・フィルハーモニーのジルヴェスター・コンサート(Silvester Concert)を楽しみにしていますが、日本を含め全世界に衛星中継されますが、2010年以降、日本での放送はなくなってしまいました。日本では時差の関係で翌日、年が明けた1月1日の午前3時から5時くらいになります。皆さんもよいお年をということで、私も今日のお仕事を終わらせて、実家に帰省しています。
(ほれ、はよ帰っておいでね、ミーシャ。みんなで待っとるからね。ブランコも「ミーシャ、早く来ないかな~」って言うとったよ。)

 

 
 
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