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トーナメントの枠

 さて愛するタイガース、ほぼ絶望になったCSも含め、頭の中はヴェルディのレクイエム「怒りの日」がワンワン流れている私。今日は木曜日、テニスのお話。4枠目の今回は「ルール」、競技のルールからはチト外れますが、トーナメントの枠のお話です。

 テニスのトーナメントの場合、最小は16、最大は4大メジャーの128の枠があります。これに出場できるのは世界ランキングの上位者から順番ですが、トーナメントの表を見るとこんな印が付いている選手がいたりします。
(1)Q  間違ってもガラクタ(失礼)を作っているお爺さんではなく、「Qualifier」(クオリファイアー)、いわゆる「予選を通過した方」という意味です。この予選もそれなりの枠がありまして、結構ハードです。また当然、この予選も世界ランキングの上位者から順番です。
(2)WC 間違っても「トイレ」(Water Closet)の事ではなく、「Wild Card」(ワイルド・カード)の事で、「主催者推薦枠」の適用者という事です。例えば、自国の有望な若手選手に機会を与えるとか、客寄せパンダ的にかつての有名選手を入れてみたりとかなどです。
(3)LL 間違っても、一番大きいサイズの事ではなく、「Lucky Looser」(ラッキー・ルーザー)という言い方をします。予選のある大会では、本戦初回戦に欠員が生じた場合の補充として、ラッキールーザー(LL)をあてる。LLは予選出場者に限られ、予選最終ラウンドの敗者のランキング保持者を優先とし、抽選で順位がつけられる。ランキングは予選ドローで使用したランキングに基づく。ある意味、運の要素が強いわけですが、当然、本線の始まる日には、会場に行ってなければいけません。

 そしてよく言われるのは「シード」、トーナメントの枠の4分の1までという規定があります。そのため、現在では4大メジャーの場合、第1シードから第32シードの32人がシード選手となります。大会によって異なりますが、基本的に第1シードはトーナメント表の1番、第2シードはその反対側、一番最後の枠に入ります。後のシード選手はそれぞれの指定された位置に入ります。(必ずしも、奇数の選手/偶数の選手ばっかりという事ではない。)

 という事で、現在日本で行われているテニス・トーナメントにもその裏には予選と何とかという「裏の面」があるわけで、これがまた面白いという方もいます。という事で、今日のお話はここまでに…。
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